山陰本線 青谷−泊

1.2004年5月3日
キハ187系 「スーパーおき1号」
《アクセス》
青谷−泊間のほぼ中間地点にある「長和瀬」集落付近。
国道9号線旧道から小さな集落へ入り、新バイパスの橋を見上げるように進む。
すると斜面に沿ってバイパス方面に上がっていく(バイパスには合流できない。
従ってバイパスからのアクセスは不可)道があり、それをよじ登ったところがポイント。
足場は広い。
駐車は坂道沿いに可能だが、坂なので車を止める際はパーキングブレーキ注意。

《光線・レンズ》
午前〜午後3時位までの上り列車が順光。
作例は9時頃の下り「スーパーおき」後追い。100ミリ相当。
レンズは標準〜望遠までお好みで。標準前後まで引けば右側の港が入る。

《コメント》
山陰本線で海と鉄道を絡めて撮影できるポイントは意外に少ない。
ここはローカル本線らしい雰囲気のいいポイントだ。
画面中央の金色の観音様が気になるが(笑)

2.2008年6月14日
DD51+サロンカーなにわ 臨客
《アクセス》
こちらは湯梨浜町筒地地区。泊駅東にある小学校脇の農道を登っていった先。
果物畑のある付近から。
但し視界が開けている場所は「現在の」農道からではない、とだけヒント。

《光線・レンズ》
お昼前後を中心に順光。
作例は18時半過ぎ通過の上り臨客。150ミリ相当。
立ち位置からは列車の通過音は殆ど聞こえない。聞こえるのは車やトラック、バスの
通過音ばかり。
列車速度も意外に速く、通過推定時刻になったら集中して待つ必要あり。
《コメント》
この時期に運行される「香美町民号」。
餘部鉄橋のある町の旅行企画だけあって、鉄道ファン大喜びの車両が起用され、
美しい山陰の風景の中を走ってくれる。
初挑戦した場所だったが、まるでDD51+6両の「なにわ」にあつらえたかのような築堤。
かつ日本海が大きくバックに入る、文句なしの俯瞰ポイント。
天候と時刻が微妙で、「夕暮れの斜光線に輝く日本海」をイメージしていたが、
まぁ贅沢は言うまい。
それよりもここは視界(立ち位置)確保と、猛威をふるうヤブ蚊の対策がカギ。

3.2009年10月5日
DD51+サロンカーなにわ 団臨
《アクセス》
1.に同じ。
《光線・レンズ》
13時頃で85ミリ相当。
《コメント》
ここに立つのは1.以来約6年ぶり。
今ではすっかり有名撮影地だが、当時は全くの更地だった場所が草木ボーボー、
クモの巣だらけになっていてびっくり。
草むしりとクモの巣退治をしているうちに通過時刻となり、顔見知りの方3名と撮影した。
晴れていれば言う事無しであったろうが、鉛色の海も山陰らしくてまぁ良かろう。

4.2011年7月24日
キハ47 普通
《アクセス》
国道9号線沿いの小高い丘の上にある「潮風の丘とまり」から。
《光線・レンズ》
15時半頃で135ミリ相当。
午後が順光となる。ただし線路手前に国道9号線が併走しており、
車と列車が被らないかどうかは運次第。
《コメント》
恐竜の等身大フィギュア?が名物の「潮風の丘とまり」。丘の上に立って東方向を遠望。
小さな漁港の脇を走る典型的な「海鉄」写真。砂浜と線路や国道のある場所とでは
ずいぶん標高差がある。

5.2011年12月29日
キハ126 快速
《アクセス》
3.に同じく「潮風の丘とまり」。こちらは西方向を見たもの。
《光線・レンズ》
12時頃で100ミリ相当。薄曇り。
《コメント》
この展望台からは泊の港や海岸線を一望できる。
山に沿って山陰本線の線路がカーブしているが、港の波止(防波堤)が入るまで
レンズを引くと、2連の快速列車がいよいよ豆粒状態になってしまうので、
今回はマァこんなところ。
撮影後、急に雨風が強くなり、続行の「スーパーはくと」やキハ47まで粘る事なく
いそいそと撤収。

6.2011年12月29日
キハ47 普通
《アクセス》
2.の築堤を下から見上げた構図。
《光線・レンズ》
11時20分頃で50ミリ相当。お昼から午後が順光。
《コメント》
生活道沿いからのお手軽撮影場所。

7.2011年12月29日
キハ47 普通
《アクセス》
こちらも2.の俯瞰に同じだが、やや東側から構えた。
《光線・レンズ》
10時20分頃で100ミリ相当。
《コメント》
2連をロングショット。雪晴れの景色にキハ47のサーモンピンクが鮮やか。

8.2012年2月25日
キハ47 普通
《アクセス》
上に同じ直線。農道から撮影。
《光線・レンズ》
7時50分頃で100ミリ相当。
《コメント》
訪問当日は積雪は殆どなく、冷たい雨が降り続いていた。
泊駅を発車した鳥取行き5連が、結構な加速スピードで築堤直線を駆け抜けていく。

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