芸備線 備後西城−平子

1.2007年5月20日
キハ120 普通
《アクセス》
備後西城駅前から県道57号線に入り、しばらくクネクネと曲がりながら山を登っていく。
しばらく進むと採石場がある。その少し手前付近。
車はカーブなど、路肩の広い所を選んで考慮して停める必要有り。
周囲を木々に囲まれており、視界は殆ど開けておらず、撮影の定員は実質1名。

《光線・レンズ》
夏場の朝に日が差すが、きれいな順光は期待薄。作例は7時半頃で300ミリ相当。
《コメント》
杉の木の隙間から芸備線の線路を「チラ見」できる。
山奥ムードの俯瞰だが、アングル的にはかなり苦しい…

2.3.2007年5月20日

キハ58系 普通
《アクセス》
1.から更に県道を奥に進むと、平子駅に近い大S字カーブを俯瞰できる場所がある。
この辺りも道が狭いので行き違いや駐停車場所、落石などには注意。
なお2007年5月時点、県道57号線は工事により、
平日は西城駅方向から進入する事は出来ない。

《光線・レンズ》
朝が順光。作例は7時過ぎで2.が250ミリ、3.が150ミリ相当。
《コメント》
以前車で通りかかった時に「おぉ…いつか田植えか稲刈りの時期にでも…」
と暖めていた平子俯瞰。
通過時間にちょうど雲がかかって陰ってしまったのは残念だが、
念願の水鏡俯瞰を撮影できた。(水鏡には青空と白雲が映り込んでいる)
折しも芸備線急行の終息が発表された。キハ58系がこの区間を走るのもあと1ヶ月。

4.2019年7月29日

キハ120 普通
《アクセス》
3.の写真で一番奥に写っている鉄橋を、線路の北側農道から見たもの。
《光線・レンズ》
昼間はおおむね逆光気味。12時45分頃で50ミリ相当。
《コメント》
立ち位置の角度の関係で、川の水辺までは構図に入れられないのが残念。
それでも芸備線が走る中国山地沿いの山村風景ムードは
充分感じられる場所だと思う。

5.2022年12月31日

キハ120 普通
《アクセス》
4.の位置から少し備後西城方面に行くと、線路際に小さな公民館がある。
その裏手に立って構えたもの。
《光線・レンズ》
9時半頃で70ミリ相当。
《コメント》
ここは以前別の季節用に、具体的には黄金色の稲穂が揺れる時期に
撮ってみたい、と思っていた場所だ。
で、実際に訪問撮影叶ったのは辺り一面雪景色の中。
しかし、中国山地のどかな田園風景はいつ来ても美しい事を再認識。
惜しむらくは乗客が一人も乗っていなかった事か…

6.2019年7月29日

キハ120 普通
《アクセス》
駅から西へ1キロほどのところに架かる西城川の鉄橋。
国道183号線の歩道から撮る定番アングル。
《光線・レンズ》
午前からお昼前後にかけて順光。13時10分頃で50ミリ相当。
《コメント》
ここ西城はかつての戦国城下町。
備後西城駅は鉄橋の右奥(東側)で、旧市街地は鉄橋の左側(西側)となる。
川べりまで旧市街地の建物がせりだしている、風情ある町並みをキハが往く。

7.2022年12月31日

キハ120 普通
《アクセス》
上で写っている鉄橋左側にある集落通りから。
《光線・レンズ》
8時頃で70ミリ相当。
《コメント》
この構図は余りにも有名。
過去にプロ・アマ問わず、多くの鉄道撮影者の皆さんが訪れた、
そしてその方々が撮った写真は全てが素晴らしかった(と作者には思えた)、
西城の旧市街地を芸備線がまたぐ、ノスタルジックな情景撮影スポット。
作者も遅ればせながら、ここに立つ事ができた。
大晦日の朝。残雪と道ばたで赤く実っている南天の実が
いかにも年の瀬といった季節感が出ている(かな?)。

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