木次線 出雲坂根駅

訪問撮影日:1984年1月2日
《コメント》
島根県の山奥にある、全国で唯一の3段スイッチバックを持つ駅です。
駅構内に湧き出る「延命の水」も旅行者によく知られています。
現在は駅前を国道314号線「おろちループ」の新線が通っており、
ドライブ途中に立ち寄る人や「奥出雲おろち号」の乗客などで観光シーズンは賑わいます。
写真は初めてこの地を訪れた昭和59年冬のもので、駅前には道すら無く、
周辺の様相は現在とは全く異なっていました。
雪が深いうえにお正月という事で周囲は人通りも車の往来も無く、
ひっそりとした「陸の孤島」でした。
よく見ると駅舎入り口に悪ガキ達がこしらえたと見られる人相の悪い雪だるまが並んでいます。