高徳線 鶴羽−丹生

1.2008年10月18日
キハ185系 「うずしお8号」

2.2008年10月18日
キハ40 普通
《アクセス》
鶴羽駅から東へ1.5キロほどの地点。近年出来た県道クロス陸橋から。
陸橋の下に少し空き地があり、駐停車は可能。
立ち位置は歩道が無いので車には注意。
《光線・レンズ》
朝の下り列車が順光。作例は1.が10時頃で85ミリ、2.が10時半頃で135ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
少し西側にドライブイン施設「大川オアシス」がある。
《コメント》
ささやかながらも瀬戸内海がバックに入る。
光線条件次第では車両を強調しても撮影できる。

3.2008年10月18日
キハ65+58 「阿波」
《アクセス》
1.2.から少し鶴羽方面に戻った付近。高速道路脇にある民家近くの坂道から。
《光線・レンズ》
11時15分頃で85ミリ相当。
《コメント》
国鉄末期、学生時代の作者が穴が空く程?読みふけった
ヤマケイ鉄道本に載っていた場所。
諸説異論あろうが、自分にとっての鉄道写真は車両カタログではなく、
「線区あっての車両」。その土地の特徴や季節感、大きく言えば時代考証や風俗考証まで
含めた記録を映すもの。
自分もいつかこんなの撮ってみたい…と衝撃を受けたものだ。
という訳で、今回のさよなら運行の中でこの「阿波」は定番的編成写真ではなく、
ここで撮りたかった。
そして場所を探しあて、当時とあまり変わっていない事が確認でき、撮影叶った。

昭和の頃、特急や急行は人生の節目節目に乗る事があったもの。
この光景は四国で昭和後〜末期を過ごした人達も見ていたのであろう。
「さよなら運行」には似つかわしくないポカポカ陽気の秋晴れと、穏やかな瀬戸内海であった。

場所、構図、車両、シャッタータイミングetc…
2008年の自己ベストカットと言ってもいい渾身の1枚となった。
キハ58系がこの地を駆ける事はおそらくもうあるまい。結願。

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