津山線 福渡駅
| 《コメント》 福渡は津山線の中間地点。 作者が生まれた頃は御津郡でしたが、2009年からの岡山市の政令指定都市化に先立ち、 2007年、岡山市北区に合併されました。 岡山市も広くなったものです。 周辺は役所支所や金融機関、病院など、津山線の沿線では比較的「町」となっていて、 午前中は福渡駅発着の列車も存在します。 かつては急行「砂丘」も停車していました。 明治時代(!)の中國鉄道開業にルーツを持つ明治42年建築(!!)とされる駅舎ですが、 ついに老朽化により取り壊し→簡易駅舎への改築が行われる事となり、 待合室内にはさよなら寄せ書きの掲示板も置かれていました。 この駅の改札口も、長い時代に渡って多くの人々の出会いと別れ、旅立ち… 様々な想い出が行き交う舞台となっていた筈です。 駅舎がなくなるのは残念ですが、今まで本当に「お疲れ様でした」と心の中で思いつつ シャッターを切りました。  |