お国柄なのか学校の方針なのかは不明ですが、フランス語の授業を受けてみて
ドイツ語と違うなあと思ったのが最初のアプローチ。 ドイツ語はまず文法の基礎を
きっちり学んでから、それを使って話してみよう、という感じでしたが、フランス語は
細かいことは後でいいからとにかくしゃべっちゃえ、という感じ。
たとえば2日目にやらされた「パーティーで出会った初対面の2人が挨拶を交わす」
という設定のロールプレイングでは、隣の人と組になってセリフを考え皆の前で発表
するのですが、まだ挨拶と自己紹介ぐらいしか習ってないので「お名前は?」とか
「お住まいはどちら?」などの質問ができず、「私の名前は◎◎です。あなたは?」
「私は主婦です。あなたは?」などお互いがひたすら自分発信を続ける展開に。
それでもなんとなく会話が成立するのが新しい発見ではありました。
自分発信といえば、やけに重点を置かれたのが「私は・・・が好きです」の表現。
まず「好きです」「とても好きです」「最高に好きです」と 3段階の言い方を教わり、
隣の人と組になって練習。その後、各自好きなものと嫌いなものを3つずつ紙に
書いて提出したものを先生がランダムに読み上げ、全員で「私も好きです」とか
「私は嫌いです」とか答えるという練習を延々やらされました。生徒数14人×6個、
「トランプ」とか「黄色」とか好きでも嫌いでもないようなお題も多く、最後のほうは
イエス・ノーをはっきりいいましょう、の訓練みたいになってきてつらかったです。
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トメオの間違った使用法その2。
ある日気がついたら、夫によってこんな場所に
出動させられてました。「コノドアハ、タカイナー」
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