解  説




oyama no hana

女形の華



 この曲は、大阪文化団体連合会の委嘱により、幕末から明治初頭にかけて一
世風靡した、天才女形・三世沢村田之助の半生を描いた山根木よしたけ氏の詩
を基に作曲され、後に箏手付部分を中心に改作されました。

    【歌詞】

      色香とは 言うにも稚き 薄紅梅
               一輪ほどの 艶眦に
      わが身さえ いとしみきれぬ 夢桜
               芝居の精を うけていろづく
      命より 美の継続を 求めたる
               女形の葩の くれないはかな

1994年6月 作曲
2012年10月 改作




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