芸備線 野馳−東城
1.2010年5月1日 キハ120 普通 |
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《アクセス》 野馳駅から700m程南にある国道182号線とのクロス上から。 南北(上下)どちらでも一応撮れそうだが、歩道が国道陸橋の南側に付いているので、 作例の上り列車が安全に撮れる。 《光線・レンズ》 上り列車なら午前が順光。7時半頃で150ミリ相当。 《コメント》 ここは数回訪れた事があるが、列車が運休になったり光線条件が悪かったりと、 なかなか運に恵まれず…今回やっと条件の良い日に撮れた。 |
2.2010年5月4日 キハ120 普通 |
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《アクセス》 1.を撮影した陸橋を南側に降りて、国道の路肩から線路を向いて撮ったもの。 《光線・レンズ》 7時40分頃で100ミリ相当。 《コメント》 鯉のぼりを見付け、光線条件も良いので追いかけ途中に突発的に撮影した。 全く風が吹いておらず、従って鯉のぼりが泳いでくれなかったのが残念。 5月に入ったというのに、バックの山肌にはまだ山桜が咲いている。 |
3.2010年5月8日 キハ120 普通 |
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《アクセス》 2.の裏側(線路北側)の生活道から。 《光線・レンズ》 午後遅めの時間帯が順光。17時15分頃で100ミリ相当。 《コメント》 ここも春の夕方のローカル線ムード満点。 水鏡にキハ120とバックの山々が綺麗に映っている。 左の特徴的な山容は「荒戸山」。天気の良い日は山頂から瀬戸内海が見渡せる。 そのためか、荒戸山にはかつて海を往く船を次々に念力で転覆させていた(イカんがな) いたずら好きな神様が棲んでいた、という伝説が地元には伝えられている。 |
4.2018年5月4日 キハ120 普通 |
《アクセス》 1.に同じ陸橋。反対側の立ち位置(下り列車方向)を向いて撮影。 《光線・レンズ》 13時半頃で70ミリ相当。お昼前後が順光。 《コメント》 今回も田植え前の時期に訪れたが、風が非常に強く、田んぼの水鏡が波打っていた。 遠くに荒戸山の山容を見ながらロングショット。 |
5.2024年6月30日 キハ120 普通 |
《アクセス》 上にほぼ同じ。線路サイド気味に構えた。 《光線・レンズ》 17時10分頃で85ミリ相当。 《コメント》 合歓の花がキハ120を包む。 緑と橙の対比が美しい、梅雨の里山。 |
6.2020年4月11日 キハ120 普通 |
《アクセス》 1.の陸橋より少し西、県境に近い辺りの直線区間。 線路南側の少し高くなっている生活道から見た。 《光線・レンズ》 お昼前後が順光。9時10分頃で70ミリ相当。 《コメント》 芸備線の最深部(備中神代−東城間:ただし線路戸籍上は末端ではなく 起点区間にあたる)は意外と開けており、のどかな農村風景が広がっている。 芸備線沿線に多く見られる「中国自動車道が並走しているのでどうしても構図に 入ってしまう」パターンの場所でもある。 もっとも、過疎化が進む中国地方山間部で、人と物の流れを担う役割が 既に鉄道に無い事は拭いようもない事実。 現在ここを走る列車は数時間に1本レベルの単行キハ。 目の前にあるものは「もはや過疎ローカル線に明日は無い」重い命題に他ならない…。 |
7.2021年4月3日 キハ120 普通 |
《アクセス》 6.に同じ。線路西側の踏切脇から撮った。 《光線・レンズ》 13時半頃で50ミリ相当。 《コメント》 桜並木と荒戸山が構図に入るポイント。 晴れてくれれば良かったが、あいにくの花曇りであった。 中国地方随一の過疎ローカル線になってしまった芸備線の動向に関しては、 先日来のJR報道発表以来、地元の新聞等でも連日記事が掲載されている。 車内は春休み中だけあって「乗り鉄」の皆さんが多く乗車していた。 普段の空気を載せて走っているキハ120が嘘のようだ。 |
8.2022年6月24日 キハ120 普通 |
《アクセス》 7.の場所の少し西。高速道路の高架下付近から上り方向を見た。 《光線・レンズ》 5時半頃で35ミリ相当。 《コメント》 バックが林、手前が田んぼで、構図としては悪くない。 DE10牽引の客レや貨物列車が走っていた頃の芸備線を撮ってみたかったものだ。 |
9.2022年5月5日 キハ120 普通 |
《アクセス》 両駅の中間、芸備線が岡山県境を越えて広島県に入ってすぐの辺り、 線路が大きくカーブしている地点。 築堤下の国道歩道から見たもの。 《光線・レンズ》 5時半頃で50ミリ相当。 《コメント》 ここ東城に本舗がある老舗お饅頭屋さんの看板と、 田植え前の水鏡を取り入れて、始発キハ120を1枚。 このお饅頭、賞味期限が短めなので、地元に来ないと(居ないと) なかなか食べる機会に恵まれないが、独特の美味しさ。 作者も時々買い求めております。 |
10.2020年7月24日 キハ120 普通 |
《アクセス》 上の大カーブを、集落の小道沿いに裏山に登って撮ったもの。 《光線・レンズ》 晴れていれば午後が順光となる。 9時頃で85ミリ相当。 《コメント》 今回は手持ちのレンズ的な制約もあって、やや望遠気味に 集落の中を縫うように走る構図にしてみた。 この大カーブの奥(東側=岡山側)は大築堤となっていて、 立ち位置とレンズ長次第ではそちらを強調した雄大な構図でも撮れると思う。 |
11.2020年6月27日 キハ120 普通 |
《アクセス》 東城の駅から野馳方向へ1キロほど進んだ地点。 《光線・レンズ》 5時20分頃で50ミリ相当。 《コメント》 国道から少し小道に入ったところの、平成に入ってから整備された大築堤。 しかし、写真だと実際よりイマイチ雄大さが感じられないのは残念 (撮り方に問題ありか?) |