解 説
sara
沙 羅
沙羅は沙羅双樹として知られていますが、釈迦が沙羅樹の林で入滅した 際、その四方にあった2本づつの沙羅樹が釈迦の上をおおったと言われて います。この沙羅樹は常緑樹で高さ30メートルにも達し、2本づつ対に なって生えています。二面の箏がこの対の沙羅となり、芳香を放ちながら、 大きな葉を携え、天高く伸びていく様を織り成して行きます。
1988年5月 作曲
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