犬No.1「クー」♂
よその家の飼い犬だったが、その家がケニアを離れる際、我が家に引き取られた。かなりのおじいちゃんで、獣医でも「こんな老犬はじめて見た!」と珍しがられるほど。大きな声でよく吠えるが、実はおとなしい性格。最近ボケが深刻で、誰もいないのに何かを追うかのように吠えながら庭を駆け抜けていくところがよく目撃されている。
犬No.2「ポン太」♂
前いた使用人がどこかで買ってきたため年齢不詳。一番のケンカ好きで、よく隣の家に侵入しては隣の犬にケンカをふっかけているチンピラ犬。人間の前では嘘のように大人しいが、やきもち焼きで、他の犬を可愛がっているとむりやり間に割り込んでくる。何をしても逆らわない無抵抗主義だが、何か訴えたい時には前足を人にかけてアピールするクセあり。雨上がりに赤土のついた足でこれをされるとかなりダメージ大。
犬No.3「エリー」♀
今年3月、KSPCA (Kenya Society for Protection and Care of Animal)からもらってきた犬。昔虐待されていたらしく、極度に人見知りで用心深い。そのわりに脚を骨折し、約1ヶ月ギプス生活を送った。その影響で普通のお座りではなく両足を揃えるオネエ座りがクセに。何をするにもおっとりした動きで、よく餌を他の犬にとられたりしているが、あまり動かないためか最近はおなか周りが太くなってきた模様。大好物はわさびしょうゆ味のアボガド。
犬No.4「小梅」♀
クーが弱ってきたので、その後釜にすべく最近KSPCAからもらってきた犬。
KSPCAの大部屋で激しい生存競争の中育ったためか、一番抜け目が無く意地汚いが、「キャン」と鳴くまで蹴ったりしたお陰で、今では肉を前に「待て」ができるまでに成長。まだ生後半年くらいで見た目はとても愛らしいが、たまにリスを捕まえ、頭からガリガリ食べていたりするので油断できない。
犬No.5「名前未定」♀
強盗事件の後、警察犬訓練所からもらってきた犬。訓練所で見たときはとても勇ましく怖そうに見えたが、移動の車内ですでにちびっていたことからも、実はかなりの小心者と思われる。手配してくれたKarisaは、「純粋なジャーマンシェパードだ」というがどうみても雑種。
犬No.6「名前未定」♀
No.5の姉妹犬。本来の飼い主のご好意(?)により、しばらく我が家で暮らすことになった。No.5よりも荒々しい性格で、使用人のBensonもなんどか家から追い払われそうに・・・。エサを独占したいときのうなり声はかなり怖い。しかし最近は犬No.1クーになつき、じゃれついてはウザがられている。
ガチョウ
もともと7羽だったが、ヒナが生まれて13羽の大所帯に。昼間は小屋から出しているため、庭を自由にうろつきまわっている。他の生き物が少しでも近づくと警戒音を発し、それでも相手がひるまないとクビを伸ばし果敢に攻撃をしかける。一度襲われかけたので全力で蹴りをお見舞いしたところ、鼻血をだしてよろよろと逃げていった。犬No.1クーにちょっかいを出し、頭を丸ごとカプリとくわえられたこともある。その攻撃性と鳴き声に着目し、泥棒よけの警報機として使えないか現在検討中。

ニワトリ

鳴き声ねらいの父と、卵ねらいの夫と、ヒヨコねらいの嫁のニーズが一致して我が家にやってきた新顔。最初ニワトリ屋で3羽(♂♀♀)購入したが、朝鳴かないため、新たに2羽(♂)をもらってきた。雄鶏同士の激しい闘いが何度か繰り広げられたが決着はいまだつかず、小屋の中ではビミョウなニワトリ模様が展開されている。雌鳥を巡る恋の行方も要注目。そういえば雌鳥も卵を生まない。
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犬 vs ガチョウ その1
ドッグフードがやけに早く無くなると思ったら、ガチョウに横取りされていた。
左は、盗み食いの現場を犬No.1クーに発見され、犯人たちが慌てて逃走する緊迫のシーン。
ちなみにこのガチョウたち、もっとおなかが空くと隣家にぞろぞろと侵入し、馬の飼葉を失敬しているらしい。いつ隣人に怒鳴り込まれるか、戦々恐々の毎日。
犬 vs ガチョウ その2
逆にガチョウ小屋の近くでは、犬のほうが立場が弱いらしい。
ただのんびりと昼寝をしていただけなのに、ガチョウ軍団に追われて撤退する哀れなポン太の図。
ホロホロ鳥
隣で飼っているホロホロ鳥が、よく我が家の庭をウロウロしている。すごく美味しいという噂をきき、あわよくばつかまえて食べてしまおうかなどと家族で話していたが、一度肉屋で冷凍肉を買ってきて鍋にしてみたところものすごく不味かったので、今は注目度ダウン。
正体不明の鳥
気がつくとよく庭にいる野生の鳥。くちばしが長くサギのような顔をしているが、足は短い。ある日、裏庭がやけに騒がしいので様子を見に行くと、木に止まったこの鳥と地上のホロホロ鳥がギャーギャーと鳴き交わしていた。他人の庭で騒ぐなー!
小鳥 その1
庭の木に群がっている小鳥達を呼び寄せようと、テラスにパンくずなどを撒いてみたところ、見事に作戦成功。小さい餌にはこの赤い鳥と青い鳥、大きめの餌には黄色い鳥が寄って来る傾向あり。
小鳥 その2
ついでに大きな皿に水を入れて置いてみたところ、小鳥がつぎつぎと水浴びに訪れるように。特に暑い日中などは大人気で、水浴びを終えた鳥は「あーさっぱりした」といわんばかりに爽やかに飛び去っていく。