解 説
yume sanya
夢 三 夜
この曲は三章より成り立っており、邦楽で多く用いられる旋法と、それに導 音効果をより高める音を加えた旋法とで出来ています。一章はその二種類の旋 法を対比させながら静かに進行し、二章ではその特殊な効果を持つ旋法を展開 させる事により、心象の世界を激しくさまよいます。そして三章では一章と同 様二種類の旋法の対比の中を揺らぎながら曲は静かに終わります。
1988年9月 作曲
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