『志太食堂(まいどおおきに食堂)』/藤枝市青木

藤越家具の向かい側で分かるかな?  一言で表現すると「ファミレス・和風バイキング版」とでも申しましょうか?(回る寿司の逆バージョン、回る客!=料理は固定。。) 個人的には「学生食堂」の雰囲気を思い出して「ニヤリ」としてしまう。 チョット他とは違う雰囲気に、紹介してみようかな?とぉ〜

 基本的に全てセルフサービスなのが、安さの秘訣なのでしょう。 入り口を入ってすぐに、お盆を持たされ並びます。 ラインは(自称)名物の玉子焼きから始まり、揚げ物・煮物・焼き物とつながり、刺身と一緒に小鉢モノのサラダや酢の物・とろろ・納豆と、純和風メニューを好きなだけ集めます。

 最後に味噌汁とご飯を注文しますが、簡単なうどんと中華そばもあったから、麺好きの方はこちらもセレクト可能です。 殆どのメニューが100円代で、一番高額品が刺身の315円。 予算と栄養のバランスを考えて選べば、とてもリーズナブルな食事が可能ですが、食欲にかまけて手を出すと結構なお値段になるかも?

お好きなモノを、お好きなだけ! 我が家の場合、妻は「茄子の素揚げ・天ぷら・サラダ」、お兄ちゃんが「カツ煮・エビフライ(生野菜付)・ヒジキ」、娘が「イカと大根の煮物・大根切り干し・オクラ」、オイラは「豚キムチ・温泉卵とほうれん草のお浸し」、、これに皆がトン汁とご飯を付けて、合計2600円程! 一人頭700円してませんから、ディスカウント食堂の称号を与えても良いでしょう!

 ふりかけは調味料と一緒にサービスに成っていますから、お子様には便利です。 食事時は混みますが、目の前で出来立てが次から次へと乗せられていきますから、備え付けの電子レンジを使う必要も殆どありません。

 お店のポリシーは「ひとつ:まいどおおきに食堂は、ご飯をはじめおかず一つ一つがお店で手造りです。ふたつ:着色料、保存料は一切使用しておりませんので、安心してお召し上がりください。みっつ:より安く、よりおいしくをいつも心がけております。」ですから、簡単に気軽に食事を楽しみたい方に如何でしょうか!!

=補足=
・焼津:八楠食堂/静岡:インター食堂も同じフランチャイザー(親業者:Fujio Food System)であり、静岡:串家物語も同系列になるそうですぅ〜

●連絡先 = 藤枝市青木2-16-16/054-646-8501
●営業時間 = 11:00〜23:00
 <掲載:2005.06>
ページTOP

『さくらい・藤枝別館』/藤枝市田沼

藤枝駅南、アピタのすぐ側 島田市は扇町にある、本家「お好み焼き・さくらい」の文字通り『別館』で、本家ご主人のご子息「さくらいジュニア」が店長を勤めるのである。
 ジュニアさんは昨年の開店以前には、本家セカンドシェフとして大きな鉄板を前に「コテ」をふるっていた! それ以前は遠く北の地(デッカイドー北海道)で、会席料理・ステーキハウス・フレンチなどの修業を重ねた努力家でもある。

 ジュニアさんの「努力家」ぶりは、接客サービス業の要でもあるスタッフの教育や、「サービス誠心の向上」という部分に特に追力を惜しまない性格でもあるのだ。 本人の話に寄ると「味」もさることながら、一番気にしている部分とのこと! この辺においては我々も共感し、昨今サービス業がなんたるかを忘れたような、客扱いの店が多い中で「お客様は神様です」的対応はうれしいものであるぅ〜

超極太麺の焼きそば&特製お好み焼き 別館の店舗は島田本家に比べて、随分と広く五十席を数える。 店内は黒を基調としたモダンなイメージで、これまた本家とは大きく異なっている。 アルコールのお供としてのメニューが豊富ではあるが、子供連れのファミリーや女性客も多い。 カウンター席は少ないが、テーブル席や座敷席は多く、パーテーションで仕切っての宴会にも対応している。

 メニューも本家の定番「お好み焼き・焼きそば」に加えて、定食類や日替わりランチなども用意されている。 また事前に予約&オーダーしておけば、メニューにない「特別宴会料理」も味わえる。 ココに「シェフ・さくらいジュニア」の修行した技が冴えていることは、語るまでもないだろう。。。

ウッ、食べきれない。。(^-^; 昨年夏(2003.08)に開催した「oyatiti夏の会」でも、極貧予算にも関わらず「お好み焼き&焼きそば」に加え、「・ステーキ、パイ包みビーフシチュー・ガーリックチャーハン・揚げ物・サラダ」他、盛り沢山で食べ切れない程のボリュームであったぁ〜 料理内容がアルコールのお供として良〜くマッチしているため、ついつい飲みすぎてしまった次第。(~_~;) 生ビールのピッチャーが「アッ」という間に空っぽになってしまったのであ〜る。。

 藤枝駅の南口、アピタの側というロケーションにも恵まれてか、最近は「待ち」を覚悟して行かないとありつけないほど繁盛している様子。 我らoyatitiも「お好み焼き+α」な店作りがとても気に入っています。 何より、島田まで行かなくて済むようになって嬉。。。(~_~)v

●連絡先 = 藤枝市田沼1-16-12/054-636-5721/定休:木曜
●営業時間 = 昼 11:30〜14:00/夜 17:00〜22:30
 <掲載:2004.04> ←ジュニアさん、遅れてゴメンナサイ!m(_ _)m
ページTOP

『さくらい(お好み焼き)』/島田市扇町

 そもそも、「お好み焼き」などはそうそう、食いたくなるものでもなく、極たまに「ん〜ん、お好み焼きでも食いてぇなぁ〜」程度に思うのが一般的かと思うが如何か? なんというか食事としてメインディッシュ的なモノでもないし、おやつと呼ぶにはちょいとヘビーだし、でも食いたくなるのよね!たまに。。。 という訳で、高校時代に島田高校に通う友人から入手した情報(随分古いがぁ(^^;)をもとに、以前から機会があれば行こう行こうと思っていてナカナカその機会がなく、現在に至ってしまったお店「さくらい」に行って参りました。

  店内は店主とご子息(似ていたから多分そう?)が調理を行う鉄板を囲むカウンター席が8席程と、小上がり状のテーブル席が4つ。
  ランチメニューなどはないのですが、定番のお好み焼き・焼きソバ・玉子巻き各種(具材の種類や入る品数で値段が異なる)あり、定食が3種。  ランチの混雑を回避するために11:30の開店を目指し突撃したのですが、既にカウンターに二人程の男性客、オバサングループが2組先客でいらっしゃいました。

 私はお好み焼屋特有の太い麺の焼きソバが無性に食いたくて「焼きそば・4種ミックス/700円」を、妻は「モダン焼き/600円」をそれぞれオーダー! しばし待ちながら状況を観察。 人気メニューはモダン焼きと、豚ロースをソース焼きにした定食らしく、入ってくる男性客の大半はこの定食をオーダーしてました(今度はこれを食うと決めた)。 モダン焼きは女性に人気があるようです。
 出てきた焼きそばは期待通りの超極太麺(自家製麺です)と、甘辛いソースが染み込んだなんともいえないいい香り! 具材もキャベツを始め豚ロース・牛肉・小海老・イカと、これまた非常に沢山入っていて満足!! ボリュームもさることながら、味も見た目に反してしつこさは無く、程よい甘辛味! 満足致しました!!! 前述の男性客が注文時にこぞって「ご飯は半分ネ!」と注文していたのを聞いて、「なるほどねぇ〜」と納得出来る量の多さです。
妻の方も、クレープ状に伸ばしたお好み焼生地にくるまれた焼きソバ、たっぷり乗せられた辛子マヨネーズのモダン焼きのボリュームに「半分でも充分、ウプッ。。」と申しておりました。 今度は子供たちも連れてきて、定食にチャレンジしよう〜っと!!

●連絡先 = 島田市扇町11-14/0547-37-6777/定休:水曜
●営業時間 = 平日11:30〜13:30、16:30〜20:30/日祝11:30〜20:00
 <掲載:2002.08>
ページTOP

『おでんのかたやま』/志太郡岡部町内

 友人・スーさんの実家は岡部町。 かねてから「ここのおでんを食べてみて!」と熱望されていたため、一家総出で乗り込むこととなった。 昔は良く見掛けた「駄菓子屋のおでんを食す」感覚であるとのことで、一体8人が座る余裕があるものか、事前に電話で確認してみると、、、「座敷があるから大丈夫!取っておくよぉ〜」と快く受け入れて貰えた。 しかし・・・「ウチは18時には閉店だから、ゆっくりするなら17時には来ないと?」という注意事項も付け加えられる。。。(そうか、駄菓子屋感覚だけに、良い子は遅くまで外出していてはいけないのだナ?)

 メニューは「おでん/焼きそば/お好み焼き」がメイン! 中でも「おでんの」というだけあって、全て1本40円はここの売り文句!(◎O◎)/ ”コンビニのおでん”なんて問題外、値段じゃないですよぉ〜、おでんの味です!! アルバイターが「具が無くなったかナァ?」と、適当に鍋に追加される具材とは管理体制が違うのです。 常にオバチャンが四角いおでん鍋に睨みを利かせ、いつでも鍋一杯に具が満たされるようになっています。 勿論「静岡おでん」の味付けで、「味噌→からし→お粉(鰹節)→青海苔」を掛けてから食すのがベスト。 具はオーソドックスに「大根・じゃがいも・コンニャク」から始まって、変わり種で「しのだまき・しらやきetc...と全部で18種類(但し牛すじのみ注文:50円)。 中には「かつをのへそ」が有ったりして、いかにも”静岡ぁ〜”

「材料少ない時に撮らないで!」・・・だって直ぐ持っていかれて。。 基本は「自分で欲しいモノは自分で取る」バイキングスタイル(←この言葉は似合わないナ・・(^^;) たまに「それはさっき入れたばかりだから、まだ取ったらダメ!」と、オバチャンから代わりの具を強制的に与えられることもありますので、その辺はプロの目に任せましょう。 席も「鍋を囲んでワイワイ(定員6名)」とやるか、「座敷に座ってくつろぎながら(定員8名)」やるかと、入店は非常に限られたスペースとなっている。

 オバチャンは「お陰サンで私も二度テレビに出たことがあってナ(畜生、オイラは知らなかった・・)、遠くからも来てくれる人が居るんだ」と話してくれたが、席が空いてない時はゴメンナサイと謝っていた。 昔から良く知っているお客さんは、混雑時には即「お持ち帰り」に変更して、サッサと鍋から好みの具を取り出していくようです。

 焼きそばとお好み焼きは「えび/いか/肉(各280円)+ミックス(380円)」からの選択(大盛りは+100円)。 他にも「ところてん/お汁粉(漬物付)/いそべ餅/おむすび」なども有りますし、飲み物はジュースを中心に100〜250円。 夏場には「かき氷17種類(200円〜)」も始まりますので、一年中楽しめるお店となっておりますぅ〜


×連絡先 = 志太郡岡部町内谷1722-1
×場所 = 東名焼津ICから国道1号線を岡部方面へ向かい藤枝バイパスをくぐる(乗ってはいけない!)。 すぐ右手に有るサークルKの路地へ右折、400M程先の突き当たり信号を右折、更に400M先右手の赤い「おでん」のノボリを見逃すな!(駐車場は道路向かい側)
×営業時間 = 残念ながら2004年半ばに閉店してしまいました・・・
ページTOP

『料亭・あずさ』/藤枝市稲川

いかにも「料亭」という構え? 現地について、フト思い出しました! ここは以前「あずさ」と同じ経営で、もう一つ「果林」という店があったのです。 今は構造改革?を行い、ここ稲川(←ローカルです)では「あずさ」のみ、「果林」は大型スーパー「アピタ」への出店に切り替えたそうだ。 今回の格安ランチはもしかしたら「あずさ安価バージョン・果林」の名残なのではないか?と勝手に想像した次第です。。

 私が以前何度かのれんをくぐったのは「果林」の方で、実質「あずさ」は初めてでした。 建物は純和風の木造建築、多少古さは感じますがそれがまた趣を感じさせてくれます。 部屋はほとんどが個室となっており、またその部屋に行き着くまでがまるで迷路のような構造で、思わず柱に”道しるべ”を付けたくなってしまった。。

この雰囲気作りも心憎い・・ どうやらランチにも関わらず、予約のお客さんが多いようです。 そういえば入り口で「どちら様でしょうか?」と聞かれましたっけ。 勿論席さえ空いていれば飛び込みでも大丈夫! 今日はマダム六人衆との相部屋に案内されました。 余談ですが「果林」の時は大座敷に座卓が整列しており、こちらがまさに「相席」で隣との間があまり確保できなかったと記憶しています。(それで安さが売りのお店だったのか?)

 喫茶店やファミレスに慣れてしまっている私としては、店の雰囲気からは到底「¥950-ランチ」なんぞ出てこないであろうと推測してしまい、入るときも「¥950-ランチ、有ります?」、注文の際も「¥950-ランチ、お願いします!」と卑屈になるくらい連呼してしまいましたぁ〜

これだけ並んで税込\1000-! 実際に運ばれてきた料理を見て、また驚きました。 「ホントに¥950-で良いの?」 (◎o◎)
従業員の方々も教育が行き届いているようでして、お客さんへのおもてなしは丁寧です。 まさにこの空間は料亭そのもので、数多い小鉢は一度では運び切れないため、3度ほどに分けて座卓に並べられました。

 「こちらが海老の揚げ物になります、胡麻風味のソースでお召し上がりくださいませ」
 「こちらは山掛けになります、お好みでお醤油をお使いになってください」
 「こちらは”生麩(なまふ)”の煮物で御座います。・・・・」
 すべての料理に対して解説付きです、まるでTVのグルメ番組でも見ているようです。 ご飯だってホクホクですし、味噌汁だってダシがきいてます。(他に、ウナギの焼き物・野菜の煮物・茶碗蒸し・おしんこ・デザートにようかん、が付いています)

 味もランチとして戴くには贅沢すぎて、少々戸惑いを感じてしまいました。 でも「¥950-」なのですぅ〜(今頃給食を食している子供達よ、ゴメンナサ〜イ m(__)m ・・でも「¥950-」なのです!)

*正式名称「あずさセット/¥950-ランチ」は平日昼のみ (夜&休日は通常料金/¥1500-での注文が可能) 「牛の角煮」が昔から知られており、お土産で注文することも可能です。

●連絡先 = 藤枝市稲川1-6-20/054-644-3311/定休:ナシ
●営業時間 = 昼の部 11:30〜14:00 / 夜の部 17:00〜21:00 
 <掲載:2002.09>
ページTOP











Copyright (C) oyatiti 2001-2004 all right reserved Since 2001-05-29  ©oyatiti