井原鉄道 清音−川辺宿
1.2005年3月20日 IRT355型 普通 |
《アクセス》 川辺宿駅の南にある公園の敷地内から撮影。 500mに及ぶ高梁川鉄橋を渡って来る列車を 望遠レンズを使って撮影できる。 公園からの撮影なので足場も駐車も心配なし。 《光線・レンズ》 昼〜午後が順光。作例は12時頃。350ミリ相当。 《コメント》 バックに見える高梁川鉄橋は岡山県最長の大鉄橋。 線路インフラも高速規格なのだが、現状はお世辞にもそれらを 有効活用できているとは言い難いもの。 サビ鉄色がそのまま出ている(それ自体が防錆効果になっているそうだ) 長いトラスが心なしか寂しい。 |
2.2010年9月15日 IRT355型 普通 |
《アクセス》 こちらは高梁川の東岸土手。 《光線・レンズ》 8時20分頃で50ミリ相当。 《コメント》 大鉄橋を渡り終えて、清音駅方向へ降りてくる列車を撮影。 |
3.2010年9月6日 IRT355型 普通 |
4.2010年9月15日 夢やすらぎ+IRT355型 普通 |
《アクセス》 ここは清音駅の南、伯備線の上下線と井原鉄道が3方分岐している付近。 土手下の小道から井原鉄道の上下両方を撮影できる。 《光線・レンズ》 曇りの日向きな感はあるが、あえて言えば朝のうちが順光か。 作例は3.が7時半頃で70ミリ相当。一応編成に朝陽が当たっている。 4.は8時頃で85ミリ相当。 《コメント》 井原鉄道は多くの区間が高架線。短い編成を手軽に撮れる場所は たくさんありそうで実はあまり無いのが実情。 |
5.2006年9月23日 夢やすらぎ 普通 |
《アクセス》 高梁川の大鉄橋を南側の山すそから遠望。 《光線・レンズ》 15時頃で250ミリ相当。 《コメント》 ここはちょっと面白いポイント。手前の井原鉄道と奥の国道鉄橋のトラスが 重なって独特の幾何学模様ができあがる。 「井原鉄道を撮る」となると、その編成の短さゆえに望遠レンズで鉄橋(橋桁)の 1スパン分を切り取る構図にしたが、本来はレンズを引いて「鉄橋のある風景」 全体を眺めて楽しむ場所。 河川敷がススキの穂で埋め尽くされる晩秋をはじめ、 四季折々の表情が見られるだろう。 |
6.2017年4月15日 IRT355型 |
《アクセス》 高梁川の西側土手から。 《光線・レンズ》 10時50分頃で135ミリ相当。花曇り。 《コメント》 高梁川の大鉄橋の西側土手、高梁川と小田川の合流地点近く(※)にも たくさんの桜の木が植えられており、ちょっとしたお花見スポットである。 今回はあまり上手に撮れなかった。また撮りに来たい。 ※平成30年豪雨の被害が大きかった地域ですが、この写真の構図付近は 線路、桜の木、立ち位置、共に健在です。 |
7.2019年7月15日 IRT355型 |
《アクセス》 小田川の土手から川部宿駅を見たもの。 《光線・レンズ》 6時50分頃で50ミリ相当。 《コメント》 この位置…水害時のTVニュース等で目にした方も多かろう。 あれから1年。一見普段の夏の風景に戻っているように見えるが、 周辺の復旧復興はまだまだこれからだ。 |
8.9.2019年7月15日 IRT355型 |
《アクセス》 駅の北側から撮影。 《光線・レンズ》 7時20分頃でそれぞれ100ミリ、85ミリ相当。 《コメント》 川辺宿の駅の周辺も、1年前の水害による浸水被害が著しかった地域だ。 しかし、田んぼの苗だけは、例年通り青々としている。 そう、(米は一年草ゆえ)この苗たちは去年起こった事を知らずに 元気に育っているのだ。 人々の生活が戻るにはまだ相当な時間がかかりそうだが、 自然が懸命に元に戻ろうとするそれもやっぱり大きいんだな…と実感。 |
10.2020年9月12日 IRT355型 ※2020/11/13 写真差し替え |
《アクセス》 高梁川の大鉄橋を川の北西側土手から見たもの。 《光線・レンズ》 7時半頃で100ミリ相当。 《コメント》 平成30年豪雨災害からの復興を目指し、 高梁川と小田川との合流点付替え、それに伴う周辺の河川復旧工事が 令和5年を目標に今日も続いている。 高梁川下流域は古来より洪水、水害の歴史を繰り返してきた。 願わくばあのような事はもう起こらずにあってほしいし、 少しでも地域の安心と安全が戻ってもらいたい。 その為の努力が今日も進んでいる。 |
11.12.2019年8月12日 IRT355型 |
《アクセス》 大鉄橋を高梁川の東岸土手から見上げて2枚撮った。 土手下は足場も広く、立ち位置も豊富にあるが、問題はそこまでのアプローチ。 どうしてもどこかで土手上の県道24号線(車の交通量が非常に多い)を渡ってから 川べりに降りる必要がある。横断の際はくれぐれも注意の事。 《光線・レンズ》 2枚いずれも7時半頃で50ミリ相当。 《コメント》 独特の形状を持つ巨大鉄橋と単行気動車の組み合わせ。 構図、光線…写真の撮り方は無限にあると思うが、 どうしても公式のように上手く撮れないのは 技術的なものもさりながら、愛情と思い入れの強さが違うのだろう。 |
13.2020年9月28日 IRT355型 |
《アクセス》 倉敷市真備町の南端にある反故山(ほうぐやま)からの俯瞰。 北の真備/南の玉島 双方からアクセスできる道が付いている。 《光線・レンズ》 晴れればお昼前後から午後にかけて順光。 11時50分頃で250ミリ相当。 《コメント》 ちょうど1.の辺りを俯瞰している構図になる。 ここ「反故山」は、地元では知る人ぞ知る夜景展望スポット。 ただ、南側(倉敷〜水島〜玉島方面)の視界は開けているが、 井原鉄道が走る北側を見渡せる場所は限られる。 |
14.2021年1月31日 夢やすらぎ 普通 |
《アクセス》 11.にほぼ同じくの高梁川東岸。 河川敷からの撮影。 《光線・レンズ》 8時50分頃で100ミリ相当。 《コメント》 冬場に入り、河川敷はすっかり雑草が払われて、 見た目にもすっきりとした。 10.の作例にも同じものが写っているが、大鉄橋の向こう側に見える土手には 「小田川付替え R5完成予定」と描かれている。 平成30年豪雨災害からの復旧復興が今日も着々と進んでいるのだ。 |
15.2021年2月23日 IRT355型 |
16.2021年2月20日 IRT355型 |
17.2021年2月23日 夢やすらぎ 普通 |
《アクセス》 5.にほぼ同じ。大鉄橋を南側から見たアングル。 15.は県道沿いまで降り、土手を向いて撮ったもの。 《光線・レンズ》 15.は7時50分頃で50ミリ相当。 16.と17.は共に8時頃で85ミリ相当。 《コメント》 2006年当時の撮影時(上の5.)とほぼ同じ場所を見渡す先には、 2021年現在、このような光景が広がる。 平成30年7月豪雨災害の復旧工事が続く毎日も、 時が経てば時代の記録となっていくのだろう。 |