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(最終更新日2006年10月23日)


情報処理技術者試験について説明致します。

(New) 2004年11月試験区分出題範囲の改定が発表されました。詳細はこちらよりご確認下さい。
情報処理技術者試験は、「経済産業大臣指定」の「国家資格」です。古い歴史を持ち、コンピュータの進歩と共に、試験区分・出題内容が、改編されてきました。現在の試験は、区分が「13区分」あり、毎年、4月(春)10月(秋)第3日曜日に実施されています。特に、受験者の多い、「初級シスアド」と「基本情報技術者」については、4月と10月の両方の年2回、実施されております。また、平成17年度より、「ソフトウェア開発技術者」についても年2回実施となりました。

目 次
試験区分 試験実施内容 試験区分と出題範囲
相対難易度予想 実務から見た情報処理技術者試験のステップアップ

●試験区分 ※出題範囲については、2004年11月に追加更新されております)
NO 試験区分とスキル標準 実施
時期
応募者数 合格率 想定されるITエンジニア
1 システムアナリスト 約6,000 約 8% 経営戦略を実現するための「情報戦略立案」「システム化の全体計画及び個別システム化の計画・策定」を行い、システム開発のプロジェクトを支援して「結果を評価」する人材を想定。
2 プロジェクトマネージャ 約15,000 約 7% システムのプロジェクト管理が出来る人材を想定。具体的には、「プロジェクト計画の立案」を行い、「要員・コスト・納期・システム品質」等の管理を行い、プロジェクトを円滑に運営する人材を想定。
3 アプリケーションエンジニア 約20,000 約 7% 上記のプロジェクト計画に従い、システムの「要件定義・分析」「システム設計」「テスト計画策定」を主に行う人材を想定。
4 テクニカルエンジニア
(ネットワーク)
約54,000 約 8% 情報システムのインフラとなる「ネットワークの構築・運用・保守」を行う人材を想定。
5 テクニカルエンジニア
(データベース)
約24,000 約 8% システム開発の外部設計書よりデータベースの「概念設計」「論理設計」「物理設計」「データベース運用管理」を主に行う人材を想定
6 テクニカルエンジニア
(システム管理)
約13,000 約 7% 情報システムの運用において、「運用管理」「移行管理」「障害管理」「性能管理」「セキュリティ管理」を主に行う人材を想定。
7 テクニカルエンジニア
(エンベデッドシステム)
約4,000 約10% マイクロプロセッサ等の設計・開発が出来る人材を想定。
8 テクニカルエンジニア
(情報セキュリティ)
約29,000 約7% 情報セキュリティに関する脆弱性や脅威を分析・評価し、それらのリスクを回避・防止するため対象に求めるべきセキュリティ要件の定義、実装を主に行う人材を想定。
9 ソフトウェア開発技術者 約80,000 約12% システム開発の外部設計書を忠実に理解して、「内部設計」「プログラム設計」「高度なプログラム開発」「テスト」を主に行う人材を想定。
10 情報セキュリティアドミニストレータ 約42,000 約13% 情報セキュリティの基本的知識を持ち、「セキュリティポリシーの作成・実施・分析・見直し」「セキュリティ監査」を主に行う人材を想定。
11 上級システムアドミニストレータ 約7,000 約 8% ユーザ部門で情報システムの活用についての情報化リーダとして、企業内の「業務改革」「業務改善」を行う人材を想定。
12 システム監査技術者 約8,000 約 7% トップマネジメントの視点より、情報システムが「経営に貢献しているか」を様々な視点より、「調査」を行い、「理想的システムの提案」「問題解決のための改善勧告」を行う人材を想定。
13 基本情報技術者 約135,000 約16% システム開発工程において、「プログラム設計」「プログラム開発」「単体テスト」を行う人材を想定。
14 初級システムアドミニストレータ 約120,000 約30% 企業内において、部門内などの「情報化をエンドユーザの立場より推進する」人材を想定。
2004年11月に公開された「午前・午後の出題範囲の追加項目」については、こちらよりご確認下さい。
受験者数・合格率等については、こちらよりご確認下さい。(試験センター公表)

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●試験実施内容 (午前50問の区分は55問変更されました)
NO 区分 午前 午後T 午後U
1 システムアナリスト 55問の4択より選択
のマークシート
左記3区分は同じ問題
3問
記述式
小論文
2 プロジェクトマネージャ 3問
記述式
小論文
3 アプリケーションエンジニア 3問
記述式
小論文
4 テクニカルエンジニア(ネットワーク) 55問の4択より選択
のマークシート
3問
記述式
事例解析
5 テクニカルエンジニア(データベース) 55問の4択より選択
のマークシート
3問
記述式
事例解析
6 テクニカルエンジニア(システム管理) 55問の4択より選択
のマークシート
3問
記述式
小論文
7 テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム) 55問の4択より選択
のマークシート
3問
記述式
事例解析
8 テクニカルエンジニア(情報セキュリティ) 55問の4択より選択
のマークシート
3問
記述式
事例解析
9 ソフトウェア開発技術者 80問の4択より選択
のマークシート
6問
記述式
記述式
10 情報セキュリティアドミニストレータ 55問の4択より選択
のマークシート
3問
記述式
記述式
11 上級システムアドミニストレータ 55問の4択より選択
のマークシート
3問
記述式
小論文
12 システム監査技術者 55問の4択より選択
のマークシート
3問
記述式
小論文
13 基本情報技術者 80問の4択より選択
のマークシート
7問
マークシート
--
14 初級システムアドミニストレータ 80問の4択より選択
のマークシート
7問
マークシート
--
合格基準
午前」 IRT理論を使用したスコア(200〜800スコア)で、600スコア以上で合格
午後T」配点よりスコア(200〜800スコア)へ換算して、600スコア以上で合格
午後U記述式、事例解析」配点よりスコア(200〜800スコア)へ換算して、600スコア以上で合格
午後U小論文」A B C D の4段階の評価を行い、Aのみ合格

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●試験区分と出題範囲 下記は情報処理技術者試験センターのIT共通知識体系です)
分野 システムアナリスト プロジェクトマネ|
ジャ
アプリケ|
ションエンジニア
ネットワ|
デ|
タベ|
システム管理 エンベデッドシステム 情報セキュリティ
テク
情報セキュリティ
アド
上級シスアド システム監査技術者 ソフトウェア開発技術者 基本情報技術者 初級シスアド
コンピュータ科学基礎                       ○V ○U  
コンピュータシステム ○U ○U ○U ◎U ○U ◎U ◎V ○U ○U ○U ○U ○U ○T ○T
システム開発と運用 ◎V ◎V ◎V ○U ○U ◎V ○U ○U ○T ◎U ○U ○U ○T ○T
ネットワーク技術       ◎V   ○U ○U ◎V ○U     ○U ○T  
データベース技術         ◎V ○U   ○U       ○U ○T  
セキュリティと標準化 ○U ○U ○U ○V ○U ○U ○U ◎V ◎V ○U ○V ○U ○T ○T
情報化と経営 ◎V ◎V ◎V           ○U ◎V ◎U   ○T ◎T
監査                 ○U   ◎V      
○は出題範囲で、◎は重点分野です。T、U、Vは技術レベルです(UはTを含み、VはUを含みます)

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●初級シスアドを「100」とした場合の相対難易度予想 ( 私の見解であることをご了承下さい )
前提条件 区分 難易度予想
情報処理技術者試験 表計算やインターネットの経験がある 初級シスアド 100
基本的なプログラムとプログラム設計の経験がある 基本情報技術者 200
複雑なプログラムと内部設計の経験がある ソフトウェア開発技術者 400
ネットワークの構築・運用管理と情報セキュリティの知識がある 情報セキュリティアドミニストレータ 350
ネットワーク構築・運用管理の経験がある テクニカル(ネットワーク) 450
データベースソフトの設計(概念設計、論理設計)経験がある テクニカル(データベース) 420
制御システムやファームウェアの開発経験がある テクニカル(エンベットシステム) 420
ネットワークの構築・運用管理と情報セキュリティの知識がある テクニカル(情報セキュリティ) 450
システムの運用管理の経験がある テクニカル(システム管理) 500
企業内での業務改革、業務改善の経験がある 上級シスアド 600
システム監査の経験がある システム監査技術者 680
上流工程の要件定義、システム設計の経験がある アプリケーションエンジニア 650
システムのプロジェクト管理の経験がある プロジェクトマネージャ 680
戦略的情報システムの提案と経営の知識がある システムアナリスト 700
ドットコム インターネットの経験がある .com Master★(シングルスター) 70
ネットワーク構築経験がある .com Master★★(ダブルスター) 180
ネットワーク構築・運用経験がある .com Master★★★(トリプルスター) 280
J検 パソコンの基本的操作が出来る J検 3級 30
パソコンの基本操作とインターネットの情報収集が出来る J検 準2級 50
アルゴリズム、「データベース・表計算」 Or 「プログラム設計・C言語」の経験がある J検 2級 90
システムの設計・開発、及び構築の経験がある J検 1級 300

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●実務から見た情報処理技術者試験のステップアップ
職種 スキル目標(実務内容) 情報処理技術者試験のステップアップ
利用者 システム利用者
のスペシャリスト
企業の基幹システム・情報システム(データウェアハウス)を利用する立場で、エンドユーザーに対して適切な指示・助言を行い、EUCの推進と共に、自らEUDを行い、システム管理を適切に行えて、企業にとって有益な業務改善を提案出来るエンジニア。
(1) 初級システムアドミニストレータ
(2) 情報セキュリティアドミニストレータ
(3) テクニカルエンジニア(システム管理)
(4) 上級システムアドミニストレータ
初級シスアドにより、EUCの推進するための基本的知識を獲得し、情報セキュリティアドミニストレータより、システム運用において情報セキュリティを理解し、企業内でのセキュリティポリシーの策定・実施・指導教育・評価が行え、テクニカル(システム管理)より、システムの障害・性能・移行管理などを行える知識を獲得し、上級シスアドより、既存業務に対する適切な業務改善・改革を提案出来るスキルを獲得します。
PG リーダー
ブログラマー
システム開発の場面で、使用する開発ツールに精通しており、且つ開発工程のプログラミングについてプログラマーへ対して適切な指示を出し必要に応じて助言・アドバイスが出来るエンジニア。
(1) 基本情報技術者(CASL以外)
(2) テクニカルエンジニア(テータベース)
(3) ソフトウェア開発技術者
基本情報技術者により、プログラマーとしての資質を確立します。続いて、昨今のシステムでは、データベースを使用しないシステムはまずあり得ません。よってデータベースの設計とSQL文のスキルを高めます。そして、ソフトウェア開発技術者より、リーダープログマーとして高度なアルゴリズムの修得と、内部設計を中心としたSEの第一歩を目指します。
SE SE システム開発の場面で、スペシャルSEが策定したシステム計画策定書をもとに要件定義→外部設計→内部設計(コンポーネント設計)が行え、データ中心アプローチオブジェクト指向アプローチ(UML)を修得しているエンジニア。
(1) テクニカルエンジニア(テータベース)
(2) ソフトウェア開発技術者
(3) アプリケーションエンジニア
テクニカル(データベース)より、概念モデルの設計技法について修得し、ソフトウェア開発技術者より、内部設計のアプローチとプログラマーへの指示が適切に行えるアルゴリズム能力を獲得し、アプリケーションエンジニアより顧客が理解しやすい要件定義書・外部設計書の作成が行えるスキルを獲得します。
スペシャルSE 昨今のIT化では、単なる業務の効率化だけでなく、経営戦略を理解した上での情報戦略の必要性が益々高まっています。経営陣と同じ視点でコニュニケーションができ、経営戦略を実現するための情報システムの提案・構築が行え、システム開発では、プロジェクト全体を適切に管理でき、システムの上流工程の設計が行えるエンジニアであり、また、システムが適切かどうか判断出来るシステム監査の能力を有して、必要に応じて、システム監査提案書の策定が行えるエンジニア。
(1) テクニカルエンジニア(ネットワーク)
(2) テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)
(3) テクニカルエンジニア(データベース)
(4) アプリケーションエンジニア
(5) プロジェクトマネージャー
(6) システムアナリスト
(7) システム監査
企業の基幹系・情報系システムは、多くの場合ネットワークで繋がれており、リレーショナルデータベースによりデータを管理しております。このような背景から、テクニカル(ネットワーク、情報セキュリティ、データベース)より上記を分析・提案出来るスキルを獲得し、アプリケーションエンジニアより、上流工程(システム分析・要件定義・外部設計)の知識を獲得し、システム開発の現場に置いて最高責任者としてプロジェクト全体を効率的に管理出来、システムの品質管理、コスト管理、スケジュール管理、要員管理、仕様変更管理等が適切に行えるスキルを獲得し、システムアナリストより、企業の経営戦略実現のための戦略的情報システムの計画・立案のスキルを獲得し、システム監査より、システムが適切がどうか判断出来るシステム監査の計画・実施、及び監査報告書の作成が出来るスキルを獲得します。
ITエンジニア共通能力
上記の4種類の職種のITエンジニアの共通知識として以下のものが必要です。

●文書作成能力
上記職種において、提案書・企画書、システム設計書、運用マニュアル等の多くの書類が発生します。各職種についてこれらの書類を作成するに当たり文書作成能力が必須のものと思われます。注意点としては、誰に対する書類であるかにより、読み手が理解出来る「言葉」で表現する必要があります。そのような現状においてOfficeツール(Word Excel PowerPoint)を使いこなすことは必須のものです。

●プレゼンテーション能力
最近はどの企業にとってもプロジェクターがほとんど用意されております。対顧客、対上司、対部下に対してプロジェクターを使用したプレゼンテーション能力は必須のものです。

●コニュニケーション能力
上記職種において、多くの回りの方々とのコニュニケーションなくては、エンジニアとしては、どんなにITスキルがあろうと、結果的に良い成果物は発生しません。特にシステム提案書やシステム設計書は、対顧客、対プロジェクト要員との、意思疎通が出来て初めて成立するものです。「聞く能力」「話す能力」「提案する能力」は必須のものです。

●マネジメント能力
職場内でのコニュニケーションが出来て、初めてマネジメント能力がつきます。仕事を管理する能力、部下を管理する能力、職場環境を整える能力、そして、自分自身を管理する能力、これらは、管理職の重要な仕事の1つと言えます。ホウレンソウと言われる「報告」「連絡」「相談」がキーワードです。部下から尊敬されない上司は、この部分において能力不足と言わざる得ません。
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ここでのご質問はこちらよりお願い致します。


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