芸備線 備中神代−坂根

1.2009年8月11日
キハ120 普通
《アクセス》
備中神代駅から国道182号線を西に2キロほど進むと
「親子孫水車」という道の駅的な施設がある。
その手前(やや東)付近に大カーブがあり、国道と反対側の生活道に入ると
そのカーブをアウト側から見る事が出来る。
道幅が結構広い生活道(交通量は殆どない)からの撮影。
《光線・レンズ》
16時20分頃で375ミリ相当。正午頃を中心に日中はほぼ順光で撮れる。
《コメント》
タムロン18−250ズームを目一杯伸ばして周囲の障害物をカットし、
カーブを曲がってくる単行キハをなるべくボリュームあるように見せた(つもり)。

2.2009年10月5日

キハ120 普通
《アクセス》
1.に同じ場所。少し線路から離れて坂道を登ったところから。
《光線・レンズ》
9時半頃で85ミリ相当。後追い。
《コメント》
少し半逆光気味になったが、1.の大カーブをロングショットで撮るとこうなる。

3.2010年5月1日

キハ120 普通
《アクセス》
坂根駅から約1キロ北。
線路沿いに神社の鳥居があり、国道から折れて踏切脇へアクセス出来る。
作例は踏切を渡った先(線路の東側)から撮った。
《光線・レンズ》
山すそを走っている区間だが、この時期この時間帯だと
作例のように上手い具合に日が当たった。8時頃で350ミリ相当。
《コメント》
線路際には菜の花がビッシリと咲いていた。バックにはかすかだが山桜も残っている。
直線気味にキハ120を撮ってみた。

4.2022年5月22日

キハ120 普通  ※2022/6/25 写真差し替え
《アクセス》
3.よりもう500m程北の踏切脇から。
《光線・レンズ》
7時50分頃で70ミリ相当。
《コメント》
足場も良く、朝の上り運用を手軽に順光で撮れる。

5.2010年5月8日

キハ120 普通
《アクセス》
4.の踏切の西側。生活道のガードレール脇から。
《光線・レンズ》
午後が順光。16時半頃で35ミリ相当。
《コメント》
山と川に挟まれた区間を走る。
田んぼには水が張られ、藤の花が咲く季節感満点のこの時期に
撮りたかった場所の一つだ。
キハ120単行ならではのコンパクトな構図で、夕陽も綺麗に当たって水鏡も映った。

6.2023年6月3日

キハ120 普通  ※2023/6/4 写真差し替え
《アクセス》
1.で写っている鉄橋の下から築堤を見上げるように上り列車を撮影。
《光線・レンズ》
8時頃で50ミリ相当。
《コメント》
前日まで降っていた大雨の影響か、朝から青空となったものの、
ときおり強い風が吹き、まだ背丈の小さな早苗が一斉になびいていた。

7.2023年5月7日

キハ120 普通
《アクセス》
上のカーブをイン側(線路をくぐった反対側)から見たもの。
《光線・レンズ》
8時頃で50ミリ相当。
《コメント》
青キハが田植え前の水鏡に映る光景を狙ったが、
通過時になって雨が本降りとなり、鏡は出現せず。
風も強く、肌寒い中での撮影となってしまった。

8.2010年5月26日

キハ120 普通

9.2010年5月26日

キハ120 普通
《アクセス》
2.とほぼ同じ立ち位置から、上り列車を2枚続けて撮った。
《光線・レンズ》
9時半頃で8.は135ミリ相当。続けて同じ列車を50ミリに引いて撮ったのが9.。
《コメント》
8.は神代小学校と「神應寺」というお寺をバックに撮影。
田舎では過疎化、高齢化、少子化が深刻だが、この神代小学校も
周辺の小学校や分校の廃校に伴って児童がここに統合され、登下校時間には
スクールバスや交通整理員の方たちの姿も見られる。
校舎は昭和中期スタイルの典型的な鉄筋コンクリート建て。
田舎にしては(失礼)立派なものだ。
このアングルは山や木々が色付く秋にぜひ再訪してみたい。
左上に電線が引っ掛かっているのは内緒(笑)

続けてズームを引いて同じ列車を水鏡に映したのが9.。
中国縦貫道がモロにバックの山に走っているのだが、まぁ言われなければ気付かないか。

10.2019年11月12日

キハ120 普通
《アクセス》
1.2.のカーブから少し西にある「夢すき公園」の前、
神代川に架かる橋のたもと付近に立って撮影した。
《光線・レンズ》
15時50分頃で35ミリ相当。
《コメント》
新見ではちょっと知られた観光施設
(早乙女による田植えや紙漉き体験も行われている)
親子孫水車「夢すき公園」。
大きな3連水車「親子孫水車」のすぐ裏手を芸備線の線路が通っており、
スナップ的に撮影できる。

11.2022年8月14日

キハ120 普通
《アクセス》
親子孫水車にて。
《光線・レンズ》
18時40分頃で35ミリ相当。
《コメント》
地元の神代和紙保存会の皆さんが手掛けている「かみさま夢風鈴」。
神代和紙(こうじろわし)の短冊が夕暮れの風になびく。
周辺には子供たちが絵付けをした灯篭も並んでいた。
田舎のお盆風景、というには余りに美し過ぎる、清涼感ある幻想的な世界。
そのファンタジックな世界の中を芸備線が横切っていく、夏のひと時。

12.2020年11月14日

キハ120 普通
《アクセス》
1.2.の付近で、少し山すその道を上がったところから。
《光線・レンズ》
11時半頃で50ミリ相当。
《コメント》
青空のもと、燃えるように紅く色づいている一本木は楓だろうか。
芸備線と絡めて1枚。

13.2021年11月23日

キハ120 普通
《アクセス》
1.で奥に写っている鉄橋の脇から構えた。
(いつの間にか鉄橋の色が変わっていた模様)
《光線・レンズ》
8時頃で35ミリ相当。
《コメント》
神代川を渡るキハ120。
普段は空気が乗っている事が殆どの「早朝備後落合スジ」なのだが、
キャンペーンの効果であろうか、車内は乗客で結構埋まっていた。
葉っぱが落ちてずずなりの実だけが残る柿の木が、
晩秋から冬へ移ろうとする季節を教えてくれる。

14.2022年2月6日

キハ120 普通
《アクセス》
備中神代駅のホーム端から。
《光線・レンズ》
8時頃で50ミリ相当。
朝の時間帯が光線ベター。
《コメント》
芸備線の起点はここ備中神代駅。
(実際の運用上は、列車は新見駅から発着しているので、
伯備線の新見〜布原(信)〜を経て、となる)
伯備線から大きくカーブを描いて分岐し、中国山地の長い長い過疎ローカル線(失礼ながら)
の旅が始まる。
逆に広島駅から芸備線の全線踏破を目指した場合、この大カーブを曲がれば
神代へ到着。無事ミッション完了!となるのだ。
もっとも、東城−備後落合 がボトルネック区間となり、どちらから乗り潰すとしても、
時刻は限られる(明るい時間帯だと事実上1日1本づつ)のが現状。

立派な木造駅舎があり、分岐駅ゆえかつては駅前旅館も営業していたのは
昭和国鉄期の過去の話。
日曜朝のキハ120の車内には乗客もまばら。
今後この地の鉄道はどうなるのだろうか…。

15.2023年5月14日

キハ120 普通
《アクセス》
上の大カーブを反対側(中国自動車道がある側)の土手法面、
遊歩道?らしき足場から見たもの。
《光線・レンズ》
5時50分頃で100ミリ相当。
《コメント》
田植えの朝。小雨降る中、上り始発列車がゆっくりと備中神代駅に入っていく。

16.2022年3月21日

キハ120 普通
《アクセス》
3.4.の付近に同じ直線区間。
《光線・レンズ》
7時50分頃で135ミリ相当。
《コメント》
この辺りは神代川に沿って梅の木がポツポツとある。
早春のまだ冷たい小雨が降る中、新見へ向かうキハ120。

17.2022年8月28日

キハ120 普通
《アクセス》
上に同じ。
《光線・レンズ》
7時50分頃で135ミリ相当。
《コメント》
季節は緑の夏から秋の黄色へ移ろいでいく。
なんだか今年の夏は少し短く感じた気が?

18.19.2022年5月8日

キハ120 快速、普通
《アクセス》
上にほぼ同じ場所を、山すその砂防ダムがある辺りから軽く俯瞰してみたもの。
《光線・レンズ》
18.は下り快速で、5時半頃で85ミリ相当。
19.は上り。5時50分頃で70ミリ相当。
《コメント》
田んぼに水鏡が映るこの季節。
朝の空気がなんとも心地よく、作者にとって鉄道撮影をしていて
一番好きな時期かもしれない。

20.2022年6月25日

キハ120 普通
《アクセス》
備中神代駅ホームにて。
《光線・レンズ》
8時頃で50ミリ相当。
《コメント》
芸備線の0キロポストと共に1枚。
これもいつかいい想い出に…なんてな事にならないよう切に願う。いやホンマ。

21.2022年7月3日

キハ120 普通

22.2022年7月10日

キハ120 普通
《アクセス》
駅を出てすぐの鉄橋付近にて。
ただ、立ち位置となる川の北側岸に行くには、駅からだと一旦駅北側の伯備線踏切を渡って
ぐるっと道を回り込む必要あり。
《光線・レンズ》
21.は下り。13時15分頃で50ミリ相当。
22.は上り列車。8時頃で70ミリ相当。
《コメント》
21.は神代の駅を発車し、鉄橋を渡る備後落合行。
鉄橋のたもとには合歓の花が咲く。
梅雨空の下、緑が濃くなっていく中で、淡い緋がひときわ目立つ
初夏を象徴する綺麗な花の一つだ。
22.は同じ場所から振り返ってみたもの。
畑に咲き始めたヒマワリに囲まれ、ステンレスの車体が朝の日差しに輝いていた。

23.2023年3月4日

キハ120 普通
《アクセス》
16.17.の付近、國司神社というお宮に続く踏切脇から。
《光線・レンズ》
13時15分頃で40ミリ相当。
《コメント》
3月に入ったばかりで、吹く風はまだヒンヤリ。
だが、早春の青空を眺めながら列車を待つのは心なしか気持ち良い。
ただし、目は痒い(笑)
昼下がり、軽快なエンジン音を響かせながらキハが神社の鳥居をくぐっていく(構図としてみた)。
18きっぷシーズンと沿線の地元酒蔵やひな祭りイベントと重なり、
午後の備後落合行の車内は盛況。
せめて土日祝くらい、いつもこのくらいの人が芸備線に乗っててくれりゃ良いのだけど。

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