大井川を渡って県西部、掛川はミヤサの勤務地でもありますぅ〜
- 「 中西屋 」 掛川市城西1-6-12(0537-22-3755)
- 「 キネマ食堂 」 掛川市下俣173(0537-22-4348)
(順不同/基本的に掲載順、最新記事が最上位/価格は執筆時、参考)
- 『中西屋』/掛川市城西
-
ラーメン屋という前に、まず驚かされるのが店構えである。。 我らoyatiti隊初めての訪問は、珍しく二人揃ってのモノだったのだが、マンキに至っては店の前に立っているにも関わらず、「店は何処?」とオイラに聞く始末・・・(^^;
元々は掛川勤務のオイラが会社のラーメン通から仕入れた情報と、以前掛川に勤務していた梅安さんから伺ったお話がマッチングしたため、「これは行くしかないか?」と訪れるきっかけとなったお店である。
ラーメンは思いっ切り純和風の魚系スープ。 かといって「あっさり」と一言で片付けられない、若干濁りのある醤油味。 麺は太くもなく細くもない縮れ麺、トッピングは如何にも中華そば風に「メンマ・葱・海苔・チャーシューが四枚!」の、オーソドックスだが値段の割に豪勢な組み合わせ。(並:450円/大盛:600円)
焼きそばはラーメンとは異なり、ストレート麺を使用。 麺が隠れるくらいの海苔と葱がトッピングされ、かき分けて現れたのが厚め千切りチャーシューとキャベツの具。 全てをミックスして頬張ると、オヤ?どうやらニンニクを使用しているらしい! 少々可愛らしい盛りに、大盛りをセレクトしなかったことを後悔。。。 つい先日、富士宮焼きそばの強烈に腰の強い麺を味わった後で、あのボリュームとゴムゴムの感動冷めやらぬタイミングでは、中西屋には間が悪く気の毒?だった。。 しかし富士宮に劣らぬ今までに遭遇したことのない、不思議な味付けに「ホー〜」とニヤケてしまう。(並:450円/大盛:600円)
中華冷麺(冷やしラーメン)に使われているのはラーメンと同じ?縮れ麺。 トッピングは錦糸卵にカマボコの千切り、チャーシューの厚千切りなのだが、ナント言っても「甘い」味付けが他店にないインパクト! 「冷やしは酸っぱくなきゃ駄目だ」という方には抵抗があるかもしれないが、こちらも面白いから試しに食してみては如何だろうか? (並:600円/大盛:750円)
店内は入って左手壁に向かってカウンターが五席、中央テーブル二つに八席となる定員十三人・・・ 今時の賑やかなお店とは異なり、ひっそりと昔から変わりなくマイペースに営まれている空気は、じっくりとラーメンを味わうには丁度良いかもしんない?
駐車場は店の横に一台分確保されているモノの、皆は店前にお構いなしで路上駐車? どうやらご近所でも暗黙の了解があるのだろうか?まぁすぐ隣がこれまた駐車場無しの公園でもあるため、交通の妨げにならなければ、良識ある範囲での無法駐車ということなのだろう・・・
●連絡先 = 掛川市城西1-6-12/0537-22-3755/定休:月曜
●営業時間 = 11時00分〜19時00分<掲載:2005年4月>
- 『キネマ食堂』/掛川市下俣
-
=キネマ物語=
HP開設の打ち合わせのために、我々二人が何気なく入ったお店。 のちに二人とも、家族まで引きずり込む程に気になってしまうお店になってしまいました。。。
=マンキの第一印象=
いや〜、キネマはwebサイト(byふーさん)で紹介されているものだけを想像して、その店舗実物を目の当たりにして、「どうせ大したこた〜ネェだろう。」という感じを、見事に裏切る高得点をマークする近年まれに見るお店だったなぁ。 常連重視の店はたいてい、店主や従業員の態度がサービス業に従事するには不適切な場合が多いが、店の雰囲気もそれなりにコダワリと、店主の趣が前面に出ている感じにもかかわらず一見の客に対してもさほどいやみではなく、それなりになじめる雰囲気であった。 従業員の言動も普通レベルだな。 混雑ピーク時をやや外しての訪問であったが、ミヤサの到着を待っている間に出入りする客のチェックもしてみたが、やはり多種多様な職業の客の出入りが確認できた。 営業マン風、郵便局員、掛信職員、建設業現場従事者、主婦、近所のおじいちゃんなどなど・・・。 その点からみても幅広い客層に支持されていると見て、総合的に◎のお店なんだなぁと振り返る。 やはり、あの安さと決してボリュームを前面に押し出している訳でもないが満足度というか、一品(二品?三品?)余計に付いているというか、全体的なメニューの豊富さも手伝っているのだろう。 店そのものは想像していたよりもこじんまりとしていたなぁ。んでも、あの価格とメニューの数を考えた場合、アレ以上の規模では客を満足させるサービス業的品質の保持はおそらく無理なんじゃないじゃと思う。 逆にいえば非常にバランスの良い店ということになるか??
=ミヤサの第一印象=
〜平日ランチ定食(2001.05.18)〜
・ご飯/味噌汁(ワラビ入)/お新香三種/肉じゃが/チキンカツ/ネギトロ/ほうれん草のオムレツ/タコと山芋の酢味噌和え ・・・ これだけ並べられて『たったの¥620−』(◎o◎)/
もともと用意されているメニューの多さと、夕刻からは居酒屋と化す仕込みの関係からか、小鉢ながらも昼食には贅沢さを感じてしまう。。。満足! 店の雰囲気も、何処か拘りを感じながら癖が無く、清潔な雰囲気の中に緊張感を吸い込まれてしまう。 店員と客の語らいも極々普通で、マンキの指摘するように"常連"と"よそ者"との扱いの差など微塵も感じられない。 唯一じいちゃんが黙々と片付けをしているところに「キネマ」ブランドの真骨頂を感じてしまう。 あの存在感が店員のプライドと、客の和みながらも背筋が伸びるような姿勢を維持させている、と勝手な想像をしてしまう。 しかし何故「ラーメン定食」がアレほど発注されていたのだろうか? 確かに昼食ではあったが、そこまで示し合わせたかのように注文しなくても・・・"キネマ通"からすると「色々喰うのは夕刻の部の方がいいんだ。昼はラーメンに決まってるダロ。この味にはジジの愛情がしみてるんだぜ」とでも言いたげ。 「キネマ4000年の秘密」が隠されているのだろうか??? 畜生、また行きたくなってしまったよ。
●連絡先 = 掛川市下俣173/0537-22-4348/定休:水曜
●営業時間 = 11時30分〜13時30分/17時30分〜21時<掲載:2001年5月>