解  説




kawatinosiki

河内の四季



 この曲は、大阪文化団体連合会、八尾市文化振興事業団の委嘱により、河内
の四季を謳った四首の和歌を基に作曲されました。和歌は大阪歌人クラブの会
員によるものです。

  【歌詞】

    松頼に こもる堂塔 春いまだ
         霞もさむし 信貴のみ山は     (作)村上昭房
    頂に のぼれば涼し 生駒嶺に
         夏鴬を しみじみときく      (作)岩崎 糸
    河内野に 秋過ぎぬらし 日は照れど
         信貴の峯おろし 稲架鳴らし吹く  (作)村田道子
    北風を避けて入り来し 路地裏に
         祠あり 黄の菜の花ともる     (作)松岡裕子

1999年6月 作曲


kawatinosiki.mp3/281kb