津山線 建部−金川

1.2005年1月22日
キハ40、47 普通
《アクセス》
建部駅から線路に沿って1キロちょっと南に行くと、金川へ向けて山越えの
上り勾配区間に入る。
最近整備された割と広めの市道があるので、その道を坂の途中くらいまで登り、
線路を振り返ると列車がS字築堤を曲がって上り勾配に挑む作例のアングルとなる。
駅から歩くと20分程度。
車道からの撮影なので、交通量はさほど多くはないものの、車には注意。
《光線・レンズ》
昼前後の下り(岡山方面)が順光。作例は15時頃の岡山行き。70ミリ相当。
《コメント》
あまり知られていないが、岡山県南で屈指の勾配区間「建部越え」。
今や「キハ47の4連なんて」などと笑っていられない時代だ。

2.2016年4月10日

キハ47、40 普通
《アクセス》
上の俯瞰場所に同じ。
《光線・レンズ》
7時50分頃で135ミリ相当。
《コメント》
築堤下の黄色い菜の花畑を見ながら、さくら祭りヘッドマーク運用が行く。春の1コマ。

3.2005年4月9日

キハ48 「つやま」
《アクセス》
金川駅から旧国道を北に600m程に歩くと、宇甘川の橋がある。そこから土手に沿って
津山線の鉄橋を望む。
川原の土手は桜並木になっており、シーズンには花見客で賑わう場所。
よって駐車スペースや足場は問題なし。

《光線・レンズ》
午前中の下り(津山行き)が順光。作例は10時頃。50ミリ相当。
《コメント》
このポイントはもちろん桜が咲く時期が狙い目。
鉄橋を行く列車とうまく取り入れて撮影したいところ。

4.2005年4月9日

キハ120 普通
《コメント》
上に同じ。こちらは土手の上から。
列車が桜をくぐり抜けるような春の山里らしいアングルを作画してみた。

5.2007年10月6日

キハ47,48 快速ことぶき  ※2007/10/08 写真差し替え
《アクセス》
金川駅前の道を北に。3.4.の鉄橋を左に見ながら宇甘川を渡り、県道31号線へ左折。
2キロほど進むと、右側に併走する線路の向こう(北側)にクレー射撃場がある。
その駐車場付近の踏切から。足場や駐車スペースは比較的余裕あり。

《光線・レンズ》
下り列車を狙うこのアングルだと早朝が順光。作例は7時半頃で300ミリ相当。
《コメント》
建部越えの24パーミル築堤を駆け下りてくる朝の4連快速を望遠レンズで撮影。
射撃場が出来る前は周囲が開けており、雄大な撮影地だった
(昔の写真を残していないのが残念)。
ここは通い込んでいた場所で、秋晴れの朝、最高の条件下で撮影できた。

6.2007年9月8日

キハ47,48 普通
《アクセス》
上に同じ。金川駅方向を向いたアングル。
《光線・レンズ》
こちらは南を向くので曇りの日が良さそう。9時前で85ミリ相当。
《コメント》
4連の944Dだと、バックの道路や車、製材所をうまく隠せる。

7.2007年10月6日

キハ47 快速ことぶき  ※2007/10/08 写真差し替え

8.2016年7月23日

キハ47改 快速ことぶき
《アクセス》
6.のアウト側。
《光線・レンズ》
午後が順光。
7.は16時頃で100ミリ相当。
8.は17時40分頃で100ミリ相当。

《コメント》
少ししゃがみこんでバックの家や建物を隠すのがポイント。
2連がぴったりの完全順光アングル。
ノスタルジー編成の快速ことぶき。7月中旬からは、ステッカー型ヘッドマークが付いた
「角ノスタル」の姿で運行されている。<BR>
土曜の夕暮れ、いい光線条件下で通過した。汗をぬぐいながら待った甲斐あり。

9.2015年6月13日

キハ120 普通

10.2016年7月31日

キハ47、40 普通
《アクセス》
6.から100mくらい東に歩いた付近。
《光線・レンズ》
夏場の朝が順光。
9.は7時35分頃で50ミリ相当。
10.は8時頃で150ミリ相当。
《コメント》
今年も田植え・水鏡の季節がやってきた。この日もいい天気だ。
初夏のさわやかな朝の空気が撮っていて心地よい。
10.はこの時期の日曜朝のお約束?である「ごんご3重連」だ。

11.2014年4月12日

キハ47,40 快速ことぶき
《アクセス》
上に同じ。
《光線・レンズ》
7時半頃で85ミリ相当。
《コメント》
「津山さくら祭り」最終週の朝。最後のPRとばかりにヘッドマークを付けて
4連快速が津山から下ってきた。

12.2020年10月10日

キハ47改 快速ことぶき
《アクセス》
これも上に同じ。
《光線・レンズ》
8時45分頃で70ミリ相当。
《コメント》
稲刈りも近いとある日、稲穂+曼殊沙華+国鉄急行色 の
コンビネーションを撮影。
構図内の遠近(被写界深度によるボケ)を活かした撮影はどうも苦手だ。
今後の課題事項。

13.2007年9月1日

キハ47,48 普通
《アクセス》
5.の築堤を山すそに造られた「御津工業団地」より撮影。
トラックが通れるような立派な道が付いており、南北どちらからでもアクセスできる。
工場裏の空き地を足場として撮影したが、敷地や駐車場に立ち入る際は許可を得ましょう。

《光線・レンズ》
午前が順光。9時前で150ミリ相当。
《コメント》
大築堤を行く朝の4連を俯瞰。

14.2007年9月15日

キハ47 快速ことぶき
《アクセス》
13.の写真の左奥付近。生活道から線路際のお墓に上がる道沿いから撮影。
足場が狭いので注意。

《光線・レンズ》
お昼から午後にかけてが順光。14時半頃で300ミリ相当。
《コメント》
S字を切ってくる列車を縦アングルで望遠撮影。
ここは初めて撮ったが、結構気に入った。
バックに人工物が無く、この手のパターン(レーマガ撮り?)が好きなクチにはお勧め。

15.2007年9月15日

キハ40,47 普通
《アクセス》
6.付近から少し金川駅寄りにある直線区間。農道やあぜ道を足場にして撮影。
農繁期は邪魔にならぬようにしたい。

《光線・レンズ》
午前が順光。8時頃で100ミリ相当。
《コメント》
作例は曇ってしまったが、朝の3連(947D)にぴったりの場所を探して撮影してみた。
しかし、キハ47に最近妙にこだわってるなぁ(苦笑)

16.2007年9月15日

キハ120 普通
《アクセス》
上の逆アングル。金川駅方向。こちらも築堤直線になっている。
《光線・レンズ》
午後が順光。17時半頃で150ミリ相当。
《コメント》
斜光線が列車の顔にきれいに当たる場所(作例は後追いですが)。

17.2015年6月6日

キハ47 普通
《アクセス》
15.に同じ。
《光線・レンズ》
7時頃で35ミリ相当。
《コメント》
カメラを引いて田んぼの水鏡を大きく入れる。
季節が違うこともあって、かなり違った印象。

18.2019年6月2日

キハ40改 普通
《アクセス》
15.〜17.の築堤直線の辺りを真横から撮ったもの。
《光線・レンズ》
9時20分頃で70ミリ相当。
《コメント》
オオキンケイギクをあぜ道に見ながら、田植え前の水鏡に姿を映すノスタル40。

19.2020年10月11日

キハ47 普通
《アクセス》
上にほぼ同じ位置。
《光線・レンズ》
8時15分頃で50ミリ相当。
《コメント》
収穫の朝。黄金色の稲穂のカーペットが輝いていた。
田んぼの広さ自体は実はそこまででもないが、光の加減もあってなかなかの迫力と雄大さ。

20.2010年11月18日

キハ58,28 回送
《アクセス》
5.の築堤を地上から撮影(8.で左端に見える橋を渡り、川の西岸土手から築堤を見る)。
《光線・レンズ》
晴れれば午後が順光。
13時10分頃で50ミリ相当。
《コメント》
「建部越え」の南側勾配区間にさしかかる場所。
車両の足廻りが草で隠れ気味なのが辛いが、
秋景色の中、2両のキハがキラリと光った。

21.2009年3月8日

キハ48 快速ことぶき
《アクセス》
10.に同じ。角度を変えて線路反対側から。
《光線・レンズ》

10時半頃で150ミリ相当。

《コメント》
「建部越え」を降りてきたキハ48の快速運用を撮影。右奥の坂は5.の撮影地点。

22.2010年10月20日

キハ58,28 回送

23.2010年10月20日

キハ40,47 普通
《アクセス》
1.で写っている踏切脇より。
22.は金川側(峠側)、23.は建部駅方向を向いて撮った。
《光線・レンズ》
どちらも曇り条件の方が撮りやすそう。
22.は12時頃で375ミリ相当+トリミング。
23.は16時頃で350ミリ相当。

《コメント》
22.は建部越えのトンネルを抜けた切り通し区間。
単なる踏切脇からの撮影とは思えない山奥ムードだ。
23.は上り勾配の大きなS字カーブを登ってくる図。4連運用だとサマになる。

24.2010年10月20日

キハ120 普通

25.2010年10月20日

キハ47 快速ことぶき
《アクセス》
23.の左奥、坂下にある踏切脇から。
24.は線路西側、25.は線路東側の生活道上から撮った。

《光線・レンズ》

24.は15時頃で220ミリ相当。
25.は15時50分頃で150ミリ相当。

《コメント》
「建部越え」を終え、築堤を降りてくる列車を両サイドから1枚づつ撮影。
柿の木やセイタカアワダチソウが、徐々に深まりつつある秋を物言わず告げている。

26.2014年9月15日

キハ47 普通

27.2014年9月15日

キハ47 快速ことぶき
《アクセス》
上の24.25.に同じ場所。踏切脇からアウトカーブ構図で下り列車を1枚、
少し高い目線から坂を下りてくる上り列車を1枚。
《光線・レンズ》
26.は15時50分頃で300ミリ相当。
27.は15時40分頃で100ミリ相当。
《コメント》
カーブ踏切の周りで上下1本づつ撮影。
訪問時は通過したキハは全て赤い首都圏色であった。
が、それよりも個人的には右下に写っている巨大なカボチャが気になる(笑)。

28.2016年4月3日

キハ47改 「みまさかノスタルジー」団臨
《アクセス》
3.に同じ。
《光線・レンズ》
10時頃で50ミリ相当。
《コメント》
いよいよ走り始めた「みまさかノスタルジー」。
通過時刻より早めの時間に到着してしまったが、D300に35ミリ単焦点をセットし、
桜の花に囲まれながらゆっくりと列車を待つ。
背後の河川敷では3.の撮影時にはなかった「金川桜まつり」の準備が進み、
「ノスタルジー」の通過時刻が近づくにつれ、撮影者や見物者も増えた。
多くの人たちが見守る中、真新しい旧国鉄一般塗装の2連キハ47改が
宇甘川鉄橋を渡っていった。
花曇りの天気だったが、満足の1枚。

29.2017年2月15日

キハ47改、40改 普通
《アクセス》
同じく宇甘川鉄橋の定番構図。
《光線・レンズ》
8時頃で85ミリ相当。
《コメント》
水曜朝の地元鉄の大いなる楽しみ?、一般運用に就く「ノスタルスリー」。
天候も被写体も、これは完璧な1枚か。
このような写真がポンポン簡単に撮れれば苦労はしないのだが。

30.2016年4月23日

キハ47 普通

31.2016年4月23日

キハ47改 「みまさかノスタルジー1号」

32.2017年4月20日

キハ40改、40、47 普通
《アクセス》
30.〜32.の3枚は、宇甘川鉄橋を、北側の岸辺や山の中腹(神社がある)から
撮ってみたもの。
《光線・レンズ》
30.は12時20分頃。
31.は13時半頃。2枚いずれも50ミリ相当。
32.は8時50分頃で85ミリ相当。
《コメント》
いつもは川の南岸から(保育園がある土手から)ばかり撮っている宇甘川の鉄橋だが、
30.31.のように北側から鉄橋を見上げる構図でもOK。
32.は裏山の七曲神社境内まで登ってみたもので、
ノスタルジー&首都圏色&岡山色「ノ赤白赤」の3色混成で桜満開の宇甘川を渡る4連。

33.2016年11月20日

キハ47 普通

34.2016年11月20日

キハ40改 普通
《アクセス》
この2枚も、上の何枚かに同じく宇甘川鉄橋にて。
《光線・レンズ》
33.のキハ47は9時10分頃。
34.のノスタル単行は9時20分頃。
2枚いずれも50ミリ相当。小雨。
《コメント》
定番鉄橋だが、意外にも秋の紅葉の時期に訪れて撮影するのは初めてかも。
小雨降るあいにくの天気だったが、周辺で何枚か撮ってみた。
33.はサイドから、34.はは鉄橋の裏側(西側)から単行を狙った。
季節が違えば、そこに見える風景もずいぶん変わって映る。

35.2017年6月24日

キハ40改、40 普通

36.2017年6月28日

キハ47改、40改 普通

37.2020年7月11日

キハ47改 普通
《アクセス》
この3枚もお馴染みの宇甘川土手。
《光線・レンズ》
35.は16時10分頃で50ミリ相当。
ピントを手前の紫陽花に合わせ、絞りを開き気味にして奥の車両をぼかせた。
36.は8時頃で50ミリ相当。こちらは比較的絞り込んだ1枚。
37.は6時半頃で40ミリ相当。
《コメント》
この鉄橋土手、桜の季節も勿論いいが、土手にアジサイが咲くこの時期も情緒があっていい。
小雨混じりの梅雨空のモノトーンの世界に、花の色とノスタルジーカラーがよく映えている。
古来のガクアジサイも多く、色とりどり、形様々なアジサイは見ていて飽きない。

38.2021年5月29日

キハ47、40 快速ことぶき
《アクセス》
御津金川地区の「城山」からの俯瞰。
その名の通りここは城跡で、登山道が何カ所か整備されているが、
鉄道撮影の目的であれば、津山線の宇甘川鉄橋北側詰にある
妙覚寺の脇からアプローチするのが分かりやすい。
ふもとの県道から登ること約25分、万歩計にして2000歩程の行程となる。
山頂の本丸跡にまで登る必要はなく、その途中で西方向へ視界が開けていて、
ベンチが置いてある展望台が作例の立ち位置となる。
《光線・レンズ》
7時半頃で135ミリ相当。
朝早い時間帯が順光。
冬場は山影に入る時間が長いので夏場の朝が良い。
但し朝霧が出る日が多いので注意。
《コメント》
建部からの下り勾配を降りてくる津山線を俯瞰する「城山俯瞰」。
訪問時は早朝から濃い朝霧が立ちこめていたが、通過前になって綺麗に晴れ上がった。

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