芸備線 備後落合−比婆山

1.2005年11月3日
キハ58 普通
《アクセス》
この駅間は川を挟んで国道と芸備線が対峙する渓谷区間であるが、
ここはそのちょうど中間辺りにある烏帽子橋りょう。
車で来た場合は近くの路肩の広い場所に駐車可能。
足場は国道のガードレール脇。車に注意。

《光線・レンズ》
山影のため、午後の早い時間を除き順光の時間帯は殆ど無いはず。
作例は7時頃。40ミリ相当。

《飲食・トイレetc》
ポイントからやや比婆山駅寄りにプチ道の駅風施設があり、トイレや自動販売機がある。
備後落合側は駅前まで自動販売機程度しかない。
備後落合と言えば、かつては旅館や食堂、土産物屋が営業し、
駅ホームの名物おでんうどんは全国に知られていた、鉄道旅行趣味者なら誰もが一度は
お世話になった筈の鉄道要衝だ。しかし現在はその面影もなく、さびれまくっている。

《コメント》
紅葉と国鉄型気動車の組み合わせが見られる場所も徐々に少なくなりつつある。
備後落合に朝晩のみ顔を見せるキハ58系。
撮影ポイントには崖に張りついたトンネルと鉄橋が印象的なここを選んだ。
でも山深いうえに朝早いため、薄暗くて露出が出ていない。
かといって日の長い時期じゃ葉が色付かないし…難しい。

2.2005年11月3日

キハ58系 普通
《アクセス》
こちらは比婆山駅北の踏切付近。進入してくる列車を撮る。
《光線・レンズ》
本来は午前〜昼前後が順光。作例は7時頃。85ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
比婆山駅前に商店が1軒。
《コメント》
この列車は備後落合を出て途中の三次までは普通列車で、
そこから急行「みよし」となり広島に向かう。
気が付けばキハ58系が運用される全国唯一の急行列車となった。
この区間はいわゆる「くずれ」のため、誤乗防止の為か前面の方向幕は下げられているが、
サボ受けにはホーローに赤白地で「急行/EXPRESS」と書かれたサボが誇らしげに輝く
(作例ではよく分からないのが残念)。
今後、鉄道写真の重要ターゲットとして全国のファンから注目を集める事になるだろう。

3.2021年11月11日

キハ120 普通  ※2021/11/23 写真差し替え
《アクセス》
2.のサイド構図。生活道の橋の上から鉄橋を見たもの。
《光線・レンズ》
8時頃で70ミリ相当。
《コメント》
西城川と柿の木を入れた構図。
以前の朝もやモヤモヤな写真も悪くなかったが、差し替えました(笑)。

4.2021年11月11日

キハ120 普通
《アクセス》
3.の裏側(線路北側)からの構図。
国道ガードレール沿いから構える事となるので、
周辺の交通にはくれぐれも注意されたし。
《光線・レンズ》
9時20分頃で50ミリ相当。
《コメント》
備後落合〜比婆山駅間は基本的に渓谷区間。
ただ、比婆山駅にほど近いここは写真のパッと見ほどは山深くなく、
周辺は少し開けた田畑風景の趣き。

5.2021年11月11日

キハ120 普通
《アクセス》
1.の位置から少し備後落合方面に戻った地点。
国道の山側路肩が少し広くなっている辺りのガードレール沿いから。
車には注意の事。
《光線・レンズ》
8時10分頃で50ミリ相当。
《コメント》
西日本や九州で昔よく見かけた半円形のコンクリ法面。
なんとなく昭和国鉄を感じてしまうのは作者だけではあるまい。

6.2022年6月24日

キハ120 普通
《アクセス》
上の立ち位置から少し比婆山駅寄り。
国道沿いにトイレのある駐車スペースがあり、その近くから鮎釣り客用に
河原まで降りられる鉄階段がある。その階段に立って構えたもの。
《光線・レンズ》
8時10分頃で70ミリ相当。
《コメント》
西城川でもこの辺りは鮎とアマゴ(釣りのエリア)が交錯しているようだが、
作者的には鮎(清流)にはチト狭く、アマゴ(渓流)には開けすぎている感が…。
それはともかく、初夏の早朝、川べりから流れ越しに見るローカル線風景は
清涼感あって気分爽快。

7.2022年6月24日

キハ120 普通
《アクセス》
比婆山駅にて。
《光線・レンズ》
7時頃で50ミリ相当。
《コメント》
タチアオイも初夏を象徴する花の一つだ。
ホームに現れたのはカープラッピング車両。
これはラッキー。

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