In-Tence バックナンバー

トップページに不定期で連載しているIn-Tenceのバックナンバーを並べただけのページです。

In-Tence《Introduction Sentence》 No.9
【毎年春の呆れる発表】
 さあ今年もやってきた。“新入社員のタイプ”が発表されるシーズンが。新入社員の傾向を一言で表すというあの発表だ。私がこの調査について初めて知ったのはバブル期。あの勝手な決め付けと強引な解説を聞くたびに、どこの馬の骨ともわからない者に好き勝手言われる新入社員を哀れに思ったものだ。

 百万人単位の新入社員を一言で片付けようとする強引さに、古き良き時代の日本を感じるこの調査。1973年以来、長らく坂川とかいう爺さんが自己満足で付けていた。しかしついにネタ切れになったのだろう、2002年からは社会経済生産性本部という、あまり生産性が高そうでない団体に命名が引き継がれた。

 しかし、カメラ付きケータイ型(2003年)、ネットオークション型(2004年)、そして今年の発光ダイオード型、どれを取っても強引さ、不自然さを感じずにはいられない。無理やり“時の言葉”を使っているものの、説明が強引で納得性に乏しいからだ。

 この調査は、間もなく職場にやってくる新入社員に余計なフィルターをかけてしまいかねない。いい加減、いろいろなタイプの人間をひとくくりにすることが限界であると認め、命名を中止していただきたいものである。


In-Tence《Introduction Sentence》 No.8
【車載温冷庫】
 先日、新潟県吉田町にある某メーカー製の“適温ボックス”なる製品を購入した。この適温ボックスは、簡単に言えば、保温もできる車載用冷蔵庫のようなものである。
 なぜそんなものを購入したか。私は、食べ物を中心とした、地域の名物を買いあさるのが好きである。そういった名物の中には、“要冷蔵”、まれに“要保温”の食品があり、これを持ち歩いたまま旅を続ける機会も多い。購入から半日程度で家に到着すると見込まれるときは、要冷蔵の食べ物でも、さほど気にせずに持ち帰っている。それ以上かかるときは、食べ物を包装された状態のままビニール袋に入れて、そのビニール袋をホテルの窓からぶら下げ、自然の冷却効果でもって冷蔵したりしていた。悪天候や熱帯夜などの理由で、それさえ難しい場合は、やむを得ずクール便を使っていた。
 冷蔵庫を車で使うとなれば、気になるのは消費電力である。この適温ボックスの消費電力は100Vで60Wである。一方のマイカーについているコンセントの容量は100Vで100Wまでなので、安全面に問題はないと思われる。もともと車載用なので、当然といえば当然であるが。
 大手電機各社ではカバーしきれない、ニッチ市場を見事に捉えた(と私は思う)この適温ボックス。値段は、某家電量販店で1万7千円弱で、これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれだと思うが、私はお得だと思う。やや図体がデカく、気軽に持ち運ぶというわけにはいかないが、遠出の際には、このハコにお供をお願いすることが多くなりそうだ。


In-Tence《Introduction Sentence》 No.7
【時期ごとのテーマソング】
 私には、時期ごとのテーマソングというものが自分の中で存在する。とは言っても、別に、それは高尚なクラシック音楽などではなく、普通のJ-POPである。加えて、それはその時代に流行った曲とも限らず、なぜ自分の中でテーマソングになっているのか、明確な理由は分からない。発売後10年を経て、ある時代の自分のテーマソングになることもある。自然と、そのときの情景が、下手するとそのときの会話まで浮かんでくるのだ。
 自分は数字好きだし分析好きだ。自分のホームページの中で、わざわざ経済効果云々とかやっているくらいである。基準が明確化できないものには、あまり興味が湧かない。物語文を読んで、「花子の気持ちを答えなさい」なんて、「知るか」と言いたくなったものだ。自分はこう思うということは大いに言いたいが、その正解不正解を判定されるなんて冗談じゃない。
 そんな自分が、ふと、テーマソングを聴く。それは、やっぱり自分は人間なんだなぁと感じる瞬間だ。


In-Tence《Introduction Sentence》 No.6
【合計114%?】
 某スポーツ誌によると、人気グループのSMAPの5人が主演した番組(というかドラマか)の視聴率の合計が114%近くに達したということだ。しかしながら、ちょっとでも数学的なセンスがある人なら、この114%という数字は、全くナンセンスなものであると感じるだろう。
 パーセントというのは、言うまでもなく、全体を100%としたときの割合を表したものである。視聴率に関して言うならば、調査対象世帯全体を100%としたときの、実際に番組を視聴している世帯の割合である。このことさえ理解していれば、視聴率を単純に合計して114%なんというバカな発想は生まれてこないはずである。114%という数字は、確かに誇大見出し命のスポーツ紙的にはインパクトがあるかもしれないが、そのインパクト効果は、あくまで、全体を100%とするという前提があってのことである。

 こういうのを数字に踊らされているというのだろう。

 数ある業界の中でもとりわけ就職が難しく、学歴をはじめとして、相当に選りすぐられた者たちが入っているであろうマスコミ業界。スポーツ紙とはいえ、仮にも文章を書くことが仕事である記者が、このような理解力不足を露呈した記事を堂々と掲載してしまうことが不思議でならない。一応頭が良いはずなのだから、たとえば、
この1月から、SMAPの5人が主演しているドラマをどれも見ていないのはたった○%
という少し変わった視点で記事を書いたりしてはどうか。

 ちなみに○の答えは、27(%)。(もし間違っていたらご指摘ください)
 なんだ。”たった”ってほど少ないわけじゃないんだ・・・と、新たな発見がある。マスコミ君たちは、いつも我々にそういう発見を伝えて欲しいものである。


In-Tence《Introduction Sentence》 No.5
【まずは○○まで。】
 この表現、電子メールや手紙でよく使う。ほとんど決まり文句と化していて、私自身も、仕事上のメールでは時々使っているが、なんともいいかげんな表現であると思う。なぜなら、多くの場合、”まずは”の段階で物事が解決してしまうからである。たとえば、あるお店のお客様アンケートに、下のように書いた人がいるとする。

衣料品売り場の方、名前はちょっとわからないんですが、すごく良い対応で、感激しました。
今まで、あれほど丁寧かつ迅速に応対してくれた店員さんには会ったことがありません。おかげで、良い買い物ができました。本当に有り難うございました。
まずはご連絡まで。


一見、普通の”お客様の声”のようだが、まともに読むと、何かおかしい。まずはご連絡って、相手の名前もわからないのに、その次の連絡はどうするのだろうか・・・。

と、まともに正面から意味を受け取る者には、日本語は非常に不都合に出来ている。まあ、上の例のような場合は、”まずはご連絡まで”の一回で終わるのが普通であり、その次の連絡などしない。実際、世の中はそのように動いている。どうでも良いことであるが、”まずは”とするからには、”その次”がないのは何か不自然であると思うのは私だけだろうか。多分私だけだろうが・・・(笑)


In-Tence《Introduction Sentence》 No.4
【現金は最後に。】
 少し前、確かYAHOOかどこかで見たのだが、ATM(現金自動預払機)操作中に、背後から「お金が落ちてますよ」と話しかけ、注意をそらせた隙に現金やキャッシュカードを奪い取るという被害が最近多発しているらしい。犯行は複数犯とみられており、実際に強奪を実行する者や、暗証番号をチェックする者などがいるようだ。よって、現金を奪えずともキャッシュカードを奪ってしまえば引き出せてしまうというわけである。キャッシュカード・通帳(あるいは明細)が一度出てきて、それらを取り終わってから現金が出てくるATMならばまだ良いが、全部同時に出てくるATMの場合、とかく注意が現金のみに行ってしまいがちである。前から思っているのだが、現金を引き出すときのATMの動作は、役所かどこかが音頭をとって、銀行・郵便局・コンビニなど、全て統一したほうが良いと思う。具体的には、一度現金以外のもの(通帳・キャッシュカード・明細など)が出てきて、それらを全て取ってから初めて現金が出てくる、という方式に統一してほしいと思う。通帳やキャッシュカード・現金が全て同時に出てくるようなATMは、犯罪を助長しているようなものだ。それだけいっぺんに出てこられては、片付けるのに手間がかかり、結果として大きな隙ができてしまう。2000円札への対応に比べれば、ATM動作順序の統一はそんなに難しいことではないと思うのだが、どうだろうか。


In-Tence《Introduction Sentence》 No.3
【できればNTTグループに金を払いたくないが・・・】
 表題からいきなり乱暴なことを書いてしまったが、何を隠そう、私の携帯はドコモである。世の中、アンチNTTはかなり多いと思われるが、それでもまだまだNTTは強い。アンチならおとなしく携帯をドコモ以外に変えたいところであるが、放浪癖がある私にとって、ドコモ以外のキャリアでは、携帯の通じない地域があまりに多すぎて不安である。また、ドコモの絵文字はドコモでしか使えないなんていう理由もあったりする。
 とまあ、ともかく、かなり消極的な理由でドコモを選んでいるのだ。できればドコモに払う金は少なくしたいので、この4月から、新たにDDIポケットのPHSを導入し、メールをはじめとするデータ通信についてはPHSに大部分置き換えることとした。従来はドコモに1ヶ月6000円〜7000円程度払っていたが、現在はドコモに4000円、DDIポケットに月2500円程度を支払っている。支払う合計額に大差ないが、支払額の一部がNTT系以外に充当されているというだけで何とも言えない満足感である。
 ドコモをはじめ、NTTグループは、料金を安くしようと思えばできるくせに、普段は暴利をむさぼり、通信に関する法律や規制などをやっとの思いで乗り越えたライバルが現れると、「しょうがないな」という感じで、そのライバルよりちょこっと安い料金を設定するという悪癖がある。「ほんとはやるじゃん、ドコモの料金♪」などと言っているCMは、まさにNTTグループの体質そのものである。「ほんとはやる」のだが、「普段はサボっている」のだ。よくもまあ悪びれもせずあのようなCMをするなあと思わざるを得ない。
 私の生活に最も直結するNTTグループの企業がドコモだということで、ここではドコモのことばかりを書いたが、NTT東日本・西日本なんかはもっとひどい。固定電話はもはや斜陽であるが、今後、光伝送路など、新時代の回線がNTTグループに握られないよう祈るばかりである。


In-Tence《Introduction Sentence》 No.2
【コーヒーショップを選ぶ 続編】
 ネタが思いつかないので、またまたコーヒーショップの話。
 私の勤務地が少しだけ移動した。今までの場所は、ドトール・スタバ・タリーズ・カフェベローチェと、なんでも揃っていたのだが、今回の場所は、5分くらい歩かないと、そういった大衆向け(=安い)喫茶店がない。外出帰りとかならともかく、仕事中に行くにはちと遠い距離である。
 仕方ないので、近くにある店に目を向けてみる。米国のサンドイッチ屋チェーンであるサブウェイという店がある。サブウェイは、扱っているものが多少違うものの、だいたいマックやモスやケンタなどと同列であろう。コーヒーに期待が持てるわけがない。が、とりあえず行ってみた。
 行ってみてびっくり、本業のサンドイッチを売る気があまりないのか、向こうはドリンク回数券なるものを用意していた。5回分で800円、1回あたり160円。サブウェイでは、コーヒー類は、コーヒー(税抜180円)のほかに、ラテ(税抜200円)という、ファーストフードにあるまじきおしゃれ(?)なものも扱っている。しかも、回数券で、追加料金なしでラテが楽しめてしまうのだ(ラテで回数券使用の場合の割引率は20%ということになる)。肝心の味のほうは、さすがにおいしくはないが、徒歩距離の短さ・値段等を考えると、我慢できる範囲である。
 ファーストフードの飲み物なんて、と思っていたが、サブウェイのドリンクは思ったより使えることが判明、これからひいきにさせていただくことにしたい。でも、ドトールの味+価格もやっぱり魅力的だなあ。


In-Tence《Introduction Sentence》 No.1
【コーヒーショップを選ぶ】
私は最近、ドトールコーヒーをはじめとしたコーヒーショップによく足を運ぶ。かつては、値段的にドトールくらいしか行く気がしなかったのだが、働く場所が都心ともなると、ドトールのような安い店ばかりではない。それでも、ドトールの(アイス)コーヒーは、安いという利点以外にも、たとえ氷が溶け出しても、それをものともしない苦さということで、私は気に入っている。価格+味で、アイスコーヒーに関して、ドトールは文句なしの第1位なのだ。
ところが、アイスコーヒーと並んで私がよく飲む「ラテ」に関しては、事情は違ってくる。ドトールのラテは確かに他の店(スタバなど)と比べると安いのだが、安いなりの味しかしないというのが正直なところだ。ラテに関しては、100円ほど高くても、スタバやタリーズコーヒーのものを選択することになる。
1種類の店しか行っていないと味の差は分からないが、他の店にも行って比較してみると、ずいぶんと各店で味の特徴が違うのに気づく。快適に仕事をするため、自分に合ったコーヒーショップ選びは非常に重要なのである。
 

Produced by Takashi Kosugi
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