土讃線 繁藤駅

訪問撮影日:2006年5月4日
《コメント》
駅前には国道32号線が走っており、一見山あいにある普通の駅です。
しかし、この駅はかつて重大な災害に見舞われた忌まわしい過去を持っている駅です。
昭和47年、駅の裏山で土砂崩れが発生。救助作業中に2次災害で大規模な土砂崩れが起こり、
駅舎や構内、列車を飲み込みました。死者は60人にものぼったそうです。
近くの川底には犠牲になった住民や列車利用客、救助中だった消防団の御霊と共に
DF50と客車の魂も眠っていると聴いたことがあります(詳しくは文献等を調べてみてください)。
駅の近くには慰霊碑も建っていました。