『小川国夫』/小説家/藤枝宿・長楽寺区

 現在も長楽寺の街道沿いにお住まいになっています。 こよなく"ふるさと藤枝"を愛してらっしゃるようで、作品にも藤枝を舞台としたものや、藤枝関連のものが登場したりします。 我々が中学の時の国語の教科書にも、作品「動員時代」が載っていました。

 時折、先生の母校「藤枝東高」周辺でお散歩をしているのをお見かけいたします。。。 地元出身唯一の文豪!?
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『加藤まさを』/詩人・挿し絵画家/西益津村

 「♪月の〜沙漠を〜、遙〜々と〜・・・」 ←どんな年齢層の方にも「知らない」とは言わせません!(▼▼) ご存じ、童謡『月の沙漠』ですが、この方の作品であります。

 本職はタイトルの通り「画家さん」なのですが、この曲があまりにも有名すぎるので、この様に紹介させていただきました。(NHKが募集した「20世紀・日本のうた:TOP100/→84位」にも入選しています!)

 生まれは明治30年、作品は大正12年に発表されました。 当時は竹久夢二氏らと叙情画を広め、雑誌「少女倶楽部」には歌詞と挿し絵が掲載されています。 彼独自の画風は、少女たちの間で大好評を博したそうです。

<『加藤まさお』や『月の砂漠』という表記も多く見受けられましたが、深くは追求しておりません。。。あしからず>
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『高畑京一郎』/遅筆作家?/平島区

映画:タイム・リープ 1994年、第1回電撃ゲーム小説大賞の金賞を、デビュー作「クリス・クロス」で受賞しました! 第2作「タイム・リープ」は1997年に、佐藤藍子の初主演作として映画になりました!!(監修:大林 宣彦/監督:今関 あきよし)

 SF・ファンタジーといったジャンルの作家に分類されていますが、世界観そのものをトリックにするという点で、ある意味ミステリ作家に通じるところがあります。 淡々とした、感情に流されない冷静な描写が素敵です。。。と、どこかの解説で読んだことがあります。(^^;
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『藤枝静男』/私小説作家/藤枝町

本町4にある、小川国夫書による碑 本名は「勝見次郎」、39歳という年齢で出発した作家で、平成5年に85才で逝去されました。 本業はお医者さん(眼科医)。

 前述の小川国夫氏は、彼のことを「最後の私小説作家/風狂の人」と表現しています(いったいどんな人だったのだろう?)。 「美しい魂と共に自己を凝視し、厳しく自己表現を追求した文学者」と表現する方も居ります。 主な作品として、「イぺリット眼」、「一家団欒」、「空気頭」、「欣求浄土」、「私々小説」、「田紳有楽」、「悲しいだけ」などがあげられています。 マニアの方々にとっては、それは貴重な存在だったということが、調査していく中で感じ取られました。
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『松浦昭次』/宮大工/藤枝市内瀬戸

こちら国宝・海住山寺の五重塔 昭和4年の藤枝市生まれ。 17歳で父の跡を継いで宮大工の世界に入り、以後数十年間に渡り、全国各地の国宝(海住山寺の五重塔etc)や重要文化財(法隆寺の山門etc)などの建造物に於いて、三十以上もの修理改修に従事する。

 平成11年6月、木造建築の大工棟梁として「技術者の人間国宝」に認定され、日本木造建築の世界では正に”神様”と呼ばれている方です! また「文化財専門の最後の宮大工」とも言われているそうです。

 松浦氏は「宮大工・千年の知恵/語りつぎたい、日本の心と技と美しさ(祥伝社)」という本も執筆しており、その中で「古いものだから劣っている。古いものだから現代には通用しない。今のような忙しい時代では、そんなふうに考える人が多いのも致し方のないことでしょうが、日本の伝統的な木造建築について、そう考えるのは間違っていると言わざるを得ません。日本の木造建築は、今も世界に誇ることができる日本の宝です」と語っています。。 ん〜、重みのある”藤枝の匠”のお言葉です。
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『芳村伊十郎』/長唄唄方/左車町

2001年大祭参加の八代目 明治・大正・昭和の初めにかけて豪快な芸風で一世を風靡した、長唄名人「六代目・芳村伊十郎」。 飽波神社大祭には、一門を引き連れて出演して大祭を盛り上げ、藤枝に長唄の流行をもたらしたと言われています。

 平成十三年の大祭に、八十五年ぶりの出演を実現していただいのが「八代目・芳村伊十郎」家元! 平成十年末から藤枝にも稽古場を設けてしまったという、大の藤枝贔屓(ひいき?)で御座います。
 あぁ、ありがたや、ありがたやぁ〜 m(_ _)m
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