スイス語?

2007.12.14
スイスの公用語は、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語。
地方によって使っている言葉が違います。
バーゼルはドイツ語圏なので、街にある標識や看板はぜんぶドイツ語、
人々が話す言葉はスイス・ジャーマンと呼ばれるスイスなまりのドイツ語です。

典型的なのが、「こんにちは」の挨拶。
ドイツ語は「グーテンターク」ですが、スイスでは「グリュエッツィ」といいます。
「おはよう」と「こんばんは」も「グリュエッツィ」、
お店で「すみません」と声をかけるときも「グリュエッツィ」、
とにかく人と目が合ったら「グリュエッツィ!」。

「ありがとう」はフランス語の「メルシー」を使うことが多いようです。
「さよなら」もフランス語の「アデュー」が一般的で、
これにドイツ語の「シェーネンターク(良い日を)」がついたりします。

なので、買い物するときの店員さんとの会話は
「グリュエッツィ、ダンケ、メルシー、アデュー、シェーネンターク」
とお互いに何語を話してるのかよくわからない状態。
でもスイスの人はまったく気にしていないようです。


めったに見ない日本語発見!お茶専門店にて。

「FACE」って書いてあるし見ため洗顔っぽいし。
スイス・ジャーマンはあくまで話し言葉なので
新聞やレターなどは標準ドイツ語で書かれています。

商品の名前や説明書きなどはたいてい、ご丁寧に
ドイツ語、フランス語、イタリア語の3ヶ国語が併記されています。
もうひとがんばりして英語も書いてくれればよいのですが
なかなかそうはいかないようで、結構困ることがあります。

引っ越してまもなく、洗顔クリームがなくなったので
スーパーでそれらしきものを買い、使ってみたのですが、
ヌルヌルするばかりでぜんぜん泡立ちません。
辞書で調べたら、アイメイクのリムーバーでした。おしい!
わかってからよく見れば、ちゃんと目のイラストも・・・。
おかげで「AUGEN = 目」というのだけしっかり覚えました。
来年からドイツ語学校通います(遅)。


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