姫新線 岩山駅

訪問撮影日:1992年3月X日
《コメント》
新見駅から姫新線に乗って1駅目、ここ岩山駅はかなり年季の入った木造駅舎が残されています。
岡山県も木造駅舎は減少傾向で、姫新線も例外ではなく周辺の駅舎は順次改築が進んでいます。
ローカル線の木造駅舎は昭和の貴重な生き証人。
岩山駅はいつまでこの姿で生きながらえるのでしょうか。
訪問撮影日:2021年4月24日
《コメント》
今は使われなくなった2番ホームに、良く手入れされたウコン桜の一本木があります。
駅が開業して間もない昭和5年の植樹と言いますから、
この地で姫新線の歴史をずっと見続けてきた古木という事になります。
少し緑がかった黄色っぽいウコン色から、薄いピンク色へと
色合いが少しづつ変わりながら咲く綺麗な花です。

作者の故郷新見市には古い駅舎がいくつも残っており、
桜が植えられている駅も多いのですが、
その中でもここ岩山は、芸備線矢神駅のギョイコウ桜と並び、
古桜のある駅として双璧です。