山陰本線 淀江−伯耆大山
1.2004年4月17日 DD51+24系 「出雲」 |
《アクセス》 山陰本線と県道のクロスにある大カーブ。 車なら米子ICから国道9号線へ出るほぼ中間地点。駅から歩けば30分程度かかりそう。 足場は広いが、スイートスポットは意外に狭いかも知れない。 駐車は高架下に若干なら可能。 《光線・レンズ》 午後の下りが順光なので、9時過ぎ通過の「出雲」はサイドのみ順光。 作例は135ミリ相当。 なお陸橋の反対側直線も撮影可能。こちらは午前中が順光。 《コメント》 ここもよく知られたポイント。時間帯と被写体の車両によっては良い撮影地だ。 正面は順光にならなかったが、そのお陰か「出雲」の文字が金色に浮かび上がった。 |
2.2009年10月5日 DD51+サロンカーなにわ 団臨 |
3.2009年10月13日 DD51+サロンカーなにわ 団臨 |
4.2009年10月14日 DD51+サロンカーなにわ 団臨 |
《アクセス》 1.の県道陸橋の反対側から上り列車を捕らえたもの。 2.は土手の斜面から、3.は地上(ちょうど陸橋下)から、 4.は陸橋から少し前進して田んぼのあぜ道からそれぞれ撮影。 《光線・レンズ》 いずれも午前の上り列車が順光。 作例は撮影日が違うだけでいずれも11時20分頃。 2.は150ミリ、3.は250ミリ、4.は50ミリ相当。 《コメント》 今年の秋は山陰をDD51+サロンカーなにわのコンビが数回走行した。 ディーゼル機関車、客車列車、いずれも減少傾向にある中、 このコンビは今や最強タッグと言っても過言ではあるまい。 作者は1043号機と1183号機が充当された日に訪れた。 1043号機は現在宮原区に在籍する6機のDD51の中で唯一山陰出身のカマではなく、 増設手すりは後付けされているがスノープロウが無い。 撮影直後はちょっと残念に感じたが、後から考えてみると逆に1043号機だからこそ 山陰路を駆ける姿が貴重だったのかも… 1183号機はもちろんスノープロウ装備。増設手すりが付き、窓枠Hゴムが黒に、 ホース掛けが米子(後藤)仕様の白になった程度で、国鉄(福知山)時代とさほど変わらない 雰囲気を今に留めている。 |
5.2009年10月3日 DD51+サロンカーなにわ 団臨 |
《アクセス》 3.の後追い。 《光線・レンズ》 11時20分頃で350ミリ相当。 《コメント》 「なにわ」はやっぱり後ろ姿も撮影しておかなければ。 |
6.2009年10月13日 キハ47 普通 |
《アクセス》 2.3.4.の直線築堤を南側の田んぼあぜ道からほぼサイドに見たもの。 《光線・レンズ》 10時50分頃で85ミリ相当。 《コメント》 この築堤は周辺が大きく開けているので、どのような角度からでも撮影ができる。 |
7.2011年2月26日 キハ47 普通 |
《アクセス》 淀江駅の南方にある「壷瓶山(つぼかみやま)」からの俯瞰。 少し道が判りにくいが、国道9号側からも裏(南)側からでも登っていける。 小さな天文台がある付近より少し下ったところに足場あり。 《光線・レンズ》 午後の下りが順光。作例は10時20分頃で150ミリ相当。 手前を高速道路が通っており、これ以上長い編成だと(=レンズを引くと)、 大型トラックやバスが通りかかるとアングルに被ってしまう。 理想は短めの編成をもっと長い望遠レンズで切り取る方が良いかも知れない 《コメント》 淀江地区の町並みと日本海が見えるミニ俯瞰。 奥から順に空〜海〜町並み〜線路(車両)〜手前の田んぼへ… と続く景色のグラデーションが素晴らしい。 「出雲」など魅力的な列車は去ったが、雪晴れの日などは綺麗だろう。 条件を改めて再訪してみたい。 |
【おまけ】
上記の「なにわ」で撮影してい、宮原に現存するDD51の国鉄現役時代の写真です。
まずは1043号機。亀山駅にて。
このように、当時はサイドの白い帯が消されていました。
こちらは1183号機の国鉄(福知山区所属)時代。諸寄駅にて。
米子仕様と異なり、ホース掛けが赤く、増設手すりも付いていません。
窓枠のHゴムも白いものでした。