トラムの乗りかた

2008.4.10
2021.10.1価格情報更新
現在バーゼルでは、世界最大の宝飾・時計見本市、BASEL WORLDが開催中。こないだ会場近くに行ってみたら、都会っぽい人やお金持ちっぽい人がたくさんいて緊張しちゃいました。

普段はほとんど見かけないアジア人も、町のあちこちでみかけます。トラムを乗り間違えたのか、コロコロを持って右往左往してる人もいたりして、思わず助けてあげたくなるほど(助けませんでしたが)。

そこで今回はバーゼルでのトラムの乗りかたを簡単に説明してみます。

バーゼルフェア前日。どことなくそわそわしてる街並みをとったつもりが、こうしてみると平和そのもの。

自動券売機
まずはこちらのページから路線図をダウンロード。紙の路線図は観光案内所やBarfusserplatzのトラム駅にある窓口でももらえます。

チケットは、各トラム駅にある自動券売機かキオスクで買います。
自販機は@チケットの種類を選ぶ A表示された金額を入れる B切符がでてくる という仕組み。

普通に街中を移動するなら「ZONE1」のチケット(3.8フランで1時間有効)、もし4駅以内なら「K」のチケット(2.3フランで30分有効)が必要です。1日券(9.9フラン)やU-ABOと呼ばれる定期券(月80フラン、年800フラン)もあり、観光であちこちいくのであれば1日券を買っちゃったほうがラクかも。住民は回数券か定期券を買っている人が多いようです。定期券以外はHalf fare cardがあれば割引(Reduziert)で買えます。6歳までの子どもは親と同乗なら無料、7〜16歳はReduziertの切符が必要です。ただしJunior cardがあれば16歳までは親と一緒なら無料で乗れます。


どの路線も昼間はだいたい7分間隔くらい

多くのトラム駅には、右のような電光表示があり、何分後に何番のトラムがくるのかひとめでわかるようになっています。特に街中では駅と駅の間隔が近いので、たとえば5分待つなら隣まで歩いちゃったほうが早いな、とかいうこともよくあります。

トラムが来たら、ドア近くにある丸いボタンを押してドアを開け乗り込みます。降りるときも、ドア近くのボタン(つかまる棒のところにある)を自分で押して開けます。バーゼルの人はとても親切なので、トラムに乗ろうと走ってくる人を見つけると、他の乗客や通りがかりの人が、このボタンを押して待っててくれたりします。


飲食禁止、カメラで監視してるよのマーク。
人には親切だがルールは厳格なスイス。
せっかく高いお金を出して買ったチケットですが、実は乗るときも降りるときも必要ありません。たまーに検札係の人が乗り込んできて、抜き打ち検査をするのみ。

ただ、これでチケットを持っていないのが見つかるととんでもない額(正確な金額忘れました)の罰金をとられるので、無賃乗車をする人はまずいないのだそうです。

ところでこの検札係、去年は1ヵ月に1度くらいの割合で遭遇していて結構厳しいなあと思っていたんですが、今年に入ってからまだあってません。なぜだろう・・・せっかく1年定期買ったのに・・・。


HOME TOP