木次線 三井野原-油木

1.2005年11月3日
DE15+12系改 「奥出雲おろち号」
《アクセス》
両駅の中間、やや三井野原よりの、旧道の踏切跡付近から。
駐車可能。足場も特に支障はなさそうだが、あまり線路には近づかぬように。

《光線・レンズ》
このアングルは南に向くので、終日ほぼ逆光。作例は13時頃。150ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
「道の駅おろちループ」まで我慢。周辺には何も無い。
《コメント》
これまで滅多に使わなかった「縦アングル」。当写真館初公開である。
望遠レンズを使い、バックの紅葉した山を背に向かってくるヘッドマーク付きDE15。
光線状態は良くなかったが、山が順光、ススキが逆光と巧い具合に撮れた1枚。

2.2005年11月3日

DE15+12系改 「奥出雲おろち号」
《アクセス》
1.の後追い。
《光線・レンズ》
こちらはほぼ順光。100ミリ相当。
《コメント》
意外にも「奥出雲おろち号」はこちらが先頭だと思っている人が結構多いらしい。
ま、午前の下りは確かに逆走だし、出雲坂根のスイッチバックもあるので
分からなくもないが、一般の観光客の意識だとその程度なのね(涙)
この場所は学生時代に読み漁ったヤマケイの本に出ていた場所。やっと見つけた。
居合わせた方が「おろち号」のポスター撮影をされている方で、
翌年はこの場所を採用する予定、との事。

3.2005年11月3日

キハ120 普通
《アクセス》
ここは1.2.の場所から100m程南。国道の歩道付近から狙う。
足元の熊笹やススキを処理するためには脚立が必要だろう。
《光線・レンズ》
ここもほぼ逆光。13時半頃で150ミリ相当。
《コメント》
これは今年の「奥出雲〜」の公式ポスター、パンフレットに使われている場所。
構図取りと光線の処理が難しかった。上級者向きポイントかも。

4.2006年10月8日

キハ58+28 「木次線開業90周年記念号」
《アクセス》
油木駅の北すぐ。線路際の田んぼ付近から。
《光線・レンズ》
午前が順光。作例は11時頃で200ミリ相当。後追い。
《コメント》
川の対岸を走る国道からでも俯瞰気味に撮影できるが、
予想外に光線条件が良くなったので、線路に近い場所に足場を取った。
国鉄急行色の撮影はやっぱり晴れてナンボだなぁと再実感。
かつてこの地を走った「ちどり」を彷彿とさせるヘッドマーク(後追いだけど)もいい。
ケツを木製電柱に引っかけてしまったのが唯一残念…

5.2020年2月11日

キハ120 普通
《アクセス》
1.2.の場所を再訪。
《光線・レンズ》
8時45分頃で100ミリ相当。
《コメント》
例年のこの時期であれば雪深くなり、長期運休も珍しくない区間だが、
記録的暖冬の今年は普通に?列車が運行されており、この日も定刻通りに
赤いキハ120がやってきた。
しかし、車内に乗客の姿は1人もない。
今後の行く末が心配な山岳路線である…

6.2022年6月24日

キハ120 普通  ※2022/7/17 写真差し替え
《アクセス》
上に同じ。初夏の時期に再訪。
《光線・レンズ》
9時40分頃で135ミリ相当。
《コメント》
某写真家さんが撮られていたものと殆ど同じ。
パクリではありません。リスペクトです。
空を覆いつくす深い緑の奥から、エンジン音が徐々に聞こえてきて。
分水嶺に向かう赤いキハが姿を現す。
その瞬間のドキドキ感がたまらない。
山岳路線撮影の醍醐味か。

7.8.2023年12月25日

キハ120 普通
《アクセス》
上に同じ。再訪。
《光線・レンズ》
15時頃。
前うちの方はD500+150ミリ相当、
後追い縦構図はα6700手持ち+110ミリ相当でAIAF頼りで撮った。
《コメント》
「雪景の木次線」も、近年はその雪害ゆえに長期運休する年も多く、
乗車・撮影のハードルが以前より高くなっているが、
訪れるチャンスとタイミングに恵まれれば、寒い中でもカメラの前で思わずうっとり
見とれてしまうような美しい世界がそこにある。

9.2020年2月11日

キハ120 普通
《アクセス》
3.を再訪。
《光線・レンズ》
9時40分頃で150ミリ相当。
《コメント》
3.を撮影した時は、笹をかき分け足場を確保して…と
かなり大変だったこの場所。
15年を経て何と!国道と線路の間の草木が伐採されて視界が確保され、
ガードレール(歩道)から手軽に撮影できるようになっていた。
今やすっかり人気のお立ち台だ。
冬枯れで葉が落ち、まるで針のような森の中を
赤キハがエンジン音を響かせて登ってきた。

10.2021年11月11日

キハ120 普通
《アクセス》
9.の場所から少し南の「第2三井野原踏切」にて。
国道トンネル下の側道からアプローチできる。
現場に立つと分かるが、縦構図にして、手前(踏切近く)にある鉄橋トラスを
いかにカットするかがカギとなりそうだ。
脚立でも持っていれば撮りやすいかもしれない。
《光線・レンズ》
8時50分頃で135ミリ相当。
《コメント》
木次色のキハが三井野原からの下り勾配を降りてくる。
この辺りは中国山地を越える鉄道区間としては最深部にあたり、
撮影時に舞っていた晩秋の霧雨もかなり冷たいものだった。

11.2022年4月16日

キハ120 普通
《アクセス》
三井野原駅の少し南側、国道クロス脇。
バス停がある辺り。
国道からも見えるのでわかりやすい。
《光線・レンズ》
9時45分頃で85ミリ相当。
《コメント》
桜のプチ並木がある、お手軽追っかけ撮影ポイント。
この辺りはかつてスキー場で、作者が初めて木次線に乗車した時代(1984年)は
スキー民宿も賑わっていた記憶がある。

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