土讃線 新改駅
《コメント》 坪尻駅と並ぶ土讃線のスイッチバック駅です。 車両の乗り入れが事実上不可能な谷底にある坪尻に対して、山の中にある新改駅は 一応車でのアクセスも可能です。 しかし鉄道としての難所ぶりは猪鼻峠(坪尻)以上のようで、勾配と急カーブが連続する中に 非常に多くのトンネルがあり、C58が走っていた時代は機関士の中毒事故が絶えず、 その事もあって四国地区でSLからの無煙化がいち早く推進された区間だったようです。、 今では振り子のディーゼル特急やステンレス製気動車が軽快に走り抜けており、 駅の周囲に生活の気配が全く無いのは坪尻と同じ。 この駅の存在意義も殆ど無くなっているのでしょう。 やはりここも四国の秘境でした。 |