木次線 油木−備後落合

1.2004年8月8日
DE15+12系改 「奥出雲おろち号」
《アクセス》
油木駅から南へ歩いてすぐの踏切を渡り、山すその神社付近から
田んぼの中をコトコトとのどかに走る風景を撮影できる。
足場や駐車スペースは特に問題ないが、田畑へは立ち入らぬように。

《光線・レンズ》
北向きの線形なので完全に順光となる時間帯はない。
作例は12時半頃の上り。150ミリ相当。

《飲食・トイレetc》
駅前は自動販売機程度。「道の駅奥出雲おろちループ」まで我慢か。
《コメント》
山岳ローカル線を走るリゾート?列車。
木次線はかつて夜行急行まで走っていた陰陽連絡の重要ルートの一つだったが、
道路の整備により今や存続すら危ぶまれる路線に。
しかしC56や急行「ちどり」、キハ52、DD16などの役者たちが消えても、
こうして観光イベント列車が定着してくれるのは嬉しい事だ。

2.2005年11月3日

キハ120 普通
《アクセス》
併走する国道314号線のトンネル(2つあるうちの落合寄り)北側出口付近。
足場的にはトンネル出口付近に残る旧道からでも十分撮影可能だが、
作者は護岸から川べりに降りられる箇所を発見したので、水量の少ない所を選んで
対岸に渡り、線路と鉄橋を見上げるアングルを選んだ。
トンネル出口付近の旧道入り口付近に狭いながらも駐車可能
(旧道は通行止めで、車両の乗り入れは不可)。

《光線・レンズ》
ここも順光は期待薄。作例は9時頃。28ミリ相当。
《コメント》
木々が色づき始める中、渓流に水鏡を映しながら走るキハ120。

3.2006年11月3日

DE15+12系改 「奥出雲おろち号」
《アクセス》
2.の対面アングル。鉄橋を南側から撮影。
トンネルが出来る前の国道の旧道跡が足場となる。

《光線・レンズ》
お昼前後には谷川まで日が差す。作例は12時頃。50ミリ相当。
《コメント》
天気も良く、紅葉と青空もいい感じで、きれいな絵になった。

4.2008年7月5日

キハ120 普通
《アクセス》
1.から南に1キロほどの地点に国道踏切がある。
そこから少し北に歩いて線路際から撮影。
《光線・レンズ》
17時頃で100ミリ相当。
《コメント》
農家をバックにキハ120が築堤カーブを降りてくる。
単行列車はいかにボリュームを出すかが難しい。

5.2018年5月4日

DE15+12系改 「奥出雲おろち号」
《アクセス》
3.に同じ。
《光線・レンズ》
12時半頃で70ミリ相当。
《コメント》
春と秋。全く違う季節に同じ被写体を同じ場所で撮影。
新緑に囲まれながら列車を待つ間の、山の空気がたまらなく気持ち良かった。

6.2019年11月12日

DE15+12系改 「奥出雲おろち号」
《アクセス》
国道314号線皿谷旧道から。
トンネルがアプローチの目印になる。
《光線・レンズ》
13時10分頃で135ミリ相当。
《コメント》
南向き、つまり逆光構図であるがゆえ、美しい木漏れ日が画面全体に広がり、
黄色と赤の世界が、線路と列車を覆い囲む。
線路が少し高い場所を通っていて、立ち位置は少しシビアかも。

7.2020年2月11日

キハ120 普通
《アクセス》
1.の対面構図で、国道314号線の歩道からのお手軽撮影。
道路の横断の際は、通り抜ける車には注意の事。
《光線・レンズ》
8時50分頃で70ミリ相当。午前が順光。
《コメント》
真冬の木次線で、これだけ快晴の朝は珍しいのかも。
今年は雪が少ない。

8.2020年2月11日

キハ120 普通
《アクセス》
2.の鉄橋を国道314号線のガードレール脇から見たもの。
《光線・レンズ》
山深い場所で、線路をほぼ真西から見る構図となり、
もし光線が綺麗に回るとすれば夏場の午後くらいであろうか。
9時頃で40ミリ相当。
《コメント》
この「川を渡らない鉄橋」は、2.3.や5.でもお馴染みの
木次線定番の撮影ポイント。
今回はこの角度で撮ってみたが、今年は記録的な暖冬で、
2月の木次線とは思えない雪の少なさだ。
構図左側の木々にも着雪が全くなく、これは想定外だった。
ま、冬枯れの渓谷ムードも悪くなかろう、と今回は無理やり納得。

9.2022年4月16日

キハ120 普通
《アクセス》
4.の付近に同じ、小道から撮影。
《光線・レンズ》
8時50分頃で50ミリ相当。
《コメント》
線路際の民家脇には満開の桜。
木次線沿線の山里に、遅い、しかし美しい春が今年もやってきた。

10.2022年5月3日

キハ120 普通
《アクセス》
国道183号線と314号線が合流する交差点付近。
《光線・レンズ》
14時半頃で50ミリ相当。
《コメント》
かつての国鉄時代は備後落合駅ホームの名物だったおでんうどん。
その味を引き継いだ地元ドライブインの近くから木次線をお手軽撮影できる。
列車主体に撮るか、手前の田んぼを強調するか、
はたまた作例のように山の緑を大きく入れるか、構図はお好み次第。

11.2022年6月24日

キハ120 普通
《アクセス》
6.の振り返りアングル。
《光線・レンズ》
9時頃で70ミリ相当。
《コメント》
秋色だった前回訪問時とは一転し、訪問時は初夏。
ゆっくりと夏草をかき分けながらキハ120が通り過ぎる。
決して草木ボーボーなんて言いませんよ(笑)

12.13.2023年5月27日

キハ120 普通
《アクセス》
油木駅から2キロほど南にある短い鉄橋。
足場は国道沿いからとなる。
狭くはないが、少し坂道カーブとなっていて、通過する車には注意。
《光線・レンズ》
上は9時半頃で50ミリ相当。
下は後追いで、16時50分頃で135ミリ相当。
《コメント》
並走する国道314号線からよく見える鉄橋なので分かりやすい。
もっとも、「引き」が無い場所なので、撮り方は限られる。

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