伯備線 生山駅
《コメント》 伯備線の岡山県と鳥取県の県境にほど近い山あいにある駅です。 上の写真は2代目の駅舎です。 実はこの駅(土地)には作者にまつわる重要なエピソードがあります。 作者が幼少の頃、生まれて始めてコーヒーを飲んだのが、 初代駅舎の前にかつて存在していた喫茶店だったのです(昭和40年代後半)。 なぜここに立ち寄ったのかまでは覚えていませんが、とにかく親に無茶を言って 注文してもらったものの、苦くて苦くてコーヒー皿に添えられた銀の小カップに入ったミルクを 何杯も入れてもらい、それでも結局少ししか飲めなかった事を覚えています。 駅前広場を含む町並み、家並みは現在は再開発され、当時を偲ぶものは無くなっていますが、 記憶は鮮明に残っています。 現在もこの土地を訪れた際は、素通りせずに必ず駅前に立ち寄って 缶コーヒーを買うようにしています。 ごく僅かな人にしか話していない事だったので、この機会に書いてみました。 |
訪問撮影日:2004年10月22日 |
《コメント》 現在の駅舎です。 駅前広場や周辺の店も含め、地元の人たちの生活に密着した、 非常に多目的かつ明るくて親しみやすいスペースに生まれ変わりました。 特急「やくも」も何本か停車します。 |