伯備線 清音−総社

1.2008年1月13日
DD51+ゆうゆうサロン岡山 大社臨
《アクセス》
清音と総社の駅間はほぼ南北に走る直線。
踏切脇やフェンス際、軌道下の道など、どこでもほぼ同じような撮影が可能(と思う)。
ただし線路際に近づきすぎたり、迷惑駐車等の無いように。

《光線・レンズ》
下り列車は晴れると日中ほぼ逆光気味。作例は7時45分頃で、
線路下の歩道フェンス脇から300ミリ相当で抜いた。

《コメント》
1187や1188が去った後藤で事実上「虎の子」となったDD51−1186号機が
先頭に立つ大社臨。
この組み合わせも風前の灯で、いずれ見られなくなる日が来るだろう。
しっかり目に焼き付けておきたい。
俯瞰で撮りたかったが、天気予報が悪く諦めて線路際で撮影してみたが、
通過時は薄日が差して露出が上がってくれた。

2.2004年1月10日

EF64−1000+コキ 貨物
《アクセス》
少し清音駅寄りの地点から。
《光線・レンズ》
上り列車が午後順光。作例は11時頃で420ミリ相当。
《コメント》
望遠レンズで長い編成を撮影、となると、やはり狙いはEF64貨物。
午前中の3082レは作例のように側面が影になる。

3.2009年1月11日

DD51+ゆうゆうサロン岡山 大社臨
《アクセス》
1.の線路反対側(西側)。後述するユニチカ引き込み線跡の脇にある田んぼのあぜ道から。
《光線・レンズ》
夏場の夕方、下り列車が順光となる。作例は真冬の朝という全く逆の条件で、
日の出前を狙った7時15分頃の撮影。100ミリ相当。

《コメント》
かつてこの辺りには、総社駅から旧ユニチカ工場へ向かって
貨物用の引き込み線が敷かれていた。
現在はその軌道跡は生活道となっている(部分的に線路も残っている)。
その軌道跡付近からの撮影。まだ太陽が顔を出す前で露出はギリギリだったが、
いかにも山陽地区の「真冬の朝」って感じが出てそれなりに納得。
それよりも1186号機の来岡を今年も拝む事が出来て感激。

4.2009年8月25日

EF64−1000+コキ 貨物
《アクセス》
3.にほぼ同じ。線路際から上り列車を狙う。
《光線・レンズ》
午後が順光。17時頃で200ミリ相当。
《コメント》
作例のように、夏場だと日没位置の関係で、正面の日当たりがやや弱い。
顔見知りの方とご一緒して撮影した。

5.2010年8月20日

115系 普通

6.2010年8月20日

EF64−1000+コキ 貨物
《アクセス》
上の2枚は4.の線路反対側(東側)の畑に囲まれた小道から撮影したもの。
《光線・レンズ》
午前が順光。
5.の115系は7時50分頃で50ミリ相当。
6.の貨物は9時50分頃で70ミリ相当。
《コメント》
この直線区間、午前中はこちら(線路東側)からでも狙えるが、直線のほぼ中間部に
木が立っており、編成の収め方には一考が必要。
5.の湘南統一の7連はややサイド気味に撮影、標準系レンズで収まりはギリギリ。
6.の貨物はコンテナの途中が隠れる事を承知で、やや線路寄りの角度で撮影した。
場所自体のロケーションや雰囲気は悪くない。

7.2010年8月25日

381系 「やくも1号」
《アクセス》
こちらは3.の場所の反対側(線路東側)、浄化処理場の裏手から下り列車を撮影。
《光線・レンズ》
夏場の早朝に下り列車が順光となる。7時20分頃で85ミリ相当。
《コメント》
5.6.の立ち位置から少し北。こちらは下りが撮影できるが、4.5.で述べた通り
線路際の木の影響で、7連以上の編成になるとお尻が隠れる。
つまりこの「やくも」6連が限界ギリギリ、って訳だ。

8.2010年8月25日

285系 「サンライズ出雲」
《アクセス》
4.5.の場所から少し南。線路に沿った小道から。
ここも線路と小道の間には用水路があり、線路に近づく事なく安全に撮影できる。
《光線・レンズ》
7時頃で150ミリ相当。
《コメント》
バックが住宅地の平凡な編成撮影になってしまうが、朝の「サンライズ」や「やくも」を
狙うにはお手軽なポイント。

9.2010年9月6日

115系 普通
《アクセス》
8.に同じ。線路から離れ気味の構図。
《光線・レンズ》
7時50分頃で85ミリ相当。
《コメント》
8.に同じ場所で、湘南統一の6連運用と田んぼを絡めて撮影。
猛暑だったせいか、昨年のこの時期より遙かに早く稲穂が垂れ始めた。
9月に入っても暑さはまだまだ続く。

10.2010年9月6日

381系 「やくも4号」
《アクセス》
清音駅北、線路東側に広がる畑の中にある農道より撮影。
《光線・レンズ》
午前が順光。8時20分頃で70ミリ相当。
《コメント》
朝から厳しい残暑の日射しが照りつける中、スプリンクラーが勢いよく水を噴き上げ、
畑を潤している。
太陽を背に撮影しているので、作例では判りにくいが画面左下にうっすらと
虹がかかっているのが見える。

11.2010年9月8日

EF64−1000+コキ 貨物
《アクセス》
7.の線路反対側。3.にほぼ同じ立ち位置付近から上り列車を撮影したもの。
《光線・レンズ》
17時頃で150ミリ相当。晴れていれば午後の上り列車が順光。
《コメント》
田んぼの上にキラキラと光るメタリックテープ?もこの時期ならではの光景だろうか。
曇ったのは残念だが、貨物列車が全編成ジャストで入りきる構図。

12.2011年6月18日

115系 普通

13.2011年6月18日

EF64+コキ 貨物
《アクセス》
11.に同じ。やや線路から離れて上下1本づつ撮影。
《光線・レンズ》
12.の下り115系は9時45分頃で35ミリ相当。
程なくしてやって来た13.の上り貨物は9時50分頃で50ミリ相当。
《コメント》
曇っていれば上下とも効率よく撮影できる。

14.2015年7月11日

115系 普通

15.16.2015年8月25日

EF65−1000 +24系トワイライト編成 団臨
《アクセス》
14.15.16.の3枚はいずれも11.に同じ。
《光線・レンズ》
14.の115系「湘南セブン」は7時50分頃。
15.16.のトワイライト団臨は12時半頃。
3枚いずれも100ミリ相当。
《コメント》
8月に入って岡山に唯一残っていた湘南色「A13編成」解消のショックなニュースが入り、
それに伴い14.の湘南7連運用は遂に過去帳入り。
作者を含む岡山の地元鉄にとって大きな楽しみがなくなってしまった…。
15.16.の2枚は別の日に撮ったトワイライト団臨。
この日は天気が悪く、DD51牽引区間に比べればいくぶん雨は小降りになったが、
風が相変わらず強く、低い雲が次々に流れていく。
DD51区間は沿線の撮影者(撮影車)が多かったが、ここでは周りを見渡しても
誰も居ない。EL受け持ち区間は不人気なのか?

17.2015年9月5日

EF64−1000 +コキ 貨物

18.2015年9月5日

(DD51×2) +24系トワイライト編成 団臨
《アクセス》
総社駅を出て、線路沿いに南へ歩いてすぐの県道陸橋。
歩道が付いていて足場は安心。
《光線・レンズ》
17.の貨物列車は陸橋東側から下り列車を撮ったもの。
16時半頃で150ミリ相当。
18.の下りトワイライト団臨は陸橋西側から撮った。
17時頃で85ミリ相当。
南を向いて構えるので、2枚どちらも訪問時のような曇りの日が撮りやすいと思う。
《コメント》
「カルピス陸橋」。駅からの歩き撮影には持って来いのお手軽お立ち台。
トワイライト団臨という大物狙いで訪れたが、意外にも作者の他に撮影者は居なかった。
線路に沿った空き地は、かつて総社駅からカルピス工場/ユニチカ工場まで伸びていた
貨物引き込み線の名残り。

19.2022年4月10日

381系 「やくも2号」

20.2022年5月21日

IRT355型 (井原鉄道)
《アクセス》
上記直線区間に同じ。線路際にある小さなお社「大津保神社」の近くから。
《光線・レンズ》
19.は7時20分頃で70ミリ相当。
20.は8時頃で85ミリ相当。
《コメント》
19.は大津保神社の桜の木と「やくも」。
そして季節が進み、20.は線路に沿って黄金色の麦の穂が美しい5月。
清音−総社間は伯備線の線路に井原鉄道が乗り入れており、
作例はスターラッピングが施されたIRT355−04号車。
井原鉄道の特殊塗装/ラッピングは開業以来様々なものが存在する(した)が、
どれも一見の価値・乗車してみる甲斐ある珠玉の完成度だ。

21.22.2024年5月18日

381系 「やくも8号」
《アクセス》
上に同じ。線路からはかなり離れた地点の農道から。
《光線・レンズ》
10時半頃でそれぞれ35ミリ、200ミリ相当。
《コメント》
今年も黄金色の麦穂がなびく季節が来た。
清音地区の晩春〜初夏の風物詩だ。
そしてそれは最後のさんぱーいちを見送る麦秋でもある。
陽炎ゆらめく先を往く国鉄特急色のなんと美しい事か…

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