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ここでは、これから、「初級シスアド」を受験する方のための「合格への近道」について私なりの見解を記載させていただきます。そもそも、「初級シスアド」とは、企業などの、「基幹システム」とそれを管理する「システム部門」とそのシステムを利用する「エンドユーザー」の間の「橋渡しをする役目を担っています」。ですから、以下の3項目のスキルが要求されます。
(1)システム開発部門と対等に話が出来る
(2)エンドユーザーに対して、指導、アドバイスができる
(3)適切な「業務改善」を提案出来る
この3つのスキルが要求されます。
初級シスアドは、国家試験として、平成6年秋より、実施され、現在では、年2回(4月・10月の第3日曜日)で毎回、約10万人前後の応募者がいます。
受験者の皆さんは、色々な方がいるかと思いますが、初級シスアドに合格するためには、特にパソコンのスキルはなくても合格は出来ます。これから、試験対策の勉強をすれば良い訳ですから。ただ、普段、パソコンを使用して、表計算ソフト(Excel等)、データベースソフト(Access等)、インターネット等を利用している方は、合格への近道は、より早くなるかと思います。最近の合格率を見ると、25%〜30%となっています。
| 試験日 | 応募者 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
| 平成15年度春期 | 109,806 | 74,371 | 22,240 | 29.9% |
| 平成15年度秋期 | 120,108 | 88,870 | 24,589 | 27.7% |
| 平成16年度春期 | 94,804 | 66,585 | 16,703 | 25.1% |
| 平成16年度秋期 | 103,621 | 76,785 | 23,220 | 30.2% |
| 平成17年度春期 | 86,585 | 60,910 | 17,108 | 28.1% |
| 平成17年度秋期 | 89,525 | 66,597 | 18,257 | 27.4% |
| 平成18年度春期 | 75,958 | 53,413 | 15,636 | 29.3% |
| 平成18年度秋期 | 76,243 | 56,546 | 15,520 | 27.4% |
| 平成19年度春期 | 64,681 | 46,277 | 14,230 | 31.0% |
| 平成19年度春期 | 69,834 | 51,517 | 15,955 | 31.0% |
| 午前 | 午後 |
| 80問の出題で4択より選択するマークシート方式 | 7問出題で7問解答(マークシート方式) |
| 9:30〜12:00(150分) | 13:00〜15:30(150分) |
| 午前 | 午後 |
| 午前出題傾向分析 | 午後出題傾向分析 |
| No | 学習項目 | 使用テキスト | 学習内容 | 学習日数 |
| (1) | 基本事項を押える | さくさく 初級シスアド 合格マスター (日本経済出版) 1,449円 |
ここでは、「Web学習室」を利用して、まず、じっくりと読んで下さい。その上で「理解」「暗記」を繰り返します。「焦らず、毎日、2時間で、順次把握して下さい」。つまり、ここでは、簡単な「インプット学習」を行う訳です。そして、「要点ポイント」について是非ご投稿をして下さい。自分で考え、書くことにより知識が本物になります。
左記の書籍は、非常にお勧めです。初心者でも十分に理解出来るように記載されています。この書籍を利用して、初級シスアド試験のための基本を押さえて下さい。「1日2時間程度で50ページを目安としてこれを2回繰り返して下さい」。 |
20日 |
| (2) | 午後問題対策 | 初級シスアド 午後 合格教本第3版 (技術評論社) 1,764円 |
午後問題は、午前の知識が前提となって出題されます。左記テキストでは、特に午後についての必要な前提知識の把握と非常に丁寧な解説が掲載されています。ここでは、午後問題の傾向と解法ポイントについてじっくりと学習して下さい。 1日2時間の学習で、以下を前提として下さい。 (1)表計算 (5日) (2)データベース設計とSQL (5日) (3)業務分析 (5日) (4)ネットワークとセキュリティ (5日) (5)システムのテスト・運用 (5日) (6)演習 (4日) |
30日 |
| (3) | 午前・午後 問題実践 |
よく出るよく分かる 初級シスアド 「午前・午後」 問題集 (2008春) (日本経済出版) 1,554円 |
上記NO1・2で得た知識を前提とした午前・午後の問題についての、実践学習です。。左記テキストを利用して「1日2時間程度で、午前10問、午後2問ほど解いて下さい」。この際、問題が解けなかった場合があっても自信を失う必要はありません。解けた問題でも、解けなかった問題でも必ず、「解答・解説を読んで下さい」これが非常に重要です。理由は、該当問題のみの説明だけでなく、関連項目について記載があります。計算問題については、公式的に覚えて置きましょう。 付録に過去2回分の過去問題があります。午前・午後共に時間通りに解答して採点をして下さい。間違った問題については、解説をよく読んで理解を深めて下さい。 ここのセクションが終了すれば、午前・午後について、かなりの力が付いていると思われます。 |
20日 |
| (4) | 最終まとめ | 初級シスアド 予想問題集 (2008春) (アイテック) 2,835円 |
午前・午後の最後の総まとめです。左記テキストを利用して、午前と 午後について実践的なアウトプット学習を行って下さい。午前については、問題を解き、解説を熟読するということを2回繰り返して下さい。また、午後については、1問あたり、20分から25分と時間を計って解答する訓練を行って下さい。午後は、長文問題の仕様を如何に素早く把握できるかが合否の分かれ目となります。 | 30日 |
| 総論 | ||||
| 「テキスト代」の合計は、1,449円+1,764円+1,554円+2,835円=7,602円(税込み) 「学習時間」の合計は、1日2時間として、100日(約3ヶ月半)。 私は、上記のことを実行して学習を行えば、初めて受験される方でも合格の可能性は十分あると確信しております。もし、今まで、受験されて不合格だった受験者の方も上記の書籍の把握を行って下さい。私としては、上記の(1)〜(4)を学習した方は、午前80%、午後80%の力が付くものと確信します。しかも、本番の試験では、午前85%、午後80%の可能性はあります。と言うのも、午前について80%というのは、確実に正解出来た問題で、問題数としては、「64問」となります。残りの16問については4択ですから確率から言って、16問×1/4=4問は山勘でも正解する可能性はあります。従って午前は、64問+4問=68問で85%です。 |
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| 内容 | 説明 |
| 表計算 (重点分野) |
平成16年春(問7) 平成15年秋(問2) 平成15年春(問2) 平成15年春(問7) 平成14年秋(問6) 平成14年春(問7) |
| データベース (重点分野) |
平成16年春(問1) (E-R図とSQL文) 平成16年春(問5) (E-R図とDFD) 平成15年秋(問1) (E-R図とDFD) 平成15年秋(問3) (SQL文とABC分析) 平成15年秋(問4) (E-R図とSQL文) 平成15年春(問3) (SQL文とテーブル設計) 平成14年秋(問2) (状態遷移図とSQL文) 平成14年春(問4) (SQL文とテーブル設計) |
| セキュリティ関係 (重点分野) |
平成15年春(問3) 平成14年秋(問1) 平成14年春(問3) 平成13年秋(問4) |
| DFD | 平成14年春(問5) |
| シスアドとしての 業務改善・分析問題 (重点分野) |
平成16年春(問2) 平成16年春(問4) 平成16年春(問6) 平成15年秋(問5) 平成15年秋(問7) 平成15年春(問6) 平成14年秋に3題 (問3、問5、問7) |
| ホームページ関係 | 平成13年春 (アクセスログ) 平成13年秋 (画面遷移) |
| ネットワーク関係 | 平成13年春(問3) |
| 運用管理・テスト関係 | 平成15年秋(問6) (システムの受入れテスト) 平成15年春(問1) (バックアップ手順とRAID) 平成14年春(問6) (フォルダのアクセス権の設定) |
| PERT図 | 平成15年春(問4) 平成13年秋(問5) |
| 平成15年度春期試験より、初級シスアドは、基本情報技術者と同様に「600点スコア(200〜800点)」を導入しました。(JTEC) 午前は、「IRT理論」により決まり、午後は、従来通り「配点」よりスコアを算出します。 午前と午後が共に「600点」以上で合格となります。 午前と午後の足切りは基本的になくなります。つまり、午前でダメだったとしても午後で挽回して合格(またはその逆)というのはありえないということです。午前・午後ともに600点スコアをクリアーする必要があります。 この午前の「IRT理論」とは、各問に対して「難易度」を設定し、受験者の「正誤パターン」に着目し、確率的な観点よりスコアへ換算します。実際は、前述の難易度以外にも複数の設定値があるものと思われます。従って、午前は、必ずしも同じ正答率でもスコアがイコールとならない場合があります。このことを認識しておいて下さい。これは、問題によって設定値が違い且つ正誤パターンに注目しているためです。受験者が解けそうな問題については確実に正解し、且つ、受験者が解けそうにない問題について少しでも正解できるというのが合格への前提かと思います。 |
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| 下記の散布図のデータの詳細は平成16年度秋期「今回の試験の結論」にて、ご確認下さい。 | |||||||||
午前ボーダーライン(合格率40.9%)
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午後ボーダーライン(合格率49.0%)
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| 午前散布図 「253名様」 (午前の詳細はこちらよりどうぞ) | |||||||||
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| 午後散布図 「255名様」 (午後の詳細はこちらよりどうぞ) | |||||||||
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| ※過去の統計情報についてこちらよりご確認下さい。 | |||||||||
| 試験の注意点 | 内容 |
| マークシートミス | これは、絶対に避けたいことです。「午前」について、時間が余る場合がありますので、必ずマークシートチェック(5分くらい)を行いましょう。「午後」については、時間が足りないためマークシートミスの確認は出来そうもないので、確実にマークしましょう。 |
| マークシートの仕方 | 「午前」については、「1問ごとにマーク」します。「午後」についてですが、これは、「設問別にマークします」。仮に1小問ごとマークすると思考が途切れる可能性があるかと思います。 |
| 午前の確認 | 「午前」で、よく理解出来なかった問題については、必ず、問題用紙にチェックを入れて置きます。午前は通常約2時間ぐらいで80問が解けたとすると、マークシートチェックに5分要して残りの25分をチェックを付けた問題について確認することをお勧めします。 |
| 絶対にミスしてはいけないこと | 午前・午後共に、「受験番号」と「生年月日」をマークしますが、受験番号が受験票と違う場合、一切採点はされません。これは、十分に確認して下さい。 |
受験者の皆様の合格を心よりお祈り致します。質問についてはこちらをクリックして下さい。