土讃線 黒川−讃岐財田

1.1991年8月X日
キハ58系 「あしずりX号」
《アクセス》
黒川−讃岐財田駅間はあまり長くないので、ゆっくり歩きながら各所で撮影が行える。
ここは両駅の讃岐財田よりにある大カーブ。財田駅から徒歩15分程度。
築堤になっており、足場は自由に決められる。駐車も短時間なら可能。

《光線・レンズ》
南向きに構えるので、終日逆光。作例は16時頃の下り後追い。70ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
讃岐財田駅周辺以外は自動販売機程度。
《コメント》
ため池に代表される平坦でのどかな讃岐の風景も、
この辺りまで来ると四国の山々が近づく。
この付近は静かな農村で、すがすがしい気分になる事うけあい。
ハイキングがてらじっくりとロケハンし、天候や車両に恵まれれば、
必ずいい写真が撮れるだろう。

2.2005年9月10日

N2000系+2000系 「しまんと4号+南風20号」
《アクセス》
1.のカーブをアウト側から。踏切脇から撮影。
《光線・レンズ》
ここも終日逆光。曇りの日向き。作例は16時頃。150ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
約15年ぶりに訪ねた讃岐財田駅前はさびれており、お店は無くなっていたが、
駅前の樹齢700年と言われるタブノキの巨木は健在であった。

《コメント》
非常に高速でコーナリングしていく振り子ディーゼル特急の特徴が良く分かるアングル。
アウトカーブ望遠アングルは編成が短いと味気ないので、
6連の2000系特急、4連のキハ58系「サンポート」が走る夕方が狙い頃となる。

3.2006年8月6日

キハ65+58 普通
《アクセス》
1.2.カーブの財田駅寄り。足場はあるが畑や墓地には立ち入らぬよう。
《光線・レンズ》
午後が順光。作例は13時半頃で100ミリ相当。
《コメント》
この付近で下り列車を狙うド定番アングル。

4.2007年4月8日

キハ65+58 普通 ※2007/04/08 写真差し替え
《アクセス》
黒川駅南の鉄橋を西側から俯瞰。以前撮影でお世話になった方に教わった場所。
ご教授と資料提供ありがとうございました。

《光線・レンズ》
午後が順光。作例は13時半頃。300ミリ相当。編成長は2連がベスト。
《飲食・トイレetc》
駅の西側付近に商店。飲み物などは手に入る。
《コメント》
昨年から通い続けている「黒川俯瞰」。
ここは光線が陰りやすいうえ、かすんでボンヤリした天気になってしまう事が多く、
なかなか満足いく1枚が撮れないで困っている(?)
この日も少しかすんだ天気だったが、桜が咲き、こいのぼりが泳ぐ田舎風景の中を
国鉄急行色が走る。
俯瞰好きには堪えられないお膳立て。これ以上を望んだらバチが当たるというものか…

5.2006年8月6日

キハ58+65 「サンポート」
《アクセス》
財田駅の南にそびえる山からの大俯瞰。
途中までは別ルートから車で登れるので、その場合は駅からだと20分程度。
オール歩きなら50分程度の山登り。
《光線・レンズ》
午後が順光。作例は17時頃で250ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
夏の山登りは飲み物をはじめ装備はそれなりに。山の上には当然何もない。
《コメント》
健脚派向きの「四国のみち」俯瞰。
作者は猛暑と山登りで疲れ果てていたので、ここがベストアングルだったかどうかは
定かでないが、ちょうど作例1.2.辺りを大パノラマで見渡せる。
国鉄色の運用には当たらなかったものの、夕日を受ける白青の4連もこれはこれで綺麗だ。
夏の俯瞰撮影はとにかく疲れるが、線路際の撮影では味わえない爽快感は格別。

6.2006年9月8日

キハ65+58 普通
《アクセス》
黒川駅ホームから財田方面を向く。
《光線・レンズ》
13時半頃で300ミリ相当。晴れると逆光。
《コメント》
まっすぐ南を向くので晴れると厳しいが、黒川駅を発車して(下りの場合)
エンジンを噴かしながら坂を登っていくのが格好良い。

7.1991年8月X日

キハ45+20 普通
《コメント》
ここも学生時代に撮影していた。キハ45が懐かしい…

8.2008年2月10日

キハ65+58 普通
《アクセス》
黒川駅から道なりに登っていく坂道途中。
植え込みの間からS字を描く線路が見える。
《光線・レンズ》
晴れるとお昼過ぎの253,255D運用は絶好の光線条件だが、
この日はあいにく曇り。300ミリ相当。

《コメント》
この区間はポイントが点在するせいか、あまり撮影者を見かけない穴場で、
S字を登ってくるキハ65+58のパワーカットが撮影できる。
国鉄型大出力気動車と呼ばれたキハ65が先頭なので
DMLエンジンの爆音と爆煙を存分に味わえる。

9.10.1991年8月X日

キハ28+20 普通
《コメント》
学生時代に8.と同場所で撮影したもの。
当時は後追いも撮影できた(今は草木が茂っており、やや苦しい)。

11.2008年3月1日

2000系 「南風17号」
《アクセス》
讃岐財田駅のホームから黒川方面を向く。進入してくる下り列車を撮影。
《光線・レンズ》
午後が順光。17時頃で200ミリ相当。
《コメント》
坂を登って讃岐財田駅の構内に入ってくる2000系。
キハ58系4連の254Dと「南風17号」が交換し、殆どが「乗り鉄旅行者」である
254Dの乗客がホームに降りてカメラを向けている。
車両が新しいものに移り変わっても、こういったローカル幹線らしいシーンは続いていくだろう。

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