福塩線 河佐−備後三川

1.2019年7月6日
キハ120 普通
《アクセス》
河佐を出た下り列車が最初に渡る橋梁。
八田原ダムや河佐峡のキャンプ場・パークゴルフ場公園へとつながる
渓谷沿いの道が足場となる。
《光線・レンズ》
線路の北側から見るので終日逆光気味。
8時半頃で50ミリ相当。
《コメント》
河佐を出ると再び福塩線は渓谷区間に入っていく。
2.2019年7月29日
キハ120 普通
《アクセス》
1.から奥に進み「河佐峡キャンプ場」を過ぎた辺りで見えてくる新線の橋りょう。
《光線・レンズ》
7時半頃で70ミリ相当。朝が順光。
《コメント》
やがて福塩線の列車は、画面右奥に繋がっている長大な6000m超の
八田原トンネルへ入っていく。
作例は上り列車だが、右の山から唐突にトンネルを飛び出してくる
(周辺は川のせせらぎしか聞こえない)ので、通過時刻が近づいたら
集中して待つ必要あり。
ここ河佐−備後三川 は、かつては今以上に雄大な渓谷沿いの車窓風景が広がる
区間であった。

【おまけ】

1.2.の位置から更に進むと、八田原ダムと共に
福塩線の旧線跡が現れます。

ダムサイトの下にあるパークゴルフ場付近では
旧線の橋りょう・踏切・トンネルの跡が
今も残っています。

ほど近くにある 「郷土民俗資料館」の駐車場内に保存されている
国鉄時代の八田原駅の駅名標です。
八田原駅はダム完成・トンネル新線切替に伴い廃駅となり、
駅や周囲の集落もろともダムの底となりました。
もう30年も前の話です。


作者は福塩線の旧線は高校生時代に一度乗ったきりです。
夏休みの18きっぷ旅行で、キハ23の窓を開け、
暑い中揺られていたのを覚えています。
その時に撮影していた八田原の駅名標。
保存されているものと同じでしょう多分。
駅の周囲は、既にダムの底に沈む事が決まっていたため、
一面雑草が生い茂る野原で、民家やお店はありませんでした。

トップページに戻る                   鉄道写真館に戻る