山陰本線 柴山−香住

1.2005年12月10日
キハ181系 「カニカニはまかぜ」
《アクセス》
柴山駅西の山すそにあるお寺の墓地から駅を見下ろす。
周辺には旅館や民宿が多く、どこもかしこもパイロンが立ち
「○○館利用者以外の方お断り」の看板だらけ。
集落内の道も狭い。
《光線・レンズ》
トップライトのポイントだが、一応は午後が順光。作例は11時半頃。135ミリ相当。
《コメント》
カーブしたホームの柴山駅を見下ろす通称「柴山俯瞰」。
駅前に料理旅館が建つ前の国鉄時代は列車交換シーンも見られ、
定番撮影地だったところだ。
最近は夏の海水浴客より、冬のカニツアーによる集客がこの地方のかきいれ時。
折しも(職種によっては)12月のボーナスサタデー。
そろそろお昼時という時間なので、終点の香住目指してラストスパートに入る
臨時特急「カニカニはまかぜ」車内の乗客たちも、それを駅や各店舗で待つ
商売の方々にとっても、楽しみで仕方ない時間帯であろう(笑)

2.2006年3月18日
キハ181系 「カニカニはまかぜ」
《アクセス》
香住病院の裏付近。
山陰本線が築堤直線となっており、それを小高い丘に登って撮影。
基本的には併走する県道からすぐ見えるので、そちらからのアクセスとなる。
駅からは直線距離で1キロ程度だが、徒歩の場合はどのルートが最寄りかは未確認。
なお訪問時は県道の工事をしていた(土曜日のため休業中)。
足場や駐車状況は日々変わるだろう。
《光線・レンズ》
お昼前後の下りが順光。作例は11時半頃。300ミリ相当。
手前まで引くと線路際の草がうるさい。

《飲食・トイレetc》
香住駅か香住市場の周辺で事前準備。
《コメント》
突発的にロケハンした場所。
冬のかにシーズンはそろそろ終わりで、臨時特急「カニカニはまかぜ」の乗車率も芳しくない。
今回も1両だけ国鉄特急色が組成されていた。

3.2006年3月18日
キハ181系 「カニカニはまかぜ」
《アクセス》
2.の後追い。
《光線・レンズ》
順光狙いなら夏場の早朝程度のポイント。作例は70ミリ相当。
《コメント》
残雪の山をバックに撮影。香住の町は高い建物や派手な看板が無く、
大きな漁港を持つ規模の町にしては落ち着いた佇まいだ。

4.2006年12月16日
キハ181系 回送
《アクセス》
2.にほぼ同じ。
《光線・レンズ》
作例は15時頃で100ミリ相当。
《コメント》
2.と殆ど同じ場所だが、前回訪問から周辺の道路工事が進んでいて、
少し足場が変わっていた(高い足場はなくなっていて、道路際から撮影)。
国鉄時代はどこにでもあったような平凡な築堤直線が、逆に懐かしくていい感じ。

5.2007年3月25日
DD51+12系 「想い出のあまるべ」
《アクセス》
4.に同じ。前回来た時とはまた足場が変わっていた。
《光線・レンズ》
13時前で135ミリ相当。

《コメント》
おそらく最後となろう「餘部祭り」が開幕。
目玉商品はもちろんこの「想い出のあまるべ」号。
いきなり初日から悪天候と強風の影響で香住にて抑止運休となる波乱となったが、
2日目の日曜日はお昼前から薄日が差し、数分遅れ程度でDD51が
4両の12系客車を牽いて姿を現した。
カマは作者の希望通り?増設手すり付きの1183号機だ。
「国鉄末期のどんこう列車」をイメージしたのならば何故、と賛否両論分かれるヘッドマークは
餘部駅のお立ち台から撮影した写真がモチーフとなっている。
個人的にはダミーでマニ50でも付けて6連にしてくれれば号泣、昇天モノだったが(笑)

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