山口線 船平山−津和野

1.2004年7月20日
(C56+C57)+12系レトロ+マイテ49 「やまぐち号」
《アクセス》
津和野から南へ約4キロ。途中から山道を上がっていき、踏切を越えてから線路に沿って
トンネル入り口付近まで歩き、そこからトンネルによじ登る。
大カーブのバックに津和野盆地と山々が展開したダイナミックなアングル。
しかしトンネル上で足場は狭く、悪い。駐車スペースも近くには無い。

《光線・レンズ》
午後の上りが順光。作例は15時半頃。135ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
山を降りたところに「道の駅」がある。腹ごしらえや、撮影後の一風呂(銭湯温泉あり)にぜひ。
《コメント》
重連の場合、帰りの上り「やまぐち」はC56が先頭に立つ。
津和野−船平山は各所に好ポイントが点在するが、線路を歩く点といい、トンネルよじ登りといい、
ここはお勧めできません。

2.2005年7月16日

(C56+C57)+12系レトロ+マイテ49 「やまぐち号」
《アクセス》
通称「白井の里」。津和野駅からは6キロ程度。
トンネル進入付近の山道に登って、カーブを切ってくる汽車を見下ろせる。
山道はつづら折りになっており、大人数でも対応可能。
というよりSL運行時は撮影者の絶えないポイント。
駐車は順序よく停めたい。

《光線・レンズ》
SL通過時は順光。作例は15時半頃。200ミリ相当。
《コメント》
数ある「やまぐち」撮影地の中でも、作者個人的にはここが一番気に入っている。
立ち位置やレンズの長短、また季節や天候条件等によってSLが様々な表情を
見せてくれる場所であり、撮影者のセンスや腕の見せ所だ。
イクイップメントの特性もよく分かる。
何度でも通いたくなる良質ポイント。

3.2005年8月29日

C57+12系レトロ 「やまぐち号」
《アクセス》
本門前踏切。津和野駅から南に進み、途中で山すそに沿って登っていった所にある。
駅からは2キロ程。
足場は見た目ほど狭くないが、付近の駐車は早い者勝ち状態。

《光線・レンズ》
上り「やまぐち号」は完全順光でやってくる。晴天を祈ろう。作例は150ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
津和野駅から来る途中か、前述の「道の駅」で調達可能。
《コメント》
定番のお手軽有名撮影地。
白井辺りとは少し異なり、そこに居る撮影者全員にほぼ同レベルの写真を与えてくれる、
というタイプのポイントである。
混み合う日もあるようだが、平日だったせいか作者含め2名での貸切り状態だった。

4.2006年4月25日

(DD51×2)+タキ 貨物
《アクセス》
3.の少し南にある築堤カーブ。
近くに踏切があって、そこから生活道を山すそに沿って少し登っていけば、
アウトカーブを見下ろせる。
道は細いので、足場は特に問題ないと思われるが、車の乗り付けは不可能。

《光線・レンズ》
夏場の朝が順光。早朝の重連貨物は日が長い時期のみ朝日が差すらしいが…
作例は200ミリ相当。

《コメント》
初挑戦のアングル。
RM誌ほか各所の発表作品を見ると、構図取りも光線状態もどれもみな見事なものばかり。
だが、作者は追っかけで来たので場所到着と同時に踏切が鳴りだしてしまい、
走って息を切らせながら望遠手持ち撮りという情けなさ。
よって本来巧く処理するべき右の建物や上の電線もデーンと入っている。
日も当たっていないし、これはダメダメだ。じっくり構えて狙うべき要リベンジポイント。
なお、2006年3月改正で早朝の重連貨物は津和野での小休止が以前より長くなった関係で
いわゆる「やまぐち号区間」の通過時刻が若干早まり、撮影しにくくなった。

5.2006年8月11日

キハ187系 「スーパーおき4号」
《アクセス》
1.に登る山道を更に進んでいくと、ちょうど右カーブのところから津和野の街を見渡せる。
《光線・レンズ》
午後が順光。作例は14時頃で150ミリ相当。
《コメント》
3.の本門前踏切付近を見下ろす。赤鳥居がアクセントになる古くから知られた俯瞰アングル。
しかし足場付近は目を覆うばかりの不法投棄ゴミ?だらけ。
撮影者は最低限のルールは守り、ゴミは必ず持ち帰りましょう。

6.2006年8月11日

C57+12系レトロ 「やまぐち号」
《アクセス》
津和野駅から1キロ強の距離。県道226号線から。
道が坂道のうえカーブしており、歩道もないので通行する車には充分注意が必要。
少し坂を降りたところに車を停められそうなスペースがあった。

《光線・レンズ》
SLの時間帯はほぼ順光。作例は135ミリ相当。
《コメント》
迷った末に選択した、津和野駅から一番近いミニ俯瞰場所。
ここくらいなら歩きでもアクセスできそうだ。
駅を出て上り勾配を加速していく。煙もバッチリだが、真夏でこの色と量…通過後の煙の味は
「うーん油臭い(笑)」。
最近寄る年波か不調が伝えられるC571だが、もはや存在自体が観光資源そのものと
なったJR西日本の至宝。
こうなりゃサイボーグ化してでも?がんばり続けて貰いたいもんです。

7.2008年9月1日

C56+12系 「SLやまぐちDC号」
《アクセス》
通称「白井の竹やぶ」。2.からカーブ一つ津和野方向に戻ったところ。
沿線協議会の方たちの手により足場、線路際共にたいへん綺麗に整備されている。
足場は三段になっていて、撮影者の数はこなせそう。
《光線・レンズ》
午後の上りが順光で、この時期15時50分頃通過の「やまぐち号」はベスト。
250ミリ相当。
《コメント》
2.と並ぶ白井地区の好撮影地。
通常のC57+5連もいいが、C56+オリジナル12系2連のコンパクトな編成も
サマになっている。
とにかく光線が最高、暑い時期で荷が軽いにも関わらず、煙も頑張って出してくれていた。

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