解 説
himiko
卑 弥 呼
魏志倭人伝によると、三世紀中頃、邪馬台国に「卑弥呼」という女王がいた。 「卑弥呼」は祈祷師として大きな力を持ち、その信仰の力で人々の生活を大きく 支配していた。「卑弥呼」は城柵を張り巡らせた宮殿の奥深くに住み、千人もの 奴婢を従えていた。大陸との国交が行われ、国が隆盛を極めようとする中、や がて国内でも内乱が起こり、「卑弥呼」の運命も終結を迎える。 伝説の人物「卑弥呼」の数奇な運命を、語りと箏と尺八とで描きます。
1983年10月 作曲 1986年7月 改作 1998年6月 再改作
序曲/himiko.mp3/526kb