呉線

1.〜5. 三原−須波
6.〜8.須波−安芸幸崎
9.〜18.安芸幸崎−忠海
おまけ

〜三原−須波〜

1.2007年10月20日
115系 普通
《アクセス》
沼田川の鉄橋。三原市内だが、アクセス距離的には両駅のほぼ中間あたり。
鉄橋南側の土手から撮影できる。
《光線・レンズ》
この角度は朝が順光。8時頃で50ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
土手下の市街地を少し西に行けばスーパーがある。
《コメント》
沼田川の河口に架かる長い鉄橋で、昔から知られた撮影地。
朝の順光アングルだと、車両にケーブルが掛かるのが残念。

2.2007年10月20日

115系 普通
《アクセス》
1.の鉄橋を西側から。
《光線・レンズ》
こちらは午後が順光。17時頃で200ミリ相当。
《コメント》
鉄橋西側は架線柱とケーブルが無いので、午後にこちら側から撮るのが本来だろう。
もっと短いレンズで手前に寄せてもOKだが、訪問時は夕方で既に鉄橋の南半分が
日陰になっていたので、望遠レンズで奥(北側)を切り取った。
呉線の普通電車は103系、105系、115系があり、115系は本数は少ないものの
岡山車・広島車・下関車の3運用があるので、最大5パターンのカラーバリエーションが楽しめる。

3.2007年11月3日

キハ47改 「瀬戸内マリンビュー4号」
《アクセス》
2.に同じ。
《光線・レンズ》
16時半頃で100ミリ相当。バックにマンションが建っているが、車両で隠せる。
《コメント》
この場所の定番写真。「瀬戸内マリンビュー4号」は三原駅を16時19分に出て広島に向かう。
この季節だと車窓からの瀬戸内海の夕暮れが美しいだろう。

4.2007年11月3日

103系 普通
《アクセス》
三原市街地の南にある「筆影山」から。
沼田川側(市街地側)、須波駅側いずれからも国道185線から折れて入っていける
(標識案内あり)。距離的には須波から登る方がやや短い。
頂上は展望台になっているが、南方向しか開けていない。この立ち位置はその少し手前あたり。
《光線・レンズ》
午前が順光。9時15分頃で250ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
展望台に上がる途中の3三叉路付近にトイレあり。
自動販売機などは無い。

《コメント》
1.〜3.の鉄橋を俯瞰する「筆影」。遠くには山陽本線や新幹線も見えるので、
アングル次第によっては「競演」の写真も撮れるかも。
訪問時はあまり時間がなく、ベストな立ち位置が見つけられなかった。
ここも高圧線ケーブルが構図左下に入ってしまい、残念。

5.2007年11月3日

105系 普通
《アクセス》
4.の筆影山より更に奥に登った「竜王山」から。
こちらも頂上に立派な展望台が造られているが、あくまで見えるのは海側だけ。
登る途中の道から開けている所を見つけて撮影する、という意味では4.と同じ条件。
《光線・レンズ》
10時半頃で200ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
ここ竜王山も展望台下の駐車場にトイレがあった程度。
《コメント》
ちょうど沼田川鉄橋をまっすぐに見下ろせる場所を発見。
周辺の道が狭くてクネクネ坂なので、車でアクセスの際は注意して停めたい。
〜須波−安芸幸崎〜
6.2007年10月20日
キハ47改 「瀬戸内マリンビュー4号」
《アクセス》
両駅の中間やや幸崎駅寄り、国道沿いの踏切付近から。
《光線・レンズ》
16時半頃で70ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
撮影地付近には特にお店のようなものはない。

《コメント》
ちょうど併走する国道の路肩が広くなっていて、車を停めてそのまま撮影できそうなお手軽場所。
「瀬戸内マリンビュー」はキハ47を改造した観光イベント向け列車で、ほぼ毎日運行されている。
初めて間近で見たが、このコスプレぶりには笑ってしまいました(苦笑)

7.2007年11月3日

105系 普通
《アクセス》
6.付近の海側にあるスペースから海岸に出て、安芸幸崎駅方向を向いて撮影。
《光線・レンズ》
8時半頃で200ミリ相当。
《コメント》
国道の車がどうしても入ってしまうが、海と電車を組み合わせて撮影。
この日はダンプカーが終日ひっきりなしに走っていた。何かの工事だろうか。

8.2007年11月3日
キハ47改 「瀬戸内マリンビュー2号」
《アクセス》
ここも両駅の中間、国道から折れて地元では有名な温泉施設の前を通り過ぎ、
線路裏に出る小道に入っての撮影。
あまり車などは通らないが、住宅街の路上なので長居しての駐車は遠慮したいところ。
歩道があるので足場は良好。
《光線・レンズ》
12時半頃で100ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
温泉施設が利用できる。但し利用すれば(笑)外来入浴でいつも賑わっているが、
結構いい値段だったような…
国道まで出れば休憩施設やフェリー乗り場、コンビニ等があるので、
飲食物やトイレなどは適当に調達可能。

《コメント》
もう少し午後遅い時間帯の方が光線条件は良さそうだ。
バックの瀬戸内海には釣り船や貨物船。国道に車が1台も通りかからなかったのは奇跡的?
情景派撮影地なので、車両の顔に信号ケーブルがかかるのは仕方なかろう。
〜安芸幸崎−忠海〜
9.2007年10月20日

103系 普通
《アクセス》
安芸幸崎駅から1.5キロほど西、国道の路肩が広くなっていている地点から
短いトンネルの出口が見える。
《光線・レンズ》
8時45分頃で100ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
幸崎駅からの途中にコンビニあり。

《コメント》
この付近はトンネルを挟んで線形がS字となっている。
朝日が綺麗に当たっていたので、短いトンネルを出てくる103系の顔をアップ撮り。
色も違うし、あちこち手を加えられているものの、かつて大都会で活躍していた「国電」は健在だ。

10.2007年10月20日
105系 普通 
《アクセス》
9.から国道を西に進み、呉線のクロスを過ぎた先を左折、細い道を進むと海岸に達する。
小さなお社がある先、小道が行き止まりになっている場所。
道が細く、途中狭いカーブがあるので、「3ナンバーサイズ」クラスの車になると
辛いかもしれない。
お社周辺も駐車できそうなスペースはわずか。
《光線・レンズ》
8時30分頃で50ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
撮影地付近は何も無し。

《コメント》
大久野島をバックに海岸線を行く105系。標準レンズで2連を撮る定番ポイント。

11.12.2007年11月3日
103系 普通 
《アクセス》
10.付近を国道のオーバークロスから撮影。
歩道が無く、海側はカーブした坂になっている。通行車にはくれぐれも注意の事。
適当な駐停車スペースは9.の場所まで戻らないとない。
《光線・レンズ》
8時45分頃で11.(海岸)が250ミリ、引き付けた12.が200ミリ相当。手持ち。
《コメント》
連射してみたが、12.は線路際が草ボーボー。手前に倉庫がある事もあって撮りにくい。
11.の風景撮影の方が良いだろうか。引き潮の時間帯だったが、
釣り船がエラく岸寄りの浅瀬にいる。

13.2007年10月20日
105系 普通

14.2007年10月20日
キハ47改 「瀬戸内マリンビュー3号」
《アクセス》
忠海駅から東に徒歩15分程度。線路の南側に小高い山があり、
「冠崎公園」という公園になっている。
その頂上付近から。
木々の隙間から見下ろすので、意外に立ち位置(スイートスポット)が狭い。
《光線・レンズ》
作例は13.が15時15分頃で200ミリ、14.が15時半頃で300ミリ相当。
午後から夕暮れ時が最高の光線状態となる。

《飲食・トイレetc》
ここも駅から公園までの国道沿いにコンビニが一店ある。
《コメント》
「瀬戸は日暮れて…」の美しさを堪能できる情景派撮影地。
この辺りは線路と海が非常に近い。山を降りて港から撮影しても良さそうだ。

15.2007年10月20日
105系 普通
《アクセス》
忠海駅から大久野島や大三島へ渡るフェリー乗り場に行く途中の踏切から。
《光線・レンズ》
15時頃で35ミリ相当。午前中は鉄橋の向こう側から撮影できる(16.)。
《飲食・トイレetc》
フェリー乗り場の売店やトイレが利用できる。
《コメント》
駅からすぐの鉄橋。川ではなく、小さな入り江に架かっている。

16.2007年11月3日
キハ47改 「瀬戸内マリンビュー1号」
《アクセス》
15.に同じ。対岸の波止から撮影。
《光線・レンズ》
12時頃で100ミリ相当。 
《コメント》
釣りをしている地元の方達に混ざって、一人だけ釣り道具ではなく
カメラを持って波止に立つ(笑)。
2両の編成長がギリギリのサイズで、我ながらよくもまぁ見事に収まったもんだ。
これもことでんや路面電車の撮影で鍛えられたおかげ(?)
そう言われると、作者の撮影仲間でもローカル私鉄が好きな人は
総じていい腕している気がする。
参ったのは、隣接する船場で漁船がリニューアル中で、船底ペンキを皆さんで
塗り替え中だったのだが、これが凄い匂い(臭い?)でラリってしまった。
「おい!シンナーに気を付けろ!」「分かりました親方!」状態だ。
って、元ネタが判る人は僅かだろう。

17.18.2007年10月20日
105系 普通
《アクセス》
忠海から対岸の大久野島に渡っての撮影。山頂にある公園の展望台付近から。
休暇村の本館やフェリー乗り場から歩いて登ると30分くらいだ。
《光線・レンズ》
17.18.いずれも12時頃で200ミリ相当。
日中ならおおむね光線は良く、それよりも雲の掛かり方や空気の透明度が重要だ。

《飲食・トイレetc》
山頂はトイレ程度。お店や食事は休暇村の施設で。
《コメント》
親愛なる友人に教えて貰って以来、すっかりお気に入りの場所となった大久野島。
瀬戸内海の風景を360度見渡せる山頂公園から、海を隔てての呉線スーパー俯瞰を敢行した。
が、お目当ての「瀬戸内マリンビュー」は通過時刻に雲が出てしまい撃沈…
結局105系しかまともに撮れなかった。

【番外編:大久野島】

大久野島に渡るには忠海から。フェリーまたは連絡船で約15分。

大久野島国民休暇村。


一般車の通行は禁止されており、島には放し飼いされたウサギが跳ねる。
静かなリゾートアイランドたる大久野島。
しかし…


かつては極秘で日本軍が毒ガス兵器を製造していた「地図から消された島」でした。
2つの顔を持つ大久野島については、機会を改めて触れてみたいですね(非鉄になるけど…)


トップページに戻る                   鉄道写真館に戻る