芸備線 坂根−市岡

1.2005年11月3日
キハ120 普通
《アクセス》
両駅のほぼ中間地点。国道と併走している付近。ちょうど駐車スペースがある。
作例は田んぼのあぜ道から撮影した。

《光線・レンズ》
午後の下りが順光。作例は15時半頃。50ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
どちらかに少し車を走らせれば「道の駅」「親子水車」などの施設がある。
《コメント》
何の変哲も無いポイントに見えるだろうが、作者非常にお気に入りの場所である。
作例ではよく分からないが、奥のトンネルを抜け、踏切を渡り、山里を走り抜けていく。
4、5月の鯉のぼりと水鏡の時期にぜひ訪れたい。

2.2010年5月8日

キハ120 普通
《アクセス》
1.に同じ。
《光線・レンズ》
13時10分頃で70ミリ相当。
《コメント》
1.で触れているように、この場所での水鏡と鯉のぼりの組み合わせは
以前から撮りたかった。
鯉のぼりが元気良く泳いでいる=風が吹いている ので、
水鏡が出なかったのはやむを得ない。

3.2023年12月9日

キハ120 普通
《アクセス》
上に同じ。踏切を渡った線路北側から見たもの。
《光線・レンズ》
13時20分頃で70ミリ相当。
《コメント》
単行キハでバックの国道や車をいかに巧妙に隠せるかがカギとなる。
トンネルが貫いている山には、かつて「見坂山城」があった。
しかし、資料が殆ど現存しない、半ば幻の中世山城である。

4.2010年5月1日

キハ120 普通
《アクセス》
上に同じ。上り列車方向を向いたもの。
《光線・レンズ》
7時50分頃で50ミリ相当。
《コメント》
高速道路の土手に植えられた桜並木の花がまだ咲き残っていた。
水が張られたばかりの田んぼの中をカーブしながら走ってくるキハ120を
風景主体で撮影。

5.2010年5月4日

キハ120 普通
《アクセス》
上に同じ、立ち位置を少し変えて撮影。
《光線・レンズ》
7時50分頃で50ミリ相当。
《コメント》
しゃがんでカメラを低く構え、バックの国道をなるべく目立たないようにしたい。
うっすらとながら水鏡も出てくれた。

6.2020年4月11日

キハ120 普通
《アクセス》
同じ位置から、再び国道側(線路の南側)に戻って撮った。
《光線・レンズ》
9時半頃で50ミリ相当。
《コメント》
線路の南側を通る国道182号線の歩道から手軽に上り列車を撮れる。
高速道路(中国縦貫自動車道)が少しバックに写りこんではいるが、
全体的には桜咲くのどかな里山風景である。

7.2024年1月7日

キハ120 普通
《アクセス》
上のポイントから少し西側、踏切脇で少し広くなっている国道路肩より。
《光線・レンズ》
13時20分頃で50ミリ相当。
《コメント》
チンチラと粉雪舞う中、今日も443Dが冬枯れの山里を元気に走る。
単行キハの車内は乗り鉄の皆さんで盛況なのは、
休日、特に18きっぷの期間恒例の光景。

8.2022年12月4日

キハ120 団臨 「守ろう芸備線急行たいしゃくの旅」
《アクセス》
坂根駅から南へ数百m。現在は使われていない旧道踏切の脇から。
《光線・レンズ》
11時頃で135ミリ相当。本来は午後の下りが順光。
《コメント》
坂根駅を発車した列車は小さな切り通しの向こうから、
緩く右にカーブしながら現れてくる。
この後鉄橋を渡り、新国道のクロス下のトンネルに入っていく。
12月に入り、沿線はすっかり冬枯れ模様。
踏切周りの田んぼもいつの間にか休耕田になってしまったようだ。
今日のお目当ては、地元岡山県内の愛好団体による「守ろう芸備線急行たいしゃくの旅」。
キハ120単行でなく、例えばノスタルジーとかだったら撮影者の人出は
もっと多かったかもしれない。
しかし、この団体はかつて作者もさぬきの地でさんざん乗車・撮影でお世話になった、
あの旧電車両の保存会。
単行への愛は人一倍?だと思われる。
リバイバルたいしゃくのヘッドマークも昭和国鉄世代の琴線に触れるなかなかの完成度で、
竹やぶの影から顔が見えてきた瞬間はドキッ!としてしまいました(笑)。

〜以下は作者の個人的所見です〜
芸備線過疎区間については、地元鉄の色眼鏡で見ても、
イヤ地元だからこそ、「現実はシビア」などどいう単語を通り越した状況は日々目に入る。
報道されている数字を見るまでもなく、既に交通機関の役割を担っていないし、
再び担う時代は二度と来るまい。
過疎ローカル線と呼ばれ、それでも地域の生活に根付いていたのは、
田舎に若者人口が多く、かつ道路網や通信情報網が未整備だった昭和国鉄までの話だ。
ま、広島側は西城までくらいなら、
百歩(千歩?)譲って存続議論の余地はあるかもしれない。
新見(神代)側は東城までなら、千歩(万歩?)譲って存続議論の余地はあるかもしれない。
ここの現場・現物・現実はそういう事だ。

9.2022年3月29日

キハ120 普通
《アクセス》
同じ場所を、新しい県道クロスの上から見たもの。
《光線・レンズ》
7時20分頃で50ミリ相当。
《コメント》
早春を告げる梅の花。
ここは結構ボリューミーな咲きっぷり。
風景重視で撮ったつもりではあったが、平凡な作例になってしまい反省。

10.2022年3月26日

キハ120 普通

11.2022年11月12日

キハ120 普通
《アクセス》
8.〜9.の場所を、少し北にある農道陸橋の上から見た。
《光線・レンズ》
10.は7時50分頃で100ミリ相当。
11.は7時50分頃で50ミリ相当。
《コメント》
坂根駅に近い場所だが、国道バイパスから折れる農道陸橋上から撮れるお手軽ポイント。
(ここはかつては芸備線と踏切でクロスしていた)
春は梅、秋はバックのいちょうの木がよく目立つ。

12.2024年7月11日

キハ120 普通

13.2024年7月13日

キハ120 普通
《アクセス》
上の場所に同じ。同じ木を絡めて、立ち位置を変えながら上下1本づつ撮影。
《光線・レンズ》
12.は16時半頃で120ミリ相当。
13.は7時50分頃で100ミリ相当。
《コメント》
線路際を流れる神代川沿いに合歓の花が咲く。
ここの咲きっぷりはなかなか見事。

14.2010年5月8日

キハ120 普通

15.2022年9月17日

キハ120 普通
《アクセス》
10.〜11.の足場となる農道陸橋から北を向き、
坂根駅に進入していく列車を後追いで撮った。
《光線・レンズ》
15時半頃で135ミリ相当。午後が順光なのでちょうど良い感じ。
《コメント》
坂根駅に近い場所く、午後の便はほどよく順光となる。
15.の時はキバナコスモスが秋の風に揺れていた。
もっとも、撮影の2日後台風に見舞われ「秋風に揺れる」どころではない事態に…
幸い大きな被害はなく済んで良かったが。

16.2022年9月24日

キハ120 普通
《アクセス》
上の付近をややサイド気味に撮ったもの。
《光線・レンズ》
15時50分頃で35ミリ相当。
《コメント》
彼岸花があぜ道にずらっと並び、
坂根駅に到着するキハ120をお出迎えしているようだ。

17.2024年4月7日

キハ120 普通
《アクセス》
坂根駅ホームの外れにある空き地のような場所から。
《光線・レンズ》
17時20分頃で35ミリ相当。
《コメント》
夕暮れ迫る坂根駅に列車が到着。
駅の周辺に人の姿はなく、満開の桜だけがお出迎え。

18.2023年12月24日

キハ120 普通
《アクセス》
坂根駅。
《光線・レンズ》
7時50分頃で85ミリ相当。
《コメント》
朝も夕も、うら寂しいローカル駅。
昼間に備後落合まで通ずる443D〜444D の2本のみが鉄道ファンで車内は盛況、
それ以外の列車は殆ど空気を運んでいる。
芸備線当該区間の嘘偽りない素顔が写っている、とも言える。

19.2021年3月26日

キハ120 普通
《アクセス》
上に同じ。陸橋の反対側から撮った。
《光線・レンズ》
13時20分頃で180ミリ相当。
《コメント》
早春の小駅を発車するキハ120。
午後唯一の備後落合行きとなるこの列車。
18きっぷのシーズン中は、一目で鉄道旅行者と判る人たちで車中は盛況。

20.2024年9月14日

キハ120 普通
《アクセス》
市岡駅の少し東側、線路と国道が並走している辺り。
南側に広がる田んぼ越しに、川沿いの小道から見たもの。
《光線・レンズ》
13時20分頃で85ミリ相当。
《コメント》
9月下旬とは思えない厳しい残暑が続く中、田んぼの稲穂は徐々に綺麗に色付いてきた。
鉄道撮影の観点からは、線路手前に走る車やトラックが被らないよう、タイミングがカギ。

21.2021年9月25日

キハ120 普通
《アクセス》
市岡駅の裏手。
《光線・レンズ》
16時半頃で100ミリ相当。
《コメント》
線路際に満開状態?となった曼殊沙華を横目に、市岡駅に到着する東城行。

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