芸備線 小奴可−道後山

1.2004年8月8日
DE10+ゆうゆうサロン岡山+DE10 「夏休み奥備後一周号」
《アクセス》
小奴可駅から線路に沿って5分ばかり歩いたところにお寺があり、
その近くにある「寺迫踏切」。
踏切を挟んでインからもアウトからも撮影可能。
《光線・レンズ》
ほぼ終日順光。作例は11時頃の下り後追い。100ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
国道まで行けばJAのスーパーがある。
《コメント》
芸備線の夏休み名物になっている臨時イベント列車。
DE10のプッシュプル編成を後追いで撮影。
編成はさほど強調できないが、猫山をバックに夏の高原ムードが心地よい。

2.2020年6月27日
キハ120 普通
《アクセス》
国道沿いから1.の付近をロングショット。
《光線・レンズ》
お昼前後の光線が良さそう。
8時40分頃で50ミリ相当。
《コメント》
線路の南側が田んぼで大きく開けており、見性寺やバックの鳶ノ巣山を入れて
大きな構図で撮れる。
立ち位置はお好み次第となるが、国道の通行車には注意の事。

3.2020年6月27日
キハ120 快速
《アクセス》
道後山の駅にほど近い、県道444号線と線路のクロス。
《光線・レンズ》
6時20分頃で85ミリ相当。
《コメント》
ここは国道314号線から折れて道後山駅方面へ続く細い県道の途中で、
周囲は木々に囲まれ、昼でも薄暗い。かなりの秘境感がある場所だ。
今一つ「ベスポジ」が分からないまま構えて撮ってしまった感あり。
今回のような初夏の緑濃い季節も良かったが、新緑・秋の紅葉・冬の積雪…と、
季節ごとに深山で独り奮闘するキハ120の雄姿を見る事が出来るだろう。

4.5.2020年11月14日
キハ120 普通
《アクセス》
小奴可の外れ、丘の上にそびえる「要害桜」、および亀山城址からの俯瞰。
丘のふもと、集落内に駐車場があり、そこから要害桜までは徒歩数分、
更に城址(本丸跡)まで登る事徒歩数分。
と、アプローチは比較的容易。
注意点としては、夏場だと遊歩道は草ボーボーでやぶ蚊やブユ?など虫の猛攻撃が
待っているので、要対策を。
虫除けスプレーと長袖長ズボン(出来れば磯ブーツも)は必須装備で、
これら無しでは列車を待つ間に悲惨な結果となるので注意。
というより、暑い季節に踏み入るのは避けた方がよいかもしれない場所。
《光線・レンズ》
2枚共に14時10分頃。
4.は100ミリ相当。
5.は135ミリ相当。
《コメント》
4.は猫山をバックに、ふもとを芸備線が通る、壮大ロングショット撮影地。
豆粒のような単行キハ(笑)が勿体ないようなスケール感だが、
それが却って中国山地の自然の雄大さを引き立てている。
何度か訪れて撮っていたが、なかなか天候条件に恵まれず、
今回やっと文句なしの秋晴れの空の下で撮影できた。

5.は城址(二の丸跡)に立ち、少しカメラを右(小奴可駅方向)に振ったもの。
こちらも数分間に渡って大自然のスクリーンの中を駆けていくキハ120の姿が見もので、
動画撮影にも向いていると思う。

今回は秋の「シーズンオフ」撮影であったが、
もちろん桜咲く季節なら、要害桜の花や枝を取り入れた構図でも撮れるだろう。

6.2021年11月11日
キハ120 普通
《アクセス》
3.の振り返り、道後山駅側から来る上り列車。
《光線・レンズ》
7時頃で50ミリ相当。小雨。
《コメント》
夜明けのまだ薄暗い切通しの森を抜けてくるキハ120。
3.の緑もいいが、落ち葉が舞うこの時期も郷愁があっていい。

8.2020年7月24日
キハ120 快速
《アクセス》
小奴可駅の北側すぐの踏切にて。
なお、現在(2021〜)新道が完成した事により、この踏切は閉鎖されている。
《光線・レンズ》
6時15分頃で85ミリ相当。小雨。
《コメント》
雨が降り続ける早朝の高原。
小奴可駅での乗降は1人も無かったが、車内は乗り鉄旅行者の皆さんで
そこそこ盛況であった。
「快速 備後落合」を表示させた青キハ120は貴重な獲物。

9.2022年1月15日
キハ120 普通
《アクセス》
小奴可駅の西側に新しくできたバイパス(という程でもないが…新道)の踏切脇から。
《光線・レンズ》
15時頃で70ミリ相当。
《コメント》
↑の4.と似たアングルだが、こちらは踏切脇からお手軽に撮れる。
冬色の雄大な猫山を見ながらキハ120がコトコト。

10.2022年5月3日
キハ120 普通
《アクセス》
上の4.5.に同じく「要害桜」の城山(亀山城址)からだが、
こちらは桜の樹そのものの近くから撮った。
《光線・レンズ》
14時10分頃で70ミリ相当。
《コメント》
これが東城三大桜の一つ「要害桜」である。
…とは言っても作例の通り、訪れたのは観光客の姿もない葉桜の時期。
ま、作者は葉桜も好きなので、今回は青空の下で1枚。
ぜひ満開の時期にも訪れて撮ってみたいものではあるが、
かなり賑わうので、ここに立ってカメラを構えて待つ勇気が…(笑)
で、遠くに見えるキハ120の姿はこれまた既出の作例以上に豆粒で
およそ鉄道写真とは言えないレベルかも?。

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