津山線 福渡駅

訪問撮影日:2025年9月13日
《コメント》
福渡は津山線の中間地点。
作者が生まれた頃は御津郡でしたが、2009年からの岡山市の政令指定都市化に先立ち、
2007年、岡山市北区に合併されました。
岡山市も広くなったものです。
周辺は役所支所や金融機関、病院など、津山線の沿線では比較的「町」となっていて、
午前中は福渡駅発着の列車も存在します。
かつては急行「砂丘」も停車していました。
明治時代(!)の中國鉄道開業にルーツを持つ明治42年建築(!!)とされる駅舎ですが、
ついに老朽化により取り壊し→簡易駅舎への改築が行われる事となり、
待合室内にはさよなら寄せ書きの掲示板も置かれていました。
この駅の改札口も、長い時代に渡って多くの人々の出会いと別れ、旅立ち…
様々な想い出が行き交う舞台となっていた筈です。
駅舎がなくなるのは残念ですが、今まで本当に「お疲れ様でした」と心の中で思いつつ
シャッターを切りました。