姫新線 東津山−津山(+津山駅構内)

1.2007年4月28日
キハ58+65 「みまさかスローライフ」
《アクセス》
東津山駅の600m程西に架かる吉井川鉄橋。
鉄橋たもとの市道踏切付近の駐車スペースがあり、車でもアクセスしやすい。
但し川の中から木々が伸びていて、土手からのアングルの自由度は思ったほど
広くなく、オイシイ構図は限られる。

《光線・レンズ》
踏切脇からだと午前が順光。作例は12時頃で70ミリ相当。
午後は鉄橋の西側からが順光となるが、車でのアクセスは東岸よりしにくく、
何かと撮りにくい。

《コメント》
今年の大型連休、岡山鉄にとってビッグプレゼントとなった「みまさかスローライフ」。
国鉄急行色のキハ58+65が因美線に限定復活した。
キハ65も作者にとっては馴染み深い形式で、地元で久々に見られるのは嬉しい限り。
早速初日から撮影に。予想以上なのか以下なのかよく分からない人出の中、
まずは手始めに吉井川鉄橋にて撮影。
踏切付近は人が多かったので、光線状態も考えてサイドアングルを選択。
この日は足元を「水陸両用装備」で臨んでいたので、浅瀬にジャブジャブ入っての撮影。。

2.2007年4月28日

津山駅構内

3.2007年4月28日

津山駅構内 キハ40ほか
《アクセス》
津山駅構内に健在のターンテーブルと扇形機関庫。
2.は近くから、3.は裏山に登って俯瞰。
付近に適切な駐車スペースは無く、車で訪れた作者もかなり困って、
長い距離を歩く事になった。
《光線・レンズ》
日中であればほぼ順光。
作例は共に10時〜10時半頃で、2.が35ミリ、3.が50ミリ相当。
《コメント》
SL時代はC58,C11などのネグラとなっていた津山機関区。
岡山県には他に岡山、新見に立派な機関区があったが、いずれも改装されてしまい、
このような立派な扇形機関庫とターンテーブルは現存していない。
全国的にも貴重な鉄道資産なのだ。
2.ではちょうど見学会が行われており、現在の主である稀少機DE50の顔もチラリ。
3.の俯瞰ではバック右奥に鶴山公園(津山城址)を望み、構内には
「みまさかスローライフ」も待機中。
天気も良くていい記録になった。

4.2008年11月8日

キハ58+28 「みまさかスローライフ」
《アクセス》
1.に同じ。鉄橋の西岸から。道が狭いので注意。
《光線・レンズ》
16時50分頃で85ミリ相当。
《コメント》
今秋の「みまさかスローライフ」は天候が悪かったうえ、他イベント(だんだん山陰)との
兼ね合いもあって土曜日は撮影者が比較的少なかった。
ここへの追っかけも作者の他に1台のみ。
曇り空とススキが寒々しく、晩秋というよりは初冬の雰囲気だ。

5.番外編:1983年10月2日

キハ58系 「みささ○号+みまさかX号」(多分)
《アクセス》
番外編。中学生時代に津山駅に行ったときの撮影。
みまさか+みささ か 砂丘+みささ の併結と思われる。
《光線・レンズ》
詳細は不明。38ミリコンパクト。
《コメント》
急行全盛期の因美線は「みささ」「砂丘」の長編成が運行されており、
タブレット閉塞を行いながら山間部を駆け抜けていた。
今では寂れた過疎ローカル線も、かつては10両編成のDC急行が
毎日ガンガン走っていたのだ。。

6.2016年11月12日

キハ120 普通
《アクセス》
4.に同じく吉井川鉄橋。踏切脇から。
《光線・レンズ》
16時20分頃で100ミリ相当。
《コメント》
夕方の津山駅方面への列車が順光となる。
川の中州で草木がかなり立派に成長しており、鉄橋のすぐ近くまでワサワサ繁っている。
過去の1.や4.のような撮影は難しい。

7.8.2016年11月12日

キハ47改+40改 「みまさかスローライフ」
《アクセス》
この2枚は鉄橋西側のゆるくカーブした築堤区間。
7.はサイドから、8.は築堤下から撮った。
《光線・レンズ》
7.は12時頃で100ミリ相当。
8.は16時45分頃で50ミリ相当。

《コメント》
ノスタルジー×3連で走り始めた「みまさかスローライフ」を狙う。
この日は雲一つない快晴で、国鉄2トーンが青空に映える。
復路(8.)は日没間際で既に日が陰っていたが、それでもこの存在感は素晴らしい。

9.2017年8月26日

キハ120 快速

10.2017年8月26日

キハ47改 団臨
《アクセス》
9.10.の2枚は、吉井川の鉄橋踏切東詰めから撮影。
交通量がそこそこある踏切で、あまり足場も広くない。
《光線・レンズ》
9.は鉄橋の北側、10.は南側から、それぞれ上り列車を撮った。
9.は曇りもしくは夏場の早朝向き。10時頃で85ミリ相当。
10.は午前中であればおおむね光線が良い。11時頃で100ミリ相当。
《コメント》
お馴染みの撮影地だが、最近この鉄橋の周りは木々がジャングル状態だ。
これは撮影構図のキャパシティにも影響している。
前述の通り足場もあまり広くなく、車もひっきりなしに通る。
この状態だと、実質の撮影定員は1〜2名といったところか。

11.2018年5月12日

キハ47改+40改 「みまさかスローライフ」
《アクセス》
場所は7.と同じ。築堤下から線路を見上げるように撮影。
《光線・レンズ》
12時頃で85ミリ相当。
《コメント》
築堤自体はすっきりしていて撮りやすく、ローアングルで迫力ある構図。
もっとも、スローライフの通過時刻はトップライトかつ半逆光気味で、ちょっと発色が悪い1枚に…

12.2018年5月12日

キハ120 普通

13.2018年5月12日

キハ47改+40改 「みまさかスローライフ」
《アクセス》
12.13.の2枚は、吉井川の鉄橋踏切東詰めの北側立ち位置にて。
《光線・レンズ》
12.は16時20分頃で180ミリ相当。
13.16時50分頃で85ミリ相当。
《コメント》
今回は踏切の北側から撮った。
晴れた夕方に訪れる場合、日の短い時期だと鉄橋南側からの方が光線が良い(6.)が、
今の時期だとこのように北側から光線が回る。
先頭のノスタル40に巨大な「アンテナ角」を生やしてしまったのはご愛敬(笑)。

【番外編2(2007/08/19撮影)】

津山の扇形機関区を訪れたところ、いつものDE501(右)に加え、ディーゼルロコが1両増えていました!
この凸型シルエットはもしや…


ズームアップしてみました。
福知山や後藤で活躍していたDD51−1187がいつの間にか津山に来ていました。
地元では、現存する貴重な機関区施設を活用した「ディーゼル博物館化」計画が盛んに報道されています。
キハ58系を使って開催した「みまさかスローライフ」も記憶に新しいところですが、大好評につき再運行も
検討中との事。イベントに際してはDD51やDE50も何らかの形で一役買う事になるでしょう。
ディーゼル王国復権を目指す津山から今後も目が離せませんね。

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