スイスの公用語は、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語。
地方によって使っている言葉が違います。
バーゼルはドイツ語圏なので、街にある標識や看板はぜんぶドイツ語、
人々が話す言葉はスイス・ジャーマンと呼ばれるスイスなまりのドイツ語です。
典型的なのが、「こんにちは」の挨拶。
ドイツ語は「グーテンターク」ですが、スイスでは「グリュエッツィ」といいます。
「おはよう」と「こんばんは」も「グリュエッツィ」、
お店で「すみません」と声をかけるときも「グリュエッツィ」、
とにかく人と目が合ったら「グリュエッツィ!」。
「ありがとう」はフランス語の「メルシー」を使うことが多いようです。
「さよなら」もフランス語の「アデュー」が一般的で、
これにドイツ語の「シェーネンターク(良い日を)」がついたりします。
なので、買い物するときの店員さんとの会話は
「グリュエッツィ、ダンケ、メルシー、アデュー、シェーネンターク」
とお互いに何語を話してるのかよくわからない状態。
でもスイスの人はまったく気にしていないようです。
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