方谷−広石(信)
1.2004年3月7日 115系 普通 |
《アクセス》 方谷駅を出た下り列車が最初に渡る高梁川の鉄橋。 国道180号とトンネル上でクロスしている。 駅から歩くと30分程度はかかりそう。 国道上から狙う事になるので、車には充分注意が必要。 ガードレールの下は崖っぷちなので、高所恐怖症の人にはお勧めできない。 車は少し離れた国道の旧道跡に停められるので、そこから数分歩いてポイントへ。 《光線・レンズ》 終日逆光。晴れの日は不向き。作例は8時頃の下り。85ミリ相当。 《コメント》 3月というのに雪と冷え込みで、水墨画のような光景になった。 |
2.2006年1月21日 DD51+サロンカーなにわ 大社臨 |
《光線・レンズ》 同じ場所から200ミリで奥を切り取る。作例は8時半頃。 《コメント》 約2年ぶりの再訪。望遠レンズを使用してのなかなか格好良いアングルだが、 右上に僅かながら国道が入ってしまう(入れてしまった?)のが残念。 崖下から伸びている木々の成長の影響で、スイートスポットが徐々に狭まっている。 |
3.2016年10月26日 115系 普通 |
《アクセス》 第5橋りょうにて。 《光線・レンズ》 8時40分頃で100ミリ相当。 《コメント》 「4両目までしか見えねぇ〜」とのツッコミには耳を貸さず(笑) とっておきの湘南6連を狙って、第5橋りょうに立つ。 普段からR180を日常的に通りかかる地元の作者も、ここで撮影となると 本当に久しぶりだ。 上の作例の通り、周辺の草木が年々伸びてきている。 |
4.2022年6月18日 381系 「やくも1号」 |
《アクセス》 定番「5鉄」の水平アングル。 《光線・レンズ》 8時頃で100ミリ相当。 《コメント》 現在は国道オーバークロスとなっているこの場所。 昭和40年代までは、国道180号線と伯備線はここで踏切交差していた。 編成の頭から数両のみとなるが、足場は背後の定番に比べれば遙かに安心安全だし、 夏草に囲まれる雰囲気も悪くない? |
5.2022年12月24日 381系 「やくも1号」 |
《アクセス》 上の既出に同じく定番「5鉄」。 《光線・レンズ》 8時頃で85ミリ相当。 《コメント》 程よくクリスマスモード?に雪化粧した5鉄に立ち寄る。 日々ここを通る作者のような地元鉄も、好条件でゆっくりさんぱーいちが撮れる機会は 少なくなっている。それくらいの定番地だ。 交通量が多い国道ガードレール際からの撮影は、重ね重ね周囲に注意すべし。 |
6.2006年11月23日 115系 普通 |
《アクセス》 1.2.の対面アングル。河原に降りて撮影。 国道から梯子階段で川べりに降りられるが、降りた先は足場が悪いゴロ石の河原。 かつ川の減水時のみ出現する限定足場。増水時は河原に近づけない。 《光線・レンズ》 14時頃で50ミリ相当。 《コメント》 架線柱と信号ケーブルが車両の手前に来るが、井倉峡の紅葉と列車を 組み合わせて撮影できる。 短い編成向き。水面に浮かぶ椛の葉っぱも秋らしい風情。 だが、川に降りての撮影は要注意。 高梁川はほぼ毎日上流で発電放水を行っている関係で、 水位がめまぐるしく変わる。 午後から一気に水かさが増える時もあり、くれぐれもよく確認して 事故や怪我の無いように。 地元出身の作者は川釣り師としての側面?も持っており、それなりに川歩きには 長けているつもりだが、こういう場所でカメラを持ち歩くのはちょっと怖い。 機材を川に落とすのも嫌だろうが、人間が川に落ちて怪我をしたり 流されたりしたんじゃシャレになるまい。少なくとも足元はそれなりの装備を。 |
7.2009年8月19日 381系 回送 |
《アクセス》 上に同じ。 《光線・レンズ》 15時頃で50ミリ相当。 《コメント》 谷が深いため、夏場とはいえ既にこの時間帯だと山影が目立ち始めている。 そんな中、スポットライトを浴びたように国鉄色の381系が姿を現し、 ゆっくりと鉄橋を渡っていった。 明暗のコントラストがきつくて難しい撮影。きれいに写せたのは ひとえにD300のカメラ性能のおかげ。 |
8.2015年11月7日 DD51×2 回送 |
《アクセス》 上に同じく第5橋りょうの南側アングル。 川べりまでは降りず、国道ガードレール脇から撮った。 《光線・レンズ》 13時頃で85ミリ相当。 《コメント》 作者の経験的・個人的見解だが、岡山県の紅葉は 奇数年より偶数年の方が色づきが良いと思っている。 今年は奇数年なのであまり期待していなかったが、この写真を見ると 思っていたよりは色づきが良い。 秋口から朝晩冷え込む日が続き、寒暖の差が大きかったからだろうか。 |
9.2008年1月19日 DD51+14系シュプール編成 臨客 |
《アクセス》 方谷駅から川を渡って国道に出て、少し北に歩いた付近。 立ち位置は国道の路肩から。通行者が多いので注意。 《光線・レンズ》 13時頃で100ミリ相当。 《コメント》 今年も元気に登場のDD51+14系シュプールだが、 作者と相性の悪い?1191号機。 よって風景写真を試してみた。 が、脳内計算では?編成長が入りきると踏んでいたのに、しっかりケツ切れ。 水鏡もフレームアウト。 更にダメを押すタイミングでトラックと軽トラ登場。 やはりこのカマとは相性が悪い(他に責任転嫁するな!)。 |
10.2024年5月31日 381系 「やくも24号」 ※2024/6/9 写真差し替え |
《アクセス》 上から更に少し北に歩いた地点。 国道から一段高いところにある歩道を足場とするので安全に撮影できる。 《光線・レンズ》 18時頃で120ミリ相当。 《コメント》 夕日が先頭車に一瞬当たる初夏のこの時期、この時間帯。 そしてこの役者…。 地元鉄でもなかなか難儀する、まさに一期一会の国鉄24号。 |
11.2009年1月12日 DD51+ゆうゆうサロン岡山 大社臨 ※2009/1/12 写真差し替え |
《アクセス》 4.で左に写っている家の前から、階段を少し川に降りて撮影。 《光線・レンズ》 お昼から午後にかけて、晴れていればサイドのみ光が当たる。 作例は8時30分頃で50ミリ相当。雪。 《コメント》 粉雪舞う中、DD51+岡サロの大社臨が走る。 ここも以前に比べ、立ち位置周囲や線路際の木が伸びてきた。 長めの編成だとそろそろ厳しいかも… |
12.2010年2月5日 115系 普通 |
《アクセス》 立ち位置自体は上の11.とほぼ同じ。川原へ降りる階段の途中から。 東に向いて短い鉄橋(中井橋りょう)を渡る普通電車を撮影。 ※地名は高梁市中井町西方地区だが、渡っている川の名前は佐伏川。 《光線・レンズ》 午後が順光。15時10分頃で50ミリ相当。 《コメント》 ここも収まりとしては3連がベスト。 午後の太陽に湘南色115系が映えた。 ところで、かつてここには道路橋が架かっていた(昭和47年洪水により流失)のだが、 その事を覚えている人はどれくらい居るだろうか… |
13.2022年4月10日 381系 「やくも10号」 |
《アクセス》 上の12.で写っている、方谷駅から少し北にある佐伏川の鉄橋を 線路東側の林道橋の上から見たもの。 この林道、一度分け入ってしまうと行き違い困難なとても細く急峻な道。 (車の場合は)くれぐれもご注意を。 《光線・レンズ》 10時50分頃で50ミリ相当。 《コメント》 佐伏川が高梁川に注ぐ短い鉄橋の脇には、桜、山桃、イチョウの木があり、 季節ごとの彩が楽しめる。 1週間前に通った時は桜が満開であったが、撮影当日は入れ替わりに 紅白に咲いた花桃が鮮やかであった。 残念ながら両方同時に見どころ、とはならないようだ。 |
14.2022年11月6日 381系 「やくも2号」 |
《アクセス》 上と同じ橋の上から、少し立ち位置を変えたもの。 《光線・レンズ》 6時50分頃で40ミリ相当。 《コメント》 秋になればイチョウの黄色が鮮やか。 木は2本あって、小ぶりな方が線路にやや近い。 |
15.2009年1月24日 キハ58系改 「ほのぼのSUN−IN」最上稲荷臨 |
《アクセス》 法曽トンネルの北側(広石信号所側)入り口付近。 ポイント近くまで国道180号線と伯備線の旧線跡に沿って(悪路だが) 車の進入も出来る。 《光線・レンズ》 11時10分頃で250ミリ相当。 ホワイトバランスをいじったら画像が黄色っぽく仕上がってしまった。 《コメント》 ここは線路が軽くS字を描いてトンネルに進入する。短編成の顔をアップで撮影できる。 |
16.2011年10月30日 EF64+コキ 貨物 |
《アクセス》 広石信号所。川原に降りて撮影。 《光線・レンズ》 晴れていれば午前からお昼前にかけて太陽の光が当たる。 9時15分頃で50ミリ相当。 《コメント》 高梁川のゴツゴツとした石(というより「岩」)に囲まれ、 せせらぎと小雨の音を聞きながら暫く待つ。 この日の貨物列車は所定時刻よりも若干遅れてやって来た。 |
17.2024年6月2日 381系 「やくも8号」 ※2024/6/9 写真差し替え |
《アクセス》 上に同じく広石信号場。 今回は国道のガードレール脇から撮影。 《光線・レンズ》 9時50分頃で85ミリ相当。 《コメント》 6月に入り、井倉峡もすっかり初夏の装い。 カメラ片手に国鉄さんぱーいちを楽しめるのもあと僅かとなってきた。 (以前の紅葉重連トワイライトも悪くなかったが、差し替えました。) |
18.2016年10月30日 115系 普通 |
《アクセス》 広石信号所。国道のガードレール脇から。 《光線・レンズ》 7時50分頃で135ミリ相当。 《コメント》 13.で実現した「湘南シックス」の数日後。3両づつに分かれたD26・D27編成が、 この広石信号所で離合する。 紅葉の時期にはまだ早いのは少し残念だったが、国鉄時代を少し思い出させる 貴重なすれ違いシーンだ。これも近いうちに見られなくなるだろう。 |
19.2021年10月30日 285系 「サンライズ出雲」 |
《アクセス》 同じく広石信号所。河原に降りての撮影。 鮎釣りが盛んだった昭和〜平成期には、河原まで車で降りて駐停車ができた場所だったが、 現在は国道上の駐停車スペースの近くからスロープ坂を歩いて降りる事を推奨する。 《光線・レンズ》 7時半分頃で70ミリ相当。 《コメント》 渓にまぶしい陽光が差し込む中、今朝もサンライズがやってきた。 もっとも、(この日は定通だったが)地元では定刻に通過してくれる確率が あまり高くない列車ではある。 |
【番外編】
1.2.3.の第5高梁川橋りょうから広石信号所(現)に至る区間は、室戸台風の災害により鉄橋が流失し、
それを機に現在のルートに切り替わりました。
上の写真は6.の立ち位置付近。旧線がこの辺りから分かれていたのが伺い知れます。
こちらは反対側を見たものです。
現在のトンネル入り口の左奥に旧線跡が続いています。
旧トンネル入り口も写真の左奥付近に残っています。
以前の第5橋りょうは現在の場所より少し北に架かっており、流失した旧鉄橋の橋桁跡は、
1.の画面左下付近の川の中に残っています(減水時には水面上に顔を出します)。