山陽本線 笠岡−大門

1.2009年4月5日
113系 普通
《アクセス》
笠岡駅から北西約2キロくらいの「金浦」地区。
地区内を縫うように走る県道289号線から少し折れたところにある踏切脇から撮影。
地区内はとにかく道が狭いので、車で訪れた際は注意。
《光線・レンズ》
お昼前後の上りが順光。作例は10時頃。100ミリ相当。
《コメント》
ここ金浦地区は、時代から取り残されたかのような昭和の香り漂う、
ひなびた風情が随所に残っている。付近を散策してみるのも一考。

2.2009年4月5日

EF65+14系 金光臨
《アクセス》
大門駅から東に約1キロ。国道2号線の北側に、道路と線路とで挟まれた池がある。
池の真ん中に人が歩いて渡れる程度の細い堤がある。そこを足場にして撮影。
少し国道脇に駐車スペースあり。
《光線・レンズ》
上り列車用の場所で、晴れた場合の光線条件は朝が良い。
11時50分頃で50ミリ相当。

《コメント》
通称「ラブホ裏」。「お部屋の窓から電車が見えます!」てな宣伝看板が目に付いたが、
ソレって当人たちはともかく車中の乗客にとってどうなのよ…(苦笑)
作例の11時50分頃だと光が当たるのはサイドのみ、カマの顔は陰っている。
が、新兵器D300のアクティブD-ライティングが威力を発揮し、コントラスト差を
カバーしている。凄いカメラだ。

3.4.2011年12月31日

115系 普通
《アクセス》
1.の奥にある大カーブ。3.は踏切に続く地上の生活道から、4.は近くの山すそから、
共に上りを撮影。
《光線・レンズ》
午前からお昼にかけて順光と思われる。
3.は8時10分頃で150ミリ、4.は8時半頃で135ミリ相当。
《コメント》
2本続けてやって来る上り6〜7連の普通電車を地上とプチ俯瞰で1枚づつ狙ってみたが、
どちらも(多数派の)岡山色や広島色が入らない「湘南」+「黄色」の組み合わせだった。

5.2011年8月27日

EF66+DD51(次位無動)+チキ他 貨物
《アクセス》
こちらは大カーブから大門駅方向に進んだところの直線区間。田んぼを挟んだ小道から。
《光線・レンズ》
9時50分頃で85ミリ相当。
《コメント》
田んぼ脇にある短い直線区間。訪問日は土曜日だったので臨貨を待ってみたが、
編成が意外と長く、構図ギリギリだった…
(もっとも作例ではお尻がチキなのであまり気になりませんが)。

6.2016年7月2日

105系 普通
《アクセス》
大門駅から線路沿いの築堤に沿って東に1キロ弱進んだところ。
ため池の築堤土手を足場にして、線路を少し見下ろす感じの場所。
《光線・レンズ》
朝の上りが順光。8時50分頃で200ミリ相当。
《コメント》
直線から軽くカーブにさしかかるところを撮る、古くから知られたため池ポイント。
もっとも、ため池と土手の大きさの割には、撮影としての足場とキャパは意外と広くない。
大口径の望遠レンズを持っていれば、気持ちよい「レーマガ撮り」が出来るだろう。

7.2018年12月1日

117系 普通

8.2019年1月26日

115系 普通
《アクセス》
笠岡駅の西外れにある自転車/歩行者用の小さな踏切脇から。
途中に段差がある踏切で、自転車だと渡りづらいかも。
《光線・レンズ》
7.は笠岡駅を発車してくる下り列車を撮る構図。
ほぼ終日逆光気味なので曇りの日向き。10時50分頃で70ミリ相当。
8.はトンネルを抜けてくる上り列車を狙う。
こちらはお昼前後におおむね順光。11時45分頃で70ミリ相当。
《コメント》
駅から線路伝いに徒歩5分程度。乗り鉄旅行派にも優しい?お手軽撮影スポット。
踏切横を流れる小川は「鬮場(くじば)川」。
かつてこの地に走っていた軽便鉄道「井笠鉄道」を知るオールドファンなら、
難読駅名として覚えている諸氏もおられよう。

9.2021年2月13日

EF66+コキ 貨物
《アクセス》
1.の踏切から少し南に歩いた、生江浜(おえはま)地区の入り江に沿った生活道から。
《光線・レンズ》
8時50分頃で50ミリ相当。
晴れていれば午後が順光。
《コメント》
ここ笠岡は、瀬戸内海の中でも潮の干満差がとても大きいところ。
大潮の干潮ともなれば、湾内には大きな干潟が現れる。
沿岸開発が進んだ日本では見かける事も少なくなりつつある干潟のすぐ脇を、
山陽本線の車両が駆け抜ける。貴重な情景撮影ポイントと言えるかも。
訪問時はその大潮の干潮と、EF66−27号機の通過タイミングがピタリ一致してくれた。
天気、コンテナの載り…ツッコミ所は多々あるが、贅沢は言うまい。

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