伯備線 生山駅

訪問撮影日:1994年3月XX日
《コメント》
伯備線の岡山県と鳥取県の県境にほど近い山あいにある駅です。
上の写真は2代目の駅舎です。
実はこの駅(土地)には作者にまつわる重要なエピソードがあります。
作者が幼少の頃、生まれて始めてコーヒーを飲んだのが、
初代駅舎の前にかつて存在していた喫茶店だったのです(昭和40年代後半)。
なぜここに立ち寄ったのかまでは覚えていませんが、とにかく親に無茶を言って
注文してもらったものの、苦くて苦くてコーヒー皿に添えられた銀の小カップに入ったミルクを
何杯も入れてもらい、それでも結局少ししか飲めなかった事を覚えています。
駅前広場を含む町並み、家並みは現在は再開発され、当時を偲ぶものは無くなっていますが、
記憶は鮮明に残っています。
現在もこの土地を訪れた際は、素通りせずに必ず駅前に立ち寄って
缶コーヒーを買うようにしています。
ごく僅かな人にしか話していない事だったので、この機会に書いてみました。
訪問撮影日:2004年10月22日
《コメント》
現在の駅舎です。
駅前広場や周辺の店も含め、地元の人たちの生活に密着した、
非常に多目的かつ明るくて親しみやすいスペースに生まれ変わりました。
特急「やくも」も何本か停車します。