隠しページ?D300について〜


我が家にやって来た直後のD300。新古とはいえこれだけの付録+ソフトウェア各種が付いて…
突然ですが、愛機を4年間使い倒したist-DSからD300に持ち替えました。
地元量販店の閉店処分セールで、様々な販促グッズと抱き合わされ
価格破壊的安値で営業マン氏が在庫品を売り叩いていたところを偶然見つけ、
即刻購入(勿論カードですけど)。
以前から「次に持つならコレがいいな…」と憧れていたマシンでしたので、
早速インプレッションを…


とにかく触った途端に一瞬で理解できた事は絶対能力の高さ。
まずは近所へ試し撮りに。

・シャッタータイムラグと連射性能
今まで鉄道撮影に関しては常に「一発切り」で、連射を使った事は無かったのですが、
このカメラの連射機能は今まで作者が持ったカメラの中では一番速い。
とは言え、使ってみた結論として、今後も鉄道撮影で連射を使う機会は無さそうですが、
それ以外のジャンルでは結構使えそうです。
それよりも、シャッタータイムラグの短さに驚き!瞬発力の良さに直結しており、ボディ剛性も高くて
1枚1枚がカチっと決まる。さすがセミプロ機!快感ものです。

・AF
これまた、今まで置きピン&MFが常識だった作者にとっては、走ってくる被写体にAFがきちんと追従するなんて
にわかに信じられない事。AFに対する考え方を改めなきゃいけませんね。
3Dトラッキングと言う、点ではなく51点測距を使ったゾーンで合わせてくれるAFモードもあります。
基本は今まで通りMF主体になるでしょうが、いざという時や軽いスナップなら機械任せでAF、
というのも今後増えてきそうです。

貨物列車を70ミリ相当で撮影。ファインダー視野率100%のうえ、シャッタータイムラグが短くてカマ位置の見切りも余裕。
おまけにAFもしっかり付いてきており、殆ど何も考えなくたってある程度カメラ任せで撮れてしまいます。


・作画
アクティブDライティングという、「新幹線の車体が白飛びせず台車廻りが黒潰れしない」
夢のような露出機能が付いています。効果の加減も調節できます。
ただし、こいつをONにすると、若干全体の画質がマイルドになります。
デジタルらしいシャキシャキとした画質(ist-DSはモロにそうでした)を求めるなら、ここから更に
画質設定で自分好みにパラメータをいじってみるのが良さそうです。
特に、中央に文字や模様が入った金属の物体(車両)があり、周辺は自然風景である事が多い鉄道撮影では、
若干色の濃さを上げた方が良い気がします。

「アクティブ〜」をかけて新幹線を撮ってみました。
軽く効果させただけですが、アンダーに作らなくても新幹線の顔が白飛びしないのは驚異的。



効果の掛け方&撮り方&レタッチ次第では、このように半逆光の失敗カットも成功作に「蘇生」。恐ろしき機能です。


・ファインダー、レンズ

D300を持つにあたり、どんな機能よりも欲しかった念願のファインダー視野率100%。
これでツライチの構図を得るために事前に試し撮りを何度も繰り返す面倒さから解放されます。

レンズはとりあえず一緒に付いてきた純正の18-200を。
一時期品薄になるほど人気した高倍率ズームです。レンズ内手ぶれ補正が付いており、
利きが少しわざとらしいですが、これは慣れるしかありません。
各所でよく指摘されている画質の甘さは、今のところ気になりません。
と言うより、確かに正直言って低倍率ズームに比べるとシャープさには欠けますが、
場所や構図選びに始まり、撮影後の現像やレタッチに至るまでの多くの撮影プロセスの中で
カバーできる程度の気になり具合です。
それよりも、広角から望遠まで1本でこなせるため、追っ掛け撮影や「乗り鉄」の時に
レンズ交換の手間やタイムロスが無いのはやはり便利。
A地点が200ミリ→追いついたB地点が50ミリ→更に追っ掛けてC地点が135ミリ、
なんて事もありますから。
ま、当面はこの万能レンズで撮り、いずれは不満点を補うレンズを購入していくつもりです(資金次第ですが)


高倍率ズームの泣き所?目一杯の望遠300mm前後を使ってみる。パッと見だとやはり画質は甘いが、ist-DSが硬過ぎただけ?

・総評
屋外の鉄道撮影だと、カメラの指示より-0.7くらい絞って撮ればちょうどいい感じでしょうか。
全般的には、「これでいい写真撮れなきゃ全ては腕のせい」と言い切れる凄いカメラです!
修行し直しですわ(笑)

(ブラウザの「戻る」で戻ってください。)