東海道本線 山崎−高槻


1.2005年8月15日
EF66+14系 「彗星・あかつき」
《アクセス》
山崎駅西の通称「サントリーカーブ」。
山崎駅から駅横の自転車置き場を抜けて道なりに歩いて5分程度。
阪急の大山崎駅から歩いても10分程。
踏切を渡ってアウトカーブから道沿いに並んで構える。
足場は生活道なので邪魔にならぬように注意。
などと作者が改めて説明するまでもない、撮影者が絶える事がない
京阪神屈指の超メジャー撮影地。

《光線・レンズ》
午前中の上りが順光。作例は7時半頃の上り。200ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
山崎駅前に「ヤマザキデイリーストア」。ここで準備してからポイントへ向かおう。
《コメント》
超有名ポイント。作者は実に15年ぶりに訪れた。
10月改正で早朝の関西ブルトレの統廃合が発表された直後で、お盆休み中ともあって
かなりの人出。
何とか先客の方達の足元にしゃがみ込んで撮影させてもらった。
意地でも長い編成を全て収めたかったため、この場所での定番アングル(2.)よりも
少し手前に引きつけた。
機関車のパンタが切れたが、増結の13連がギリギリ最後尾まで入ってくれた。
晴れれば言う事無しだったが、疾走するブルートレインの「看板」が
これだけバッチリ撮れる場所も少ないのだ。

2.2005年8月15日

EF65+24系「なは」
《光線・レンズ》
9時半頃。200ミリ相当。
《コメント》
定番中の定番。この構図を知らない人はまず居ないのでは。

(懐)3.1990年2月X日

キハ58系 カニカニ臨時
《コメント》
大学生時代の作品。1.2.と比べて判るとおり、この頃はバックにマンションも建っておらず、
東海道本線のような大動脈幹線にも木造の架線柱が使用されていたのだ。

4.2007年12月8日

キハ181系 「はまかぜ1号」回送
《アクセス》
1.〜3.に同じ「サントリーカーブ」から山崎駅方向を振り返ったもの。
《光線・レンズ》
角度的に夏場の夕方でもないと順光にならなそう。作例は薄日さす9時頃なので逆光気味。
200ミリ相当。

《コメント》
晴れると光線は悪いが、このサントリー振り向きアングルも定番。
S字を走る下り列車を望遠で撮れる。
向日町のネグラを出て始発駅大阪へ向かうキハ181系特急「はまかぜ」。
回送とはいえエンジン全開、紫煙モクモクのパワフルな走りと音は迫力ある。
この手が好きな人には堪えられんだろう。

5.2007年12月8日

485系「雷鳥5号」
《アクセス》
4.の対面アングル。山崎駅の高槻方面行きホーム端から。
《光線・レンズ》
朝が順光。作例は8時半頃で250ミリ相当。
《コメント》
山崎駅のホーム西端は、カーブを切って構内へ進入してくる列車を朝に順光で撮れるので、
人気のポイント。お手軽撮影地だが、アクセスが簡単なぶん場所取りが大変?
到着がギリギリだったので、10人近い先客の三脚足元へしゃがみ込ませてもらい撮影した。

6.2007年12月8日

485系「雷鳥12号」
《アクセス》
「サントリーカーブ」が上り列車の撮影地なら、こちらは下り列車の定番「百山踏切」。
サントリーカーブから線路の西側に沿って、あるいは山崎駅前の道を高槻方向に歩き、
川を渡って2〜300mくらい。駅前からだと踏切方面へ曲がる地点の農協が目印となる。
踏切に沿った道からの撮影になるが、現在では足場がかなり限られるのが残念。

《光線・レンズ》
午前中の東海道線下りが順光。作例は11時頃で135ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
踏切の東側、農協の角を南に曲がってすぐの所にコンビニあり。
これは便利。作者も非常に助かった。

《コメント》
かつての(今も?)有名撮影地「百山」。午前の下り向け定番ポイントだったが…
現在は線路際に家が建ち、アングル右側は構えにくい。土手下から木も伸びてきていて、
アングル下からも制約を受ける。編成を写し込めるスイートスポットがとても狭いのだ。
踏切を通る車が多い割には道が狭い。従って撮影できる定員が少なく、三脚も使いにくそう。
線路際の雑草も伸び放題で、ここはもう過去の撮影地なんですかね…

7.2007年12月8日

485系「雷鳥13号」
《アクセス》
6.に同じ。上り列車を撮影。
(注:雷鳥など北陸線直通列車の場合は列車番号的には下りです。念のため)

《光線・レンズ》
作例は10時半頃で135ミリ相当。
夏場の朝なら順光であろうか。ブルートレイン向け(って、もう翌春からは、ハァ…)
《コメント》
こちらも電柱の隙間から望遠で狙う感じで、あまり融通は効きそうにない。

8.2007年12月8日

EF81+24系「日本海4号」
《アクセス》
6.7.の踏切から更に600mくらい南下。
百山からだと線路西側から歩く方がやや分かりやすい。
ここまで来ると最寄り駅は阪急の水無瀬駅で、駅前通から(といっても狭いが)
徒歩10分くらいだ。
立体交差の下の踏切脇から撮影。足場は狭くフェンスもあるので定員は約1名。

《光線・レンズ》
順光になるのは午後の東海道線下り。作例は10時頃で300ミリ相当。
作者の機材では精一杯の望遠だが、頭上の立体交差道路が交わせない。

《飲食・トイレetc》
踏切付近には見あたらない。
阪急の水無瀬駅方面に向かえばコンビニ等あるらしいが未確認。
JR新駅が出来れば状況が変わるであろう。

《コメント》
立ち位置のすぐ南側でJR新駅の工事が進行中。その暁にはアクセスが超簡単になりそうだ。
午前中は作例のように光線条件イマイチで、頭上の立体交差道路からの影も気になる。
強烈な超望遠レンズを使わない限りは立体交差がアングルに入ってしまう構図は
好き嫌いが出そうだし、撮影の足場も狭い。
直線の坂を駆け上がってくる列車を望遠で狙う感じはなかなか格好よいのだが…

9.2008年3月8日

485系 「雷鳥8号」

10.2008年3月8日

DD51+サロンカーなにわ 臨客
《アクセス》
9.10.はいずれも「上牧の築堤」と呼ばれている区間で、東から西に撮り歩いたもの。
阪急上牧駅を下車し、新幹線高架下か東海道本線の土手に向かって道なりに
600〜700mほど歩くと見えてくる場所が9.の地点。
田んぼのあぜ道から線路が程よくカーブしているところを狙う。
難点は手前に道があって通行する人や2輪車が被る恐れがある事か。
そこから西に1キロ弱進むと10.の場所。農機具倉庫のある小道沿いから撮影。
9.10.共に新快速の12連くらいなら何とか入りきる。
いずれも撮影定員はそこそこ多いが、周辺の道が狭く車の乗り入れや駐車などは無理そう。
帰りは国道171号線に出れば30分ヘッドで高槻市行きの路線バスが走っている。

《光線・レンズ》
全域にわたってお昼から午後にかけて順光。
作例は9.が9時45分頃で100ミリ、10.が11時45分頃で100ミリ相当。

《飲食・トイレetc》
撮影地点付近には特に何もない。阪急の線路より東に行けば大型スーパーがある。
《コメント》
上牧築堤での撮影は、現在ではこのように下り列車専用ポイントとなった。
ポイントが点在しており定員もそこそこ多い。駅から少し遠いものの、ゆったりと撮影できる。


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