『駄菓子屋・岡本商店』/藤枝市志太

岡本商店の外観 今回は「ここだから!」という特異な場所ではないけれど、近所のお店を紹介しよう!
 昔は駄菓子屋なんて、何処にでもある子供達にとって憩いの場所だった。自分の僅かなお小使いを小出しに、気に入ったお菓子や安価な玩具(プロマイド等)を入手することが出来たのである。

 呼び名も勝手に付けていた。たいやきを売っていれば「たいやき屋」、路地の角にあれば「角(かく)さん」、藤枝東高校の目の前にあるのが「森パン」←諸説有るが、オイラは「森本商店で売っている”パンプル(清涼飲料水)”」が略されたモノだと聞いている(情報を募る?)。 何処のお店も絶対に正式名称を持っているはずなのだが、そんな事はどうでも良かったのだ。

大事そうに抱える、買い物かご? ここ「岡本商店」もご多分に漏れず、子供達は「駄菓子屋」と呼んでいる。(←そのまんまジャン(^^;) 勿論「岡本」と表現しても通じないのであった。

 お店に入ると子供達は暗黙の了解で、各々”空の菓子箱”を手に持ち、今日の献立を考え始める。商品は「五円」からあるので、生きた算数を学ぶには持って来いかもしれない? 「今日は五十円使えるから、十円と二十円と五円で・・・あと、、アレ、いくら残る?」なんて誰の指示もなく、勝手にソロバンを弾き始める! 最終的にはお婆さんが検算をしてくれて、自分と答え合わせまで出来てしまうのだ。

ほとんどが、10〜50円 昔ながらの駄菓子屋には何故か、お決まりのシチュエーションがあるように思われる。ガラガラと開ける引き戸・手垢で真っ黒になった柱・「く〜だ〜さい!」と呼ばないと出てこない店番・何処か薄暗い店内・雑然かつ隙間無く整然と並べられたお菓子達・そして優しいお婆さん。。最低これだけは揃っていないといけないのだ!

 ここでの一番人気は「くじ付き・ガム」なのだそうだ。袋の中に色紙が入っていて「白=30円/茶色=50円/ピンク=100円」分のお菓子と交換できる(水色はハズレだよ〜)。 もう一つの売れ筋が「きなこ棒」 こちらも食べ終わったつま楊枝の先が赤かったら、もう一本のオマケ付き! このギャンブル性の虜になる子供たちが多いとのこと?

 ここ岡本商店の「とよこ」婆さんは、昭和三十六年からこの場所で子供達の相手をしてくれている。今は店のすぐ前を車が往来し、お世辞にも静かで安全な場所とはいえないけれど、木枠のガラス戸の内側は、明らかに四十年前と全く同じ空気が流れているのだ。そして今日もおよそ50人程の子供たちが、自分が子供の頃と同じ空気を感じるために、お店のお婆さんを呼び出すのであった。

●<掲載:2003年8月>
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『蓮花寺池公園』/藤枝市若王子

4/19時点の藤、まだまだミルイ? 詳細は別途「特集」を組むということで、ずっと放置されていた様な状態だった、ここ「蓮花寺池公園」ですが、そろそろ年間での「メインイベント」の一つともいうべき”藤まつり”が開催されることもあり、臨時UPにて紹介させていただきます!

 2003年の”藤まつり”は『4/19(土)〜5/5(月・祝)』の17日間に渡って開催されます。 本日オイラも偵察?に行ってきましたが、期間中は「藤下の宴」と名付けられた企画として、太鼓演奏や紙芝居・名産品販売や餅つきが催されるようです。(←紙芝居、見たいなぁ・・・)

 最近では恒例となった「100匹こいのぼり」は『4/26(土)〜5/5(月)』まで、藤棚の横で優雅に泳ぐことになります。 一般参加型のイベントとして、俳句・写真(共に期間中)・写生(4/29)・ウォーキング(5/5)などもありますので、皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?

アスレチックと藤、まだまだ短い? イベントが終了しても、毎日如何様にも楽しむことが可能です!(県下で三本指に入る”総合公園”ですゼ!!) 一周1470mの人工池周辺は、基本的に車も自転車も入ることは出来ません。。 だから小さな子供も安心してお散歩出来ますし、ウォーキングやジョギング、犬の散歩にも最適な環境が整っているわけですネ! この「グルッと一周」して自然を楽しむ感覚は、蓮花寺池公園の特性かもしれません。 ”まん丸”でなく入り組んだ構造のお陰で、景色が様々な表情を見せてくれますし、約1.5kmという程良い距離が「んじゃ、一周してくるか!」と無理なく運動意欲を湧かせてくれるのではないでしょうか? 皆さんも是非足を運んでくださいませ!!(←オイラは観光協会のまわし者では有りません・・・(^^;)

 我が家のお子ちゃま達のお気に入りは”ジャンボすべり台”と数カ所に設けられている”アスレチック”でしょう。 ココに連れていけば、親は何もしなくても子供達は勝手に遊んでくれますから楽チン楽チン〜 反対に「帰るぞ」と言っても「イヤだ!」と拒絶されますので、最初に帰る時間を約束しておいた方が無難です・・・ 他にも勿論”手漕ぎ”or”足漕ぎボート”も有りますので、たまには1050円で池の内側から景色を楽しんでみても宜しいのでは??

北から南に見た蓮花寺池、普通の案内図とは逆(^^; 公園内には色々な名前の付いた数々の「丘」や「広場」が有りますし、郷土博物館も隣接していますので、恐らく一回の訪問でこの公園の魅力を全て味わうことは難しいかもしれません。。 まぁ気長に付き合ってくださいませぇ〜〜

 毎年8月7日は「花火の日(8="は"+7="な"+日)」に指定されています。 平日だろうが何だろうが、雨でも降らない限りは「8/7」を外すことは有り得ませんので、また覚えておいて足を運んでくださいねぇ〜

・・・オイ、マンキ、、とても小さなスペースで「蓮花寺池公園」を語るのは無理がある。 早く記事をまとめておくれぇ〜

●連絡先 = 藤枝市若王子/054-645-2500(←藤枝市観光協会)
●<掲載:2003年4月>
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『大久保キャンプ場』/藤枝市瀬戸ノ谷

 我が家(マンキ宅)では昨年から本格アウトドア(?)に目覚め、ここ「大久保キャンプ場」の常連化となりつつあります。 2002年も8月14日〜16日までの2泊3日で行ってまいりマシタ!(今回で4回目の訪問)

 施設の紹介をしますと、管理棟・テントサイト(35サイト)・オートキャンプサイト(15サイト)・コテージ(3棟・6部屋)・炊事場(蛇口/調理台/かまど)3箇所・シャワールーム・木製アスレチック・水遊びプール・、天然芝パターゴルフ場などがあります。

 管理棟前には駐車場・ディキャンプ(バーベキュー)場があり、サイトやその他の施設とは川を隔てていますので、完全なパーソナルキャンプ場となっております。 管理棟でチェックインの手続きをして、オートキャンプならそのまま車で、テントサイトならリヤカーを借りて駐車場で荷物を積み替え、川に掛かる橋を渡って入場します。(この橋の反対側、つまりキャンプ場は利用者のみが入場可となっているのでご注意を・・・)

 テントサイト(所謂普通のテントを張るためのスペース)のご案内〜、はっきりいって少々狭いです。。。 8m四方程のほぼ正方形のサイトは、低木の植え込みで完全に分離されています。 1区画1泊=1050円の値段は格安ですが、我が家ではここを利用する際には贅沢にも2区画を借りて、片方のサイトにはメッシュタープ(リビングダイニングキッチンのスペース)、もう片方にはドームテントとタープ(寝室とその前の日よけ&雨よけ)といった具合で設営しています。 友人同士など2家族で利用する際は、3区画借りてリビングスペースを共有するといった使い方が望ましいかも?(あくまで空いている場合のお話ですがネ) もう一方のオートサイトも経験しましたが、自動車の出入りも原則として自由には行えない(テントサイト前を通過するため、危険回避目的に管理棟への報告義務有)ため、オートキャンプのメリットは半減です。 おまけにテントサイトに比べてさらに狭いサイトです(1泊=2500円)。 テントサイトと離れているのと、サイト数が少ないので静かですが、、、あまりお勧めではございません。 値段的に考えても前述のようにテントサイトを2区画借りた方が絶対お得!! テントサイト&オートサイトとも区画内はややマウンドしており、雨でも流水の進入の心配は少ないでしょう。 グランドは土で若干下草が生えている程度なので、木製のスノコ(500円/1枚)を敷いてテントを設営したほうが快適でしょう。

 水洗トイレが場内に4箇所、大変綺麗なので皆さん汚さずに快適に使用しております。 炊事場は、テントサイト・オートサイト・ディキャンプサイトに各々あって、蛇口(洗い場)・かまど・調理台が整っております。 最近は皆さん個人キャンプ用品の普及が著しく、かまどを使って調理をする本格(?)キャンパーは少ないようです。 直火(焚き火)は禁止です。 花火も打ち上げ式の花火や大きく噴射するものは禁止です。

 コテージは全部で3棟。 それぞれ2部屋に区切られていて、合計6部屋あります。 2000年にはエアコンも設置され快適そのもの! 私達は以前比較的寒い時期(10月後半)に利用しましたが、ここで「鍋」を囲んだ夕食などもオツなものです。 二段ベットが二つあり、リビングでの就寝も考えれば8名くらいは何とかなるでしょう。 冷蔵庫・キッチン・シャワーも使い放題ですので、それなりに快適です。 ・・・が、「アウトドア」と呼ぶにはちょっと違うかな?

 予約時に頼んでおけばほとんど手ぶらでキャンプが出来ます。 テントはもとより、調理器具・シュラフなどもレンタルがありますので、食材と懐中電灯くらい持っていけばOK! たとえばキャンプ経験者が、まったくの未体験家族を誘っていく場合などにここはお勧め!!

 ともあれ、藤枝市にこのような施設があるのですから、是非一度トライしてみては? 利用料金も他の有料&優良キャンプ施設に比べて格安なのは間違いありません。 お気軽アウトドアには絶対にお勧め〜!!

●<掲載:2002年9月>
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『鼻崎の大杉』/藤枝市蔵田地内

 瀬戸谷街道(県道・藤枝黒俣線)をひたすら北上、蔵田の部落に入ると右折で「お君の滝」、左折(道なり)で大久保方面となる分岐点に遭遇する。 ここを大久保方面に約100m。 右手に「高根神社」の入り口があり、そこになんとも巨大な老木が立ちそびえる!! コレが「鼻崎の大杉」である。

 我が家では大久保キャンプ場にキャンプに出かける時には、チェックイン時刻が午後2:00ということもあり、この巨木の下で昼食をいただいていくのが習慣となりつつある。 これだけの巨木はそうお目にかかることはないでしょう。

 巨木の恩恵は、夏の暑い時期にも涼を与えてくれる、その大きな「木陰」。 この大杉の根元にはテーブルと椅子も設置されていますので、ここでお弁当でも広げれば、それはそれは気分の良いものです。。。

 ここから歩いて「高根神社」をプチハイキングするも良し、車で5分も走れば「大久保キャンプ&グラススキー場」、はたまた「お君の滝(宇嶺の滝)」にも至近。 藤枝最北の山間の旅はいかが?

●<掲載:2002年9月>
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『中野金魚店』/藤枝市水守

小雨にも関わらず、お客さんがいました 藤枝に何件かある釣り堀の中で、ここでは金魚釣り&鯉釣りが楽しめます! 中でも金魚釣りはお子様向けで超お勧め〜  料金は一時間:300円/一人(大人・子供共通) 竿は無料レンタル(かわいい短い奴)、えさ付きです。

  ターゲットは真っ赤な和金。 500年程前に中国から海を渡り、本来は観賞用に飼育されてきたキントトですが、今日は子供達の遊園にお付き合いいただきましょう。 金魚だからといって甘く見てはいけません! 大きいモノは15cmを越える大物もかかります。 コツは「餌は小さく針の先」だと、マンキは申しておりました。 結構アタリは激しいので、ウキの反応が無くなったら餌切れです。 何度も何度も繰り返しましょう。 慣れれば一時間に20〜30匹の釣果は期待できます。(ちなみに今日の釣果は=マンキ家20匹vsミヤサ家5匹 ←動物愛護の精神です。。。イエ、負け惜しみですぅ(^^;) 一時間につき、一匹までお持ち帰りOK!
本日の釣果!
 『今日の夕飯は金魚だナァ!』と冗談を言ったら、子供達に白い目で見られたのは、、、、、ミヤサです。。

●<掲載:2002年>
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『堀ノ内公園』/藤枝市堀ノ内

焼津より、ずっとスリム〜 藤枝のタコは、焼津・小川公園の”たこの山”と比べると非常にスリム〜(大きさも少々コンパクト)! 場所は「藤枝バイパス・谷稲葉IC」のすぐ近く、通称『たこ公園』 近所の幼稚園にとっては、大変人気のある公園の一つである。 平日には頻繁に、お散歩コースとして好まれているとのことです。

●<掲載:2001年>
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