高松琴平電鉄 志度線 春日川−潟元

1.2007年5月5日
27+28  ※2007/5/5 写真差し替え
《アクセス》
潟元駅前の道からいったん国道11号線に出てすぐの新川鉄橋。歩いて5分程度。
足場は問題ないが、道自体は狭いので駐車はできない。

《光線・レンズ》
川の東岸は午前が順光。作例は8時頃。35ミリ相当。
《飲食・トイレetc》
国道11号線の橋のたもとにお店がある。
《コメント》
この区間には割合長い鉄橋が3本連続して架かっている。
いずれもかつては干潟と塩田を取り入れての撮影が可能だったが、
今は鉄橋の架け替えと周辺の開発により撮影しにくくなった。
潟元に一番近いこの新川鉄橋は、川べりに生えたアシや賑やかな水鳥達が
干潟の面影を少し残している。

2.2007年5月5日

27+28  ※2007/5/5 写真差し替え
《アクセス》
こちらは川の西岸。バックに屋島が入る。
足場の位置に小さな公園らしきものがある。

《光線・レンズ》
午後が順光。作例は9時頃の上り。85ミリ相当。
作例は逆光の上かすんでいる。

《コメント》
こちらは屋島バックに撮れるポイント。
この写真だとかすんで見にくいが、山スジに屋島登山鉄道ケーブルの跡が見て取れる。

3.2006年6月8日

24+65
《アクセス》
2.の更に500m程春日川寄り。バイパス西付近で線路と海岸が接近しているところ。
鉄橋を渡り終えた電車を護岸から撮影。足場は特に問題ない。
《光線・レンズ》
ここも夏場の早朝なら光が差しそうだ。作例は10時頃。50ミリ相当。
《コメント》
春日川駅から歩けば10分くらい。水辺を行く電車が撮影できる。
雰囲気は悪くないが、完全に旧車3連だと思いこんでアングルを造ってしまったので、
2連だと収まりが悪くて今ひとつ失敗(泣)
天気と役者が揃った日にリベンジを果たしたいが、もう難しいかな…?

4.2006年6月8日

22(+700系)
《アクセス》
3.の右に写っている踏切から上り列車を狙う。
《光線・レンズ》
作例は10時頃。300ミリ相当。この日は三脚を持参しなかったので手持ち撮り。
《コメント》
この日の最後は俗に言うレーマガ撮りで締めた。
本来は晴れて欲しかったが、そうなると瓦町側の増結車両が逆光となり、このような写真は
撮れなかった筈なので、まぁ良しとしよう。

5.2007年2月3日

27+28
《アクセス》
潟元駅の西側。土手に向かって上り坂になっている付近。
《光線・レンズ》
16時頃で300ミリ相当+トリミングで電柱をカット。

《コメント》
天気が良い日に27+28Fが動く日は、午後に前パン順光写真を撮るチャンス。
よって苦手とするレーマガ撮りに挑戦。1発目の瓦町行きは日陰りで撃沈し、
これは返しの後追い写真。ピントはカメラ任せのAFで撮影してみた。

6.2007年5月5日

27+28
《アクセス》
3.の場所を、国道11号線から屋島方面に向かう新川の橋(屋島新橋)の橋上から
ミニ俯瞰撮影。
歩道があるので撮影しやすい。
《光線・レンズ》
9時半頃で100ミリ相当。

《コメント》
駅間を歩いていると、ちょうど河川敷ならぬ干潟敷?のグランドで野球をしていた。
中学生の準硬式野球の対外試合であろうか。
6.7.撮影の合間にしばらく観戦させて貰いましたが、投手をはじめレベルが高くてびっくり。
よく声も出ていて、将来が楽しみです。
ことでんの走る休日の一コマ。

7.2007年5月5日

27+28
《アクセス》
3.にほぼ同じ。6.で写っているちょうど3塁側ベンチ裏付近。
《光線・レンズ》
10時40分頃。50ミリ相当。

《コメント》
3.をややサイド気味にリベンジ撮影。天気は良くなかったが。

8.9.2021年6月26日

700系
《アクセス》
この2枚は屋島山上から俯瞰したもの。
JR屋島、もしくはことでん屋島駅から山上の観光駐車場までシャトルバスが運行されている。
所要時間は約10分で、料金は片道¥100−なり。
ことでんIRUCAも利用可能なので、気軽に利用できる。
なお、屋島山上は他にも屋島寺、展望台、水族館等々、観光スポットが色々あるので、
そちらも巡るのであれば事前に帰りのバス時刻をしっかり調べておきたい。
で、作例の立ち位置は 南西側の小道を抜けた先の「西尾根展望台」となる。
(瓦投げで有名な「獅子ノ霊巌(ししのれいがん)」ではないので注意)
駐車場から歩くこと10分程度だ。
《光線・レンズ》
10時20分頃でそれぞれ250ミリ、180ミリ相当。
南に向くため晴れると逆光。よってうす曇りベターではあるが、
空気が澄んでいる事が前提条件。
訪問時は小雨が降ったりやんだりで、山には霧も出ており、光線はともかく
あまり良いコンディションとは言えなかった。
作例はレタッチで補正している。

《コメント》
一度撮ってみたかった屋島からの志度線俯瞰。
線路が通っている辺りは、かつて一帯に塩田と干潟が広がる風景だったが、
すっかり「都会」になったものだ。
8.は春日川の橋りょうを渡っているところ、
9.は潟元駅寄りの新川の橋りょうを渡る電車を、それぞれ捕らえてみた。

なお、よほどコンディションに恵まれていれば、ことでんの更に南を通る
JR高徳線の列車も俯瞰撮影できる。
更に、ここ屋島南嶺からだとJR屋島駅とことでん屋島の駅舎も見えるのだが、
市街の様々な建物の中に溶け込んでおり、見つけるのは「ウォーリーを探せ」状態だろう。

番外編:屋島ケーブルは今

《コメント》
ことでん屋島駅前から、かつて屋島山上までケーブルカーが運行されていました。
廃止されたのは2005年の夏でしたので、(訪問時)既に15年以上が経過していますが、
ふもとの「屋島登山口駅」跡には、活躍していた1号車「義経号」と、2号車「弁慶号」の2両が
痛々しい姿ながらも現存していました(写真の左上と右上)。
そして山上の「屋島山上駅」も、廃墟のように現存していました(写真左下)。
最盛期は多くの観光客がこのケーブルカーに乗って上り下りしていたのでしょう。
当時が偲ばれます。

※この弁慶/義経号、運行最終日の廃止当日朝になんと2両揃って同時に故障して、
 当日は終日運休となってしまいました。
 諸所の事情で廃止となるこのケーブルカーに対して、永くこの山で働いてきた
 2両に宿った魂が無言の抗議をしたのでは…と、
 当時まことしやかにささやかれたエピソードが残っています。

写真右下は、山上から、ことでんの向こうはるか遠くに見える高徳線を見たもの。
※木太町−屋島(7.)を参照。
バックに写っている屋島山上からこの鉄橋を見ている格好となります。

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