瀬戸大橋線 児島−坂出・宇多津

(懐)1.1992年5月XX日
213系 マリンライナー
《アクセス》
瀬戸大橋を渡り終わった上り列車がトンネルに入り、児島駅へ向かって
トンネルを抜けた出口付近。児島駅から歩いて30分程度。
足場や駐車スペースは特に問題無かったが、現在この場所には
立ち入り出来ないはず(未確認)。

《光線・レンズ》
終日逆光。作例は13時頃。70ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
付近は何も無いが、山を下りれば児島競艇があり、その周辺には色々とお店がある。
《コメント》
当時はこの付近で瀬戸大橋線と下津井電鉄が併走しており、掛け持ち撮影可能だった。
現在シモデンは廃線となっている。この場所の撮影も現在は難しいと思う。

(懐)2.1992年5月XX日

213系 マリンライナー
《アクセス》
上に同じ。
《光線・レンズ》
作例は午後2時頃。70ミリ相当。
《コメント》
写真奥に瀬戸内海と、当時運行していた下津井電鉄の軌道が見える。

3.2006年10月14日

2000系+N2000系 「南風7号+うずしお9号」
《アクセス》
こちらは四国側。宇多津駅の東南に聳える青ノ山という山の頂上にある展望台から。
宇多津駅から展望台までは2キロ弱の距離で、歩いて登れないこともなかろうが、
やはり車利用で山頂を目指した方が便利と思われる。
山頂は地元では夜景で知られる公園となっており、駐車場がある。
そこから展望台までは歩いてすぐ。
《光線・レンズ》
昼間であればほぼ順光。作例は11時半頃。135ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
公園内の設備はトイレ程度で、自動販売機などは無いので、要事前準備。
《コメント》
児島〜宇多津〜坂出のデルタ区間の向こうに瀬戸大橋を一望できる場所。
天気が良ければ作例のように下津井瀬戸〜南備讃まで瀬戸大橋6橋全てを見渡せる。
備讃下り線が比較的撮影に向いているので、日中では最長クラスの7連となる
「南風」+「うずしお」を狙ってみた(当日は増結で8連)。
それでも列車はかなり小さくなり「俯瞰」というより「展望」ポイント。

4.2017年4月16日

285系 「サンライズ瀬戸」

5.2017年4月16日

223系+5000系 「マリンライナー5号」
《アクセス》
岡山県の有名観光地「鷲羽山」の第二展望台とその付近から撮影したもの。
第二展望台の駐車場はさほど広くなく、時間帯によっては閉鎖されていたり進入制限があるが、
その一段下の第一展望台の広い駐車場から歩いて登っても5分とかからない。
展望台周辺もかなり広く、どこからでも備讃瀬戸の景観を楽しめる。
4.は少し山道を降りた場所から、5.は展望台のベンチから撮った。
《光線・レンズ》
作例は4.は7時頃で85ミリ相当。
5.は7時10分頃で135ミリ相当。
今回は日の出直後の順光ベストだが、夕暮れの時間帯もかなり魅力的である。
《飲食・トイレetc》
敷地内はさすがのA級観光スポット。売店やトイレ等は完備されている。
もっとも、サンライズ瀬戸の通過時間(朝7時)だとまだお店は開いていない。
《コメント》
作者がかつて通学に渡った瀬戸大橋と本四備讃線(瀬戸大橋線)を見る。
岡山県屈指の観光地へ、久々に鉄道撮影で訪れた。
4.と5.を比べても分かるが、瀬戸大橋を渡る列車の殆どはステンレス基調の車体で、
正直遠くからだと見栄えがしない。
よって光線条件面も含め、朝の「サンライズ瀬戸」は貴重な被写体となる。
鷲羽山には桜やツツジが咲き、うっすら遠くが霞んで春の風情。
下津井瀬戸の海はいつ来てもいい表情をしている。

6.2019年3月9日

2000系「南風6号」+N2000系「うずしお6号」

7.2019年3月9日

115系 普通
《アクセス》
宇多津駅のホーム端にて。
6.は下り線から岡山方面行きを後追いで、
7.は上り線ホームから下り列車の宇多津駅進入シーンを撮ったもの。
《光線・レンズ》
6.は午前中からお昼前後まで、7.は午後遅め時間帯がおおむね順光。
作例は6.が10時頃で100ミリ相当。
7.が10時15分頃で150ミリ相当。
《コメント》
国鉄時代には各地で見られた特急列車の分割/併合シーンが
今も見られる宇多津駅。ここはちょっとした撮影名所でもある。
瀬戸大橋線(本四備讃線)から宇多津駅へ進入する高架線に勾配が付いており、
望遠レンズで面白い写真が撮れる。
6.はバックにチラリと南備讃瀬戸大橋も見える構図。
訪問時は岡山−香川地区間の普通電車乗り入れ終了が近づいていたため、
115系も人気の被写体となっていた(7.)が、狙い目は6.のような「長尺モノ」だろう。

8.2020年9月14日

8000系 「しおかぜ4号」

9.2020年9月14日

2000系 「南風1号」
《アクセス》
櫃石島の中央付近。
「大浦こ線橋」という、高速道路の下、鉄道の上を横切るコンクリート歩道橋からの撮影。
この歩道は少しわかりにくい場所。神社の脇からアプローチしていく。
《光線・レンズ》
高架下の撮影となり、あまり太陽の位置には影響されにくいが、
一応は朝が順光。
8.は上りで7時20分頃。40ミリ相当。
9.は下り。7時半頃で35ミリ相当。
《コメント》
先人の皆さんに倣って訪れた撮影地。
しかし、実際に立ってみると、ちょっとイメージしていた感じと違っており、
鉄道撮影としては引きがなく、角度的にもイマイチであった。
9.の構図は下津井瀬戸大橋がバックに入るので、一応島しょ部で撮影している証拠?になる。

10.2020年9月14日

8000系 「しおかぜ1号」
《アクセス》
櫃石島の港から、岩黒島方向に向かう瀬戸大橋線高架を見上げたもの。
《光線・レンズ》
7時50分頃で50ミリ相当。
《コメント》
列車の姿は僅かしか見えない、あくまで情景撮影地。
島から南へと連なる斜張橋の櫃石島橋、岩黒島橋の姿は美しいの一言。

番外編:櫃石島(8.〜10.)
《コメント》
櫃石島に向かうには、児島駅から下電バスが1日6往復運行されています
(2020年9月時点)。
島の中にはバス停が3つあり、↑の櫃石バス停が一番大きな停留所です。
待合室やトイレ、自動販売機も一応あります。
瀬戸大橋をバックにひなびた島の漁村風景を走る路線バスの姿は
バスファンならずとも一見&乗車してみる価値あり。

11.2020年9月19日

8600系 「しおかぜ6号」
《アクセス》
岩黒島の上り高速道路バス停のすぐ下、連絡通路から。
僅かではあるが、南方向に線路を見る事ができる。
《光線・レンズ》
8時半頃で35ミリ相当。
《コメント》
櫃石島でも似た感じの場所がある(8.9.)が、こちらの方が
海が構図に入れられるぶん、瀬戸大橋らしく見えるかも?

12.2020年9月14日

223+5000系 「マリンライナー9号」

13.2020年9月14日

223+5000系 「マリンライナー11号」
《アクセス》
岩黒島の北端部「岩黒浜」から。
島名の由来ともなった黒いゴロ石がある砂浜である。
島の周回道から折れて浜に降りる道が分かりにくい。
案内等も何もないので、訪れる際はロケハン勘?を働かせて見つけてほしい。
《光線・レンズ》
朝が順光。
作例は12.が8時20分頃、13.が8時50分頃。
2枚いずれも35ミリ相当。
なお、島しょ部(瀬戸大橋架橋部)全般に言える事だが、下り列車の方が
複線高架の手前になるぶん、比較的撮りやすい。
逆に言うと、上りはかなり撮りにくいのだ。
《コメント》
瀬戸大橋架橋部のほぼ中間地点にあたる岩黒島。
一度訪れてみたかった島だ。
この島の特徴である黒いゴロ石浜と斜張橋(櫃石島橋)を入れた構図。
モロに絵はがき写真な気がするが、マァ定番は外せない、という事で。

14.2020年9月19日

2000系 「南風1号」

15.16.2020年9月14日

8000系 「しおかぜ3号」
《アクセス》
14.〜16.の3枚は、岩黒島の港の波止から瀬戸大橋を見たもの。
この3枚はほぼ同じ立ち位置で撮っている。
14.は島を横切る大橋の高架と、高速道路から島へアクセスする特徴的な形状の
ループ道路(島民および緊急車両のみ通行可能で、大型車や一般車両は乗り入れ不可)
を構図に入れて撮った。
15.は岩黒島橋(斜張橋)、16.は与島橋(トラス橋)を渡る列車を撮影したもの。
《光線・レンズ》
14.は7時半頃で40ミリ相当。
15.は9時10分頃で50ミリ相当。
16.は同じく9時10分頃で100ミリ相当。
《コメント》
瀬戸大橋6大橋のうち、ほぼ中間部にあたる岩黒島橋や与島橋を
外から間近で見られる機会はあまりない。
かくいう作者も、1988年の開業初年度からの通学以来、瀬戸大橋線を
長年利用してきたにも関わらず、これらの構図で見た(撮った)のは初めてだ。
吊り橋の下津井瀬戸・北備讃・南備讃とはまた違った橋の姿が個性的でとても美しい。
また、島を横切る14.の構図などは、戦後から昭和末期にかけての超巨大架橋事業が、
備讃瀬戸に浮かぶ小島の運命を大きく左右した事実を象徴するような1枚である。
もっとも、鉄道も高速道路も基本的には通り過ぎるだけであり、
普段は釣り客以外訪れる人も少なく、(橋さえ目に入らなければ)
のどかな瀬戸内の風情である。

写真を見て頂ければ言わずもがなであるが、この距離・この構図での撮影だと
高架トラス内を隠れるように走り抜ける列車はその姿をほとんど強調できず、
どこを走っているのかさえよく分からないほどだ(笑)。
橋を渡る列車の轟音は遠くからでもよく聞こえるし、周辺の景色や見渡しは素晴らしいので、
動画撮影する向きならより楽しめるだろう。

番外編:岩黒島(11.〜16.)
《コメント》
櫃石島と同様、岩黒島に向かうにも路線バス(下電バスが1日6往復:2020年9月時点)
が唯一の交通手段となります。
岩黒島にはバスは降りられないため、高速道路上のバス停に停車し、
乗客はエレベーターで島に降ります。
降り立ってしまえば周囲1.5キロ程の小さな島。
歩きながらゆっくりした時間を過ごせます。

17.2021年5月3日

223+5000系 「マリンライナー38号」

18.2021年5月3日

2700系 「南風15号」
《アクセス》
17.〜18.の2枚は、児島駅の西側にある「竜王山」という山に登る登山道の
中腹にある「朝日山聖観音菩薩」の境内から見晴らしたもの。
因みに、登山道では地元の方はじめ結構な登山者に出会うが、
皆さん竜王山を目指して上り下りされている訳で、この観音堂はあくまで
途中の休憩ポイント、てな位置づけである。
で、アプローチだが、徒歩以外の手段はなく、児島駅からだと往路(登り)で3〜40分、
復路(下り)で2〜30分といったところ(作者実測データ)。
しかし、それは道を知っているという前提であり、特に行きは登山の入り口を見つけるまで、
帰りは下山して味野地区に入ってから、かなり路地が入り組んでいるため、
分かりにくいかも知れない。
地区内の内科医院から変電所を経由するルートと、教会経由のルート、主には2つある。
《光線・レンズ》
17.のツツジとマリンライナーは14時40分頃で120ミリ相当。
相当に絞り込んで(F22)手前のツツジがボケ過ぎないようにしたつもり。
18.のアンパンマン南風は15時半頃で150ミリ相当。
光線は午後から夕方にかけてが一応のベストだが、
逆に早朝も美しいかもしれない。
いずれにせよ、距離がある俯瞰なので雲のない快晴が絶対条件となる。
《コメント》
いつもお世話になっている方からの直伝ポイントで、
好条件の日に撮ってみたかった、児島市街地から瀬戸内海を望む俯瞰スポット。
訪れた時はちょうど境内のツツジが見頃を迎えており、
17.は手前にピンク色の花を入れて撮った。
18.は海に浮かぶ「くじら島」(堅場(たてば)島)、その向こうに特徴的な三角形の大槌島、
そして遠く四国側の高松市街や八栗山まで見渡せている。
天候にも恵まれ、会心の撮影となった。

19.2024年1月30日

EF210+コキ 貨物

20.2024年1月30日

223+5000系 「マリンライナー44号」

21.2024年1月30日

2700系 「南風15号」
《アクセス》
宇多津ゴールドタワーの展望台から。
「ソラキン」の展望に登る料金は¥1500−ナリ。
《光線・レンズ》
瀬戸大橋〜デルタ線方面を見るなら午後遅め時間帯が光線良好。
19.は15時頃で200ミリ相当。
20.は16時頃で135ミリ相当。
21.は15時40分頃で85ミリ相当。
《コメント》
19.は番の州高架橋を下って四国上陸せんとする73レ貨物。
かつてはEF65牽引で撮影者に人気のある列車であった。
20.はチョット分かりにくいが、デルタ線を走る上りマリンライナー。
下り線は一段低い位置に高架線があるため見えにくく、実質上り線限定構図となる。
21.は宇多津駅に進入するアンパンマン南風だが、
それよりも…画面に写っている謎の黒い物体は何ぞや?て感じ。
これは「ソラキン」である(詳細は各自検索等されたし)。
目の前数十センチの水槽で泳ぐ魚たちと、はるか遠くを走る景色と鉄道。
写真として組み合わせるにはかなり高いハードル(構図・タイミング・ピント・露出、等々…)
と認識はしていたものの、やはり無理があったか…(涙)

番外編.2024年1月30日
《コメント》
「ソラキン」の定番的な映えパターンで1枚。
展望台の階によっては金魚の他に熱帯魚がいたりします。
青い空、青い海、そして白い瀬戸大橋。
それらをバックに舞う金魚たち。まさに天空のアクアリウム。
※↑でも触れましたが、写真を撮る方ならお察しの通り、
 うまく決めるにはチョット難しい被写体です。
 が、ぜひ訪れて美しい風景と魚たちの会心の1枚を仕留めてください。

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