井原鉄道 三谷−矢掛

1.2006年6月3日
夢やすらぎ 普通
《アクセス》
車でないとアクセスは厳しい。
矢掛駅から南へ下り、小田川を渡って県道64号線に入り、
途中の里山田地区から右折して藤ヶ峠トンネルを抜け、
その先の細い山道を左折。
「安倍晴明ゆかりの地」という看板に従って走っても良い。
山をかなり登った先に、作例のように木々の隙間から南側の矢掛地区を
大俯瞰できる場所がある。
画面からは切っているがファインダー手前の山池が目印。
付近の道は上り坂の直線になっていて、少し路肩が広く駐停車は可能。

《光線・レンズ》
終日ほぼ順光か。作例は14時半頃。200ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
全く何もなし。人や車通りも殆ど無い。
《コメント》
カメラと列車の距離で言えば、作者の最高記録となる大俯瞰撮影。
4キロは離れていようか。
おかげで夢やすらぎがどこを走っているかもよく分からない(笑)
何しろ余りにも遠いので、単行列車だと目視でさえも通過が分かりにくいのだ。
時刻表に従って集中しながらじっと遠方凝視し続けるしかない場所。
まぁたまにはこんな撮影もいいのでは(苦笑)

2.2006年7月9日

IRT355型(&夢やすらぎ) 普通
《アクセス》
三谷駅付近を、両駅の中間にある茶臼山に登って俯瞰。
直線距離だと矢掛からの方が近いが、徒歩にしても車にしても
三谷駅からの方が分かり易い。
歩いて登ると30分程度。頂上は整備された公園となっていて、春には桜も咲く。

《光線・レンズ》
午後から夕方にかけて順光。作例は17時半頃。300ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
山の上は仮設トイレはあるが、飲み物などは手に入らない。
《コメント》
三谷駅を挟んだ高架の大カーブを俯瞰。夕方は三谷駅で交換風景も見られる。
作例でも駅の向こう側に清音方向へと走り去る「夢やすらぎ」が写っている。
IRT355型と位置が逆だったら良かったのだが…こればかりは仕方がない。

3.2006年7月9日

IRT355型 普通
《アクセス》
2.の俯瞰から山を降りて三谷駅に向かう途中の田んぼ道から。
《光線・レンズ》
本来は早朝が順光と思われる。作例は18時頃。50ミリ相当。
《コメント》
田んぼの中に不思議なオブジェ?を発見。
五穀豊穣や地域の安全を願うお地蔵さんのようなものだろうか。
その向こうを走る井原線。画面右の山の頂上に小さく見える突起物は
遙照山天文台だ。

4.2011年8月20日

夢やすらぎ 普通
《アクセス》
矢掛駅のほぼ真北にある山からプチ俯瞰。
《光線・レンズ》
9時頃で200ミリ相当。
《コメント》
トンネルを抜け、緩くカーブを切りながら矢掛駅方向へ進入する「夢やすらぎ」。
でも実は「後追い」なのは内緒(笑)。

5.2020年3月12日

IRT355型 普通
《アクセス》
2.の付近を線路の南側付近生活道から見たもの。
《光線・レンズ》
11時半頃。スマートフォンカメラでの撮影。
《コメント》
青空に映える菜の花があまりにも鮮やかだったので、通りがかりに1枚。
車両はかなり小さくなってしまったが。

6.2021年6月6日

IRT355型 普通
《アクセス》
三谷駅の西側すぐのところにある川の土手から線路方向を向いたもの。
《光線・レンズ》
晴れていれば午後から夕方にかけて順光。
7時半頃で50ミリ相当。
《コメント》
クラウドファンディングにて大原美術館のラッピングが施された09号車。
田植え直後の水鏡に静かに映る、渋く金色に輝く車体。
今回初めて見たが、コレは美しい!ぜひ乗車してみたいもんです。

【おまけ】
1.の撮影地から更に山を登ったところに、平安時代に活躍した陰陽師で、
書籍やドラマでもお馴染みの安倍晴明ゆかりの地があります。


どうやら晴明はここに屋敷(別荘?)を構え、天体観測を行っていたようなのです。
そう言えばこの近くに遙照山天文台があります。元々観測に向いた地形なのでしょうか。
現在はほこらのような小さな建物と大小様々な石が残っています。
周囲は訪れる人も少ないようでひっそりとしており、妖気さえ漂う秘境ムード。
晴明や秘境に興味がある方は訪ねてみてください。但し道は非常に分かりづらいです。

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