貝立公園(かいだてこうえん)』/志太郡岡部町岡部

貝立公園1 平成16年の4月にオープンした新しい公園である。設置事業は岡部町ではなく静岡県となる。総事業費849,504,000円で、この下を通る新しい県道とともに整備が進められていた。旧県道は車一台がやっと通れる、すれ違い不可能な小さなトンネルを境に、岡部地区と朝比奈の入り口桂島地区を結んでいた。公園近隣は岡部町の区画整理事業が進み、住宅も増えていて住民憩いの場となる日常リクリエーション拠点としての公園整備が目的であったということだ。

貝立公園2 場所は旧国道1号線を岡部役場から静岡方面へ向かい、二つ目の信号「岡部」のT字路交差点を左折する。大旅籠「柏屋」の手前になる。左折してすぐに岡部川の橋を渡り、右カーブに差し掛かるとすぐ左手に公園入り口の看板があるので、その坂を上ると駐車場である。

 公園の芝生広場には児童用遊具や木製複合アスレチック遊具があり、小さな子どもから小学生低学年位までの子どもなら、安心して遊べる施設が整備されている。もちろん、水のみ場&トイレ完備である。

貝立公園3 芝生広場の一段下には、多目的広場という名称の芝生が敷き詰められた。楕円形のスペースがある。公園から南西側の眺望が開けていて、眼下に岡部宿場から藤枝、大井川方面まで見渡すことが出来る。南向き斜面に広く段状に造成された公園全体は日当たりもよく、ベンチや東屋、バーコラも設置されているので、お弁当持参でのんびりもOKである。ただ夏の時期には大きな木も無く日陰も少ないので、少々辛いかも知れない。。。

 住宅近隣公園としては規模もそこそこで、小さな子どもを持つご家庭には気持ちの良い、使い勝手の良い公園ではないでしょうか?なによりまだ、新しく綺麗なのが良いですね!

●<掲載:2006年1月>
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ふるさと昆虫館(ふるさとこんちゅうかん)』/志太郡岡部町新舟

ヘラクレスオオカブト 道の駅「玉露の里」の一角に建つログハウス風の建物で、世界中の珍しい昆虫標本を展示した、昆虫館とショップが併設されている。会館当初では実現できなかった、世界中の「生きた標本」も数多く展示され、昨今人気の「甲虫王者」の影響も大きく、このところ入場者も増えていると?

 本日ご他聞に洩れず、一作年より「ムシキング」にはまっている次男のリクエストに応え、久々の訪問とあいなった。1月だというのに館内に入場すると、すぐに生きた「ヘラクレスオオカブト」のお出迎え。。。「ギラファノコギリクワガタ」やら「ダイゴホンヅノカブト」やら、はっきり言って初めて聞く名前の大型甲虫が蓋も覆いもない箱の中に、半分放し飼い状態で展示されているのには少々驚いた。止まり木に乗った状態なら、実際子どもたちが手にしての記念撮影も可能である。

アシュラ男爵型?ミヤマクワガタ 長男がまだ小学校へ上がる前に一度来た記憶があるが、当時は蝶々の標本が多いという印象であった。しかし現在はやはり、人気の甲虫類の標本が半分以上を占めている。なかでも1997年8月に榛原町勝又の山林で発見された、30万匹に一匹しか産まれないという"ミヤマクワガタ"で、一匹の個体の中に雄が半分&メスが半分という、まるで"アシュラ男爵"のような標本まで見ることができる。

 この他に蝶々の異常繁殖種など、珍しい標本が多数展示されている。また"ゾウムシ"や"人面カメムシ"を一つの額にアート的に展示した標本や、"カメレオン"や"エリマキトカゲ"といった爬虫類の、生きた標本まで見ることが出来る。近所にこれだけの標本を揃えた展示施設は他にはないだろう。館長さんも昆虫の色んなお話を気さくにしてくれて、子どもも親にはしないような突っ込んだ質問をぶつけていました。

 昆虫館の向かい側にはショップがあり、世界の珍しい生きた標本を購入することも可能。ブームにのってか"カブトムシ"や"クワガタ"の、育成マットや餌なども豊富に用意されている。ただし人気の甲虫はそれなりにいいお値段なので、気軽にホイホイと購入というワケにはいかないでしょう。

人面カメムシ 冒頭で述べた通り、ここは道の駅「玉露の里」の中にある一施設である。隣にある「茶の華亭」では、地元で取れた農作物や加工品が売られていたり、食事のできるレストランも営業している。県道を横断して朝比奈川を渡ると、「瓢月亭」と呼ばれる茶室と和風庭園がある。ここには大人も子どもも500円の入場料が別途必要で、玉露または抹茶とお菓子のセットがつく。「貝立公園」近くにある「大旅籠・柏屋」との共通入場券も、大人640円/子ども520円で発売されている。

 ココを拠点に"笹川"という地域から、藤枝の"びく石山頂"までハイキングも可能だ。"笹川八十八石めぐり"といって、「亀石」「なめくじ石」「恐竜石」などなどの奇岩を見学しながらのトレッキングは、健脚の方なら2時間半程でびく石山頂まで到達できる。静鉄ジャストラインの朝比奈線バスから「玉露の里〜笹川〜びく石〜一之瀬」を利用し、再び静鉄ジャストライン瀬戸谷線で下山といったコースなら、子ども(小学校中学年以上)連れでも日帰りハイキングが十分可能である。自然も豊かなこの場所、皆さんも是非一度どうぞ〜!

●開園時間=9時30分〜17時30分
●入館料:大人400円、小人300円(小学生以下)
●休館日:月曜日(7月〜8月は無休)
●<掲載:2006年1月>
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百町森(ひゃくちょうもり)』/静岡市鷹匠

店の入口 ちょっと前まで、藤枝市内にも「バズハウス」という名の絵本専門店がありました。(過去形です)
静岡ではココ「百町森」が、20年ほど前に絵本専門店として開店。 現在では絵本をはじめ、輸入品を主に木製の玩具や珍しい玩具も販売したり、総合的に子どもの遊びを助けるための環境づくりをテーマに玩具や、家具なども販売しているお店です。。。

 ココも現在の場所に移ったのは最近らしいが、以前の店舗では絵本の販売が主であった。 現在は「プレイオン」という有料で輸入玩具を使って遊べる施設も併設している。 料金は大人も子どもも1時間300円だそうだ。

舶来の玩具 今回は甥っ子(2歳)のバースデープレゼントを買いに久々に訪問したが、昔(15〜20ほど前)のイメージとは随分と変わっていたのでレポート!

 店内には国内外を問わず、多くの絵本が並び、その種類は半端ではなく多い。 有名なミッフィーから大人が楽しめる本格作品まで品揃えは保障できる。 店頭には輸入品の三輪車やカー、キックスケーターなども見本展示している。 店内奥のスペースには輸入品の木製玩具やママゴト道具・楽器・オルゴールなど、ナカナカお目に掛かる事がない珍しいものが並ぶ。 どれも実際に手に取れて、使ってみる「見本展示」なので楽しい。

インテリアに如何? 三輪車などは「さすが輸入品」と思える、デザインの良いモノが天井からブラ下がっている。 ただ、お値段はちょっと高めかな? でも大量生産の流行系玩具やTVゲーム系の玩具とは一味も二味も違う、ナンというか温かみのあるもので、子どもの感性を磨くには良いかな?と思えるものばかりである。 加えて「輸入品」であるため同じものが少ないという面から、大人の所有欲をも満足させる品揃えである。(玩具の中には子ども用とするより、インテリアの一部としても機能するようなものも多くある!)

キックスケーター このお店のwebサイトも充実していて、商品カタログや通信販売を始め「店員日記」など面白いコラムも掲載されている。 メルマガも発行しているらしい。

 ともあれ、かなりの「こだわり」を持ったお店であることは間違いないので、是非一度足を運んでみては如何でしょう? 我が子には勿論、友人や親戚の子どもへの誕生プレゼントなどもココで物色すれば、かなり「オツな一品」が見つかること請け合いです。。。

 場所は新静岡センターの第二駐車場の裏にあたります。 伝馬町通りと静鉄の線路の間の一方通行道路の大きな「マンション・ウインドリッヂ」の一階にあります。

●<掲載:2003年6月>
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『巨石の森公園』/志太郡岡部町内谷

「聞く」 朝比奈川沿いのポケットパーク、場所は岡部中学校のすぐ南側にあります。 名前からも解るように「石」がメインテーマの公園です。 園内には「杉村 孝」氏・製作の石(みかげ石)の彫刻やオブジェがあります。

「瞑想の巨石」 入り口を過ぎすぐ目に入るのが「瞑想の巨石」と名づけられた"250t"もある御影石でできたオブジェ。 高さも5mほどあり、トンネル状になっていて中をくぐれるようになってます。 トンネルも大人はしゃがんだ姿勢でかなり小さくならないと進入できません。 他にも杉村氏作の彫刻が点在し、ちょっとした屋外美術館的な雰囲気です。

「刺激の強い所ですから注意してください」 ココの目玉は他にあり、やはり「石」がテーマになっております。 →「健康広場・はだしの細道」と銘打って、国産や外国産の小石を敷き詰めた遊歩道があるのです。 靴を脱ぎ、裸足でゆっくりと歩く「足裏健康法」とでも言いましょうか? 実はこの設備、お隣の焼津市「ディスカバリーパーク」にもあるのですが、こちら岡部の方がオープンが早かったらしい。 ココを利用する人々は口々に「イテテッ!(>_<)」とか「痛い痛いぃ〜!(T_T)」などと痛みを訴える言葉を発しながらも、それでも利用するのだな。。。 「健康に良い」という言葉につられて、自分の足裏をいじめています。 ”反射区”といって、自分の体の悪い部分を足裏の痛みで判断するコーナーもある。 中でも”強烈刺激ゾーン”はかなり強烈でウチの子どもたちは避けて通ります。

「はだしの細道」 他にも園内に変わった健康遊具があり、そこそこ楽しめます。 隣に朝比奈川が流れており、土手をお散歩するもよし、「多目的広場」と呼ばれるグランドも完備しており、サッカーやソフトボールなどの各種スポーツイベントに対応できる。 勿論ナイター設備もある。(利用に当たっては「岡部町教育委員会」に申し込みすればOK!)

●<掲載:2003年5月>
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静岡市営「大浜公園プール」/静岡市西島

流れるプール! 噂には聞いていたが、これほどの施設とは思っていなかったぁ〜 「凄い!」 幼児用極浅プール/流れるプール/競泳用25m&50mプール/噴水プール、、と揃いも揃っているクセに、全て無料と来たモンだぁ〜
 プールサイドには屋根付きのベンチがいくつか有るので、飲み喰いしないのであれば荷物を持って陣取ってしまおう。
流れないプール? お昼やおやつも考えているのなら、周辺の松林の木陰にシートを広げ、一日中楽しんでしまおう! 見える所に「海の家」風の飲食店も数軒あるので、手ブラでも大丈夫。
 荷物が気になるのなら、有料だが「脱衣預かり所」も併設されているから心配ご無用。 もちろんトイレだって数カ所あります。

 すぐ隣は海だから、潮の香りも漂ってくるし、種類の多いプールが集まっているから、考えようによっては海水浴よりも単調にならないのかも? 子ども連れにはもってこい!

ウォータースライダー ウォータースライダーは有料だが「大人(満15才以上):150円/1回 小人(満6才〜15才未満):100円/1回」と、ナントも良心的な料金。(念のために、幼稚園児と身長120cm未満の子どもは、入場禁止の注意書き有)

 コースも「浮き輪に乗ってローリングスライダー」と、「スピード体感・水着でスライダー」の2種類から選択可能。(←こんな名前は付いてませんので、あしからず。。(^^;) 自動販売機で入場券を購入してから階段を上ってください。

 残念ながら駐車場は用意されていませんが、周りに民間の有料駐車場が沢山有りますので、車で行っても大丈夫です。(2002年実績=1000円/1日)
<<車の無い方は、JR静岡駅から「静岡鉄道バス・大浜麻機線・大浜プール行」が出ています>> →(2002年実績=大人:270円/片道 小人:140円/片道 所要時間約22分)

●開園期間:7月第2土曜日〜8月31日/開園時間=9時30分〜18時
●休園日:開園期間中ナシ
●<掲載:2002年9月>
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『広野海岸公園』/静岡市広野海岸通

公園の華、巨大船 イヤ〜ァ、これはデッカイ<全長30m:全幅6m>! 焼津のタコ(下記)の住処かもしれないが、ここは静岡市唯一のシラス漁港『もちむね港』の東隣。 駐車場(約120台収容)に車を止めて「見晴らし山」を登り始めると、徐々に帆先からその姿を現し始める。

 大きさだけでなく、船内の遊具としての機能もステキ〜!! チャンと舵も装備され、気分はバイキング(^^)v!!! 勾配を活かした滑り台、甲板を行き来出来る吊り橋、探検しながらロープクライミングだって出来る〜 船の周りには水遊びできる「じゃぶじゃぶ池」、「ターザンロープ」や半球型の「ジャングルジム+滑り台」だってある。 子どもらはサッサと遊び始めてしまい、親の入り込む隙間はありません。。。(お願いだから一緒に遊んで〜〜(^^;;;)

 んじゃ〜しょうが無い、oyatitiは釣りでもしながら子どもらの飽きるのを待つとするか。 天気が良ければ富士山だって伊豆半島だって見えるモンねぇー。 でもこの設備、12億6千万も掛けて「無料」ですゼ! 近所の方々が大変羨ましい〜〜

●開園時間=夏季6時〜21時
●<掲載:2002年1月>
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『小川公園』/焼津市小川

ボリュームでは藤枝に負けません! 焼津に巨大タコ(正式名称=たこの山)出現! 藤枝にも類似した滑り台はあるが、こちらは笑っちゃう程とにかくデカイ〜!! 隣に藤棚があるため、夏でも大人は涼んで子守をすることが出来る。

子供が遊んでいるからネェ〜 他にこれといった特色のある遊具はないが、周りの芝生は非常に綺麗。 あまりにも綺麗に刈り込んであるためか、「ゴルフ禁止」の看板までいくつも設置されているのだ。 お弁当はこちらで広げて食べた方が気持ちがいいかもしれない。 近くではいつも少年野球の練習試合?が行われているため、「ボーッ」と観戦しながらそのまま「お昼寝タイム」を満喫しても、誰も怒りはしませんって。。。

●<掲載:2001年11月>
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『ふれあいホール・エコリオ』/焼津市本町

 既にろくに降らずに終わってしまった梅雨。 本来ならばこの時期に『雨の時にお勧めのお遊びスポットはここ!』と紹介するつもりで、はじめの一言を用意していたのだが。。。 
       − そこで私は考えた!! −
 うだるような暑さの中、熱中症で倒れそうな時、水遊びも良いが同行する大人も毎度では疲れてしまうか? んではここを紹介しよう! 場所は焼津市"スーパーもちづき"の並びにある。

 子どもらは「親子ふれあい広場」に解き放て! 単純に「屋内公園」なのだ。 滑り台・シーソー・三輪車・お城etc...と屋根のある公園なのだ。 休日はいつも満員のため、自分のお気に入りの遊具は取り合いとなる。 ←ここがポイント! 最初は先住民?に圧倒されて、自分を主張できないが、すぐに直談判が繰り広げられる。 =「三輪車貸して〜」 「いいよ〜」/「積み木貸して〜」 「今はダメ〜」= 周りは全く未知の子どもらばかり。 その中で自分が楽しむためにはどうしたら良いのか? 幼児が知恵の付く環境が出来上がっている(もっとも設計者はこんな事、全然考えていなかっただろうが)。 たまに親が自分の子どものために「ごめんね〜、この子に貸してくれる〜」などと、要らぬお節介を焼いているのを見かけるが、この子は不幸である。。。

 大人の楽しみは「ふれあい広場」だ! 雑誌コーナーには、100冊もの雑誌と16種類の新聞が置かれている。 チョットした情報収集には十分な書籍量だろう。 また大変お疲れのお父様には「リフレッシュコーナー」をお勧めします。 有料ですが"マインドリフレッシュシステム"などという立派なマシンが有りまして、日頃のストレスからリフレッシュさせて貰えるそうです。 気持ちが良すぎて、イビキをかいて寝てしまうお父様がほとんど、という噂を聞きました。(←私はまだ未体験です)

 開館時間は、午前9時〜午後8時(親子ふれあい広場は午後6時まで) 基本的に年末年始以外は無休。 すぐ横の大駐車場は9時30分から開場となるのだが、この駐車場の横に9時から使える区画があるので、早朝利用の場合は問い合わせてみると良い。(スーパーの24時間営業化で、駐車場問題は解消したかもしれない???)

●利用可能年齢=基本的に幼稚園児まで、、小学生は単独では×です。m(_ _)m
●<掲載:2001年7月>
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『このはな公園』/榛原郡榛原町仁田

このはな公園のビック・アスレチック 「榛原総合運動公園・ぐりんぱる」の一角に、可愛いけれど整備された遊具のある公園を見つけた!(場所は非常に分かりにくいため、上のリンク<榛原町公式ホームページ>を参照していただきたい)

 公園の大きさは、非常に小規模にも関わらず、これだけの遊具がギッシリ詰まっている。 個人的には複合型の遊具が好みであるのだが、ここでの一番のお気に入りは、とぼけた顔をした「キリン」君の表情である。
コレコレ、寝るな!
 この公園の駐車場としては、入口に10台分程確保されている。 比較的きれいなトイレも公園内にあるため、お弁当と水筒を持参していけば、子どもらをゆっくりと遊ばせることが出来る。 子どもらもナカナカ飽きないのだなぁ〜

●<掲載:2001年6月>
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